もへんじょ=だろの不定期更新日記
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2015年06月11日(木) 北海道放浪日記〜網走番外地〜

今日から北海道〜
道東エリアです!!

去年の6月は根室、釧路と旅したので(過去日記参照)
今年は網走、知床と回って道東エリアを制覇したいと思います!!


メンツは去年と変わらず俺、ミッキーと老ちゃん(笑)



何時も通りに前日の夜我が家を出発し、先に横浜駅で老ちゃんを
拾って合流済みのミッキー
俺が着くまで2人ともミッキー車で駐車場で仮眠していて貰います。


2時頃、俺がミッキー駐車場へ到着。
目の前のコンビニで飲み物とかを買ってから出発です。

何時ものエイトパーキングに車を預けるので、これも何時も通りに
夜中の内にパーキングの目の前に到着し、車内で仮眠です・・・・・

6時前に起床し、車をパーキングに預けてから彼らの車で
『羽田空港』へと送って貰います。
羽田空港を7:00発の便だったので、そんなに空港で待たずにすぐに
搭乗手続きです。

今回は直接現地入りする朝一の便が満席で取れず、直通便の次発では
現地に着くのが昼過ぎになってしまい、それは避けたかったので色々
検討した結果、羽田から新千歳経由で網走方面へ向かうプランに
なりました(汗)

予定通りに飛行機は離陸し、特に揺れる事もなく、現地が濃霧だの
悪天候だので着陸出来るか分かりませんだのも無く無事に定刻通りに
『新千歳空港』に8:30着です(笑)

そこから新千歳空港内を移動し、道内便で網走方面の『女満別空港』を
目指します。
新千歳空港を9:30発の便だったので暫し待ちます・・・
新千歳〜女満別はプロペラがついた小さな飛行機での移動になります

空が荒れたらこのサイズだとメッチャ揺れるんだろうな〜(汗)



ま〜そんな不安も何のその!
全く揺れずに快適なフライトでした♪


さて
やや予定より遅れて10:20
女満別空港に到着です。

天気は曇り

しかし雨が土砂降りじゃなければ余裕です☆
曇りなんてまだまだ俺らの勝ちみたいなものです♪(笑)
って言うか、前日まで悪天候で、更に13日から再び天候が崩れる
予報が出ていて、この2日だけ曇りと晴れって時点で俺らの
完勝でしょう☆


空港を出て、目の前のレンタカー屋で予約しておいた車を借りて
さぁ出発です!

まずは北海道で一番大きな、そして日本で3番目に大きな湖
『サロマ湖』へと向かいます。

因みに1位は琵琶湖。2位は霞ヶ浦です。

折角なので、湖を見下ろして風景を楽しもうと展望台のある
山を登ったのですが、生憎の濃霧で湖?何処??って感じです(涙)



仕方がないので、まずは湖の畔の道の駅で朝食だ!(ヲ)



ホタテをタレで焼いたものや、ご当地の豚を使った豚丼などを貪ります!
セットで付いてきたホタテのスープが口内火傷する程メチャ熱かったが
メチャ美味かったです(笑)


食後、来た道を戻りつつ見晴らしの良い場所で車を停めて湖を
眺めておきました♪


さて、網走市内に戻ってきてここから続けて色々回って行きます!
まずは『桂ヶ岡チャシ』


・・・・・・・・・・さっそくマニアックでゴメン(汗)

近世アイヌ文化期の遺跡で別名「桂ヶ岡砦」
近世アイヌ文化期の築造とされる内外二重の堀で囲まれたチャシの遺構で
自然の丘陵の地形を生かして造成されています。
長径32.5m、短径8.4mの規模で、東西に長く、北は自然の断崖、
他の三方は二重の堀をめぐらせている堅固な造りをしたチャシでした。
若干地形が見え難い部分もありましたが、そこそこ見応えのあるレベル
でしたね!

お次は『網走神社』
・・・・・・・今度もマニアックだね、ゴメン(涙)

文化9年(1812年)、近江出身の藤野四郎兵衛が網走川の河口に
弁財天を祀る小祠を作り、漁場の鎮守としたのに始まると云われています。
明治時代、網走に移住した人々が村落を形成し、藤野家に請うて弁財天社
を譲り受け、この地方の鎮守社・氏神としたのが始まりで
後に北見国網走支庁の一ノ宮として定められた神社です。

参道が白いので、白砂か白い砂利でも敷き詰めてあるのだと思って
歩いてみると、何と!貝殻が敷き詰められていて如何にも海関連の
神社だな〜と強く実感しました!



