もへんじょ=だろの不定期更新日記
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2015年03月10日(火) 伊勢湾九鬼水軍の島

3月日帰りイベントーー!!



3月はおそらく一泊イベントが〆キャンプで終わってしまうので
貴重な日帰りイベントです(涙)



メンバーは俺、ゲレゲレ、キタイの3人。



当日の昼までゲレゲレが職場で出した大クレームの処理のせいで
ゲレゲレの参加が危ぶまれ、イベント開催すらも直前まで危ぶまれ
ましたが、何とか無事に出発です(汗)



行き先は伊勢湾の島で答志島と言う伊勢湾で最大の島です。
島全体を回ると7時間くらい掛かるそうですが、西側の大半が
サイクリングコースや展望台とかなので、西側をカットして
真ん中から東(北)へと抜ければ2〜3時間くらいで
回れるかな?と思いつきで行ってみる事に♪



1時頃、キタイと合流してゲレゲレが我が家に着!
3人なのでゲレゲレ車でGOです!!



ゲレゲレの運転でスタートして、俺は後部座性で仮眠・・・・



途中、足柄から静岡の至る所が濃霧で前が見にくくて
大変だったとの事(汗)


で、静岡SAでゲレゲレから運転を交代します。



・・・・・今度は濃霧じゃなくて強風です(涙)
車体が軽い軽自動車って言うのもあったけど、それでも車体が横に
持っていかれる程で、併走するトラックがあっちにフラフラこっちに
フラフラしていて、そのフラフラするトラック集団の間を走るのは
メッチャ怖かったです(涙)




・・・って言うか、ゲレゲレよ







車、そろそろ限界だろ!?

クラッチおかしいし、ベルト鳴き五月蝿いし、エンジンに違和感あるし、
相変わらずマフラーも五月蠅し・・・

買い換えろ〜・・・・・・当店で(邪笑)



ま〜強風と癖のありまくる車に苦戦しながらも、何とか無事に進み
伊勢長島PAで再びゲレゲレに運転を交代して一路伊勢方面へ!


朝の6時頃、鳥羽の『佐田浜港』に到着。
朝から日が出ていて、今日の天気の良さが伺えますが・・・・
風が強いな(汗)
・・・ま〜湾内だし、船で15分くらいの距離だし、観光船じゃなくて
生活に使われる船だし、きっと欠航は無いはず!
・・・・だと思う(滝汗)



待合室で仮眠を取ったり、観光案内板を見渡したりして
7:40の始発の船に乗ります♪


あっと言う間の船旅で8時前には答志島の3つある港の真ん中の港
『和具港』にて下船します。


タイトルの通り、この島は戦国時代を代表する水軍を率いた九鬼家
縁の島で、島内にはその関係の史跡が多々残ります。

港から狭い迷路の様な道を進み、まさかの急な石段&山道を
登って行きます(汗)

まずは
『九鬼嘉隆首塚・胴塚』を続けて見学です。


九鬼嘉隆
戦国時代、織田信長の配下に加わり有名な鉄鋼艦などで
一躍日本を代表する水軍にまで栄えた当時の九鬼家の当主です。
信長没後は家督を息子に譲り、関ヶ原の合戦時は息子を東軍の味方を
させ自らは西軍に味方し、どちらが勝っても家を守れるようにします。
関ヶ原で西軍が敗れると、嘉隆は島内洞窟庵にて自害しました。
先に訪れた「首塚」は首を葬った墓で、小高い山にあり鳥羽湾を含む
本拠地である鳥羽城を眺める事の出来る島の絶景ポイントのひとつです!

ヒーヒー言いながらも登って降りてを繰り返して山道ゾーンを抜けて、
再び狭い迷路のような民家の密集地帯へと戻って来ます。

その先、少し行った所に今度は五輪塔が建てられた胴を葬った墓である
「胴塚」が出て来ます。


自害の際に使用した