さてさて!
ここいらでメジャースポットへ行ってみますよ〜!!
『博物館網走監獄』!
網走監獄!
・・・と言っても、現在の網走刑務所は別の場所に建っており、
ここは明治時代に建てられた監獄の遺構や資料、当時の復元などを
展示してある資料館です。

と言っても、箱物の博物館的なものではなく、拾い敷地内に
数々建てられた建物の復元内へ入り、その中で資料や展示物などを
見て回ったので予想以上に広く、歩き、時間がかかりました!
ま〜その分楽しかったですがね(笑)

まずは入口でチケットを買い、敷地内へ入場です。

明治時代から網走刑務所で実際に使用されていた建物を天都山に移築・
修復して保存公開している野外博物館。

1896年(明治29年)築の獄舎「五翼放射状平屋舎房」は、刑務所の
施設としては現存日本最古かつ同形式の木造建築としても世界最古!
移築されているとはいえ、明治時代そのままの数少ない大型
建築物としても貴重な存在である。

更に獄舎の中は公開されており、中の房の一つでは、日本の脱獄王と
呼ばれた五寸釘寅吉や白鳥由栄の脱獄シーンが獄中の様々な場面の
囚人たちのマネキンと一緒に展示されていて面白かったです!

・・・この2人。
脱獄に飽きた?後は模範囚として努め、刑期を努め終えた後は2人とも
幸せに生きたって言うのが凄いね!
寅吉は息子に引き取られ最後まで家族と一緒に暮らしてるし、
白鳥なんてアパートの隣りに住んでいて可愛がっていた女の子に
老後は引き取られて面倒を見てもらったって言うから驚いた!!

移築建築物だけでも五翼放射状平屋舎房以外にも
庁舎(国登録有形文化財)
教誨堂(国登録有形文化財)
二見ヶ岡農場建築物群(国登録有形文化財)
煉瓦造独居房(国登録有形文化財)
鏡橋入口哨舎(国登録有形文化財)
鏡橋出口哨舎(国登録有形文化財)
西門哨舎(国登録有形文化財)
裏門(国登録有形文化財)
裏門哨舎(国登録有形文化財)
二見ヶ岡湖畔神社
旧釧路地方裁判所網走支部法廷(内部)
など、文化財の宝庫!!

更に復元された鏡橋、レンガ正門、塀、水門、二見ヶ岡農場正門、
集治監正門、耕耘庫、浴場、休泊所、味噌醤油蔵、漬物庫、高見張り、
木造独居房、炭焼き窯、看守長屋など見所満載で、若干早足で見て
回っても全然見終わらない(苦笑)




さて、予想以上に広くて楽しくて時間を使ってしまったので、ここからは
急ぎ足で次へと移動します!!!

・・・流石は北海道
移動距離が長い(汗)

そして、前の車が遅いな〜と思ってスピードメーターを見ると70km
を超えている恐怖(滝汗)
前に車両が走っていてペースメーカーが居ないと、気が付けば90km
に逝っていた時もあったりなかったり・・・(マテ)



やや内陸に入り、前回の釧路行きで2日目に立ち寄った「阿寒湖」
の近所までやって来ました(過去日記参照)

まずは『屈斜路湖』を見学です♪
まずは湖を見下ろそうと湖を一望出来る『美幌峠』の売店の駐車場に
車を停めて展望台へと上がります。



・・・・・・・・いや〜寒い!
風がメッチャ強くて寒くてキツかったです(涙)


しかし景色は最高です!!
朝は曇っていた空も、網走市内に入った頃から天候も回復してきてくれて
晴れ空になっていたので良かったです♪

屈斜路湖は九州の阿蘇カルデラを凌ぐ日本最大の屈斜路カルデラの中に
ある湖で、周囲57km、面積79.3平方kmもあり最大深度は117.5mと日本で6番目(カルデラ湖で1番)の大きさを誇る
カルデラ湖です!
更に湖内に島があり、その中島は淡水湖内では日本一大きい島で、周囲が12km、面積5.7平方kmもある時点で湖の大きさが想像出来るかと
思います・・・
屈斜路湖には他にも面白い伝説が残っており、昔、屈斜路湖に大きな
アメマスが棲んでいて、湖を渡る舟を波を起こして暴れて舟を沈めて
いたそうです・・・これには神々も手を焼いていました。
それを聞いたアイヌの英雄オタシトンクルがこれを退治に来て、銛で
大アメマスの目玉を突きました。
大アメマスは暴れまくり、オタシトンクルは湖に引きずり込まれそうに
なったので、近くにあった山に銛の縄を縛りつけました。
ところが大アメマスも必死に暴れたため、山が抜けて湖中に崩れ込んで
しまいました。
大アメマスは下敷きになって動けなくなり、その山が今の中島になった
と云われています。

・・・・何ともスケールの大きな漁法ですな(笑)
因みに今でもこの付近で地震が起こるのは、中島の下の大アメマスが
死にきれずに暴れる為だと云われています(苦笑)

ま〜後は最近だとクッシーなる恐竜が出たとか言う説も
ありましたね(嘲笑)




屈斜路湖まで降りて行き、湖畔に車を停めて直近で湖を眺めつつ
グルッと湖を半周して次の目的地へ!
すぐにお隣りの『摩周湖』へと到着です。
日本で1位!
世界ではバイカル湖についで2番目に透明度の高い湖でする。

霧の摩周湖として有名かな?

元々はマニアのみが知るような湖だったのですが、1966年に布施明が
叙情豊かな絶叫調で歌った歌謡曲「霧の摩周湖」が大ヒットしてから
一気にメジャースポットになりました(笑)


本当によく濃霧が出て湖を覆い隠す事の多い湖らしいですが、今日は
快晴で摩周ブルーと言われる湖水の碧さが美しいです♪


因みに注ぎ込む川も流れ出る川もないのに水位はいつも変わらない
不思議な湖で、原因は未だに不明だそうです(笑)




さてさて、そろそろ宿に向かわないと!
北海道は地点間の距離がハンパないからね(汗)


ま〜その前に(ヲ)
折角なので近所にある『川湯温泉』で一っ風呂浴びていきます(笑)
「パークウェイ」と言うロッジ風のホテルで日帰り入浴が安かったので
立ち寄りました。

川湯温泉の名の由来は、アイヌ語の「セセキ(熱い)ペツ(川)」を
意訳したものだそうです。
温泉街のなかを高温の温泉川が流れていて、その周辺に宿が集中して
います。
今回立ち寄ったのは、温泉街からは少し離れた国道沿いの場所です。


時間もないので、内風呂はサクッとスルーして
露天風呂へと突撃します!!!



一度建物から出て、裏庭っぽい所を抜けて・・・・・・

履き替えたサンダルに葉っぱやら砂利が入ってきて足が痛い(涙)




ボロい脱衣所にヒキつつも
温泉は裏庭と裏山を見渡せる露天風呂で、時間がないって言うのに
景色を楽しみつつ温めの湯でマッタリと浸かってしまいました(苦笑)




さて!さて!!
後は一気に来た道を帰ります!
本日の宿は『網走』の駅近くのビジネスホテル「北海ホテル」

1時間以上かけて網走の駅前まで戻ってきたら、時刻は19:40
流石に空は真っ暗です・・・
いや〜北海道はデカイね(汗)



チェックインをして、ホテルと駅の反対側の通って来た方面には
居酒屋があったのですが、ホテルからだと結構歩きそうだったので
逆サイドとは言え15分くらい歩いたら網走駅に着くので、流石に
駅前には何かあるだろと駅方面へと歩き出します。

歩きながら、去年は恐らく日本で最東端にあったであろう
ビックエコーでカラオケしたので(過去日記参照)、今回も
網走の夜で歌っちゃう?歌っちゃおう♪と盛り上がっていました。















網走駅前



















何にも無ぇーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
ーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!



駅舎に監獄風のオブジェがあったり、網走駅と木板に縦書きで掘られて
いたりと雰囲気が合って面白かったですが、そんな物より駅前に飲み屋の
1つくらい建てておけ!!!



もうね
心折れたさ
砕けたさ



駅前に唯一あった飲食店に入って晩飯を食いました。






















すき家だよ(爆)







自棄食いだよ!!!(涙)




で、食後は駅前唯一のコンビニで地酒の日本酒と焼酎と肴を買い込んで
ホテルに撤収!!


だって他に行く場所無いんだもん!!!(涙)



部屋でマッタリと酒を飲みながら、20年ぶり?に再結成された
マモー&ミモーをTVで見て懐かしさに酔いしれました(笑)



で、夜中にホテルの風呂で体と頭を洗ってから就寝です・・・・




明日はいよいよ知床半島へと入ります!
非常に楽しみです♪


続く


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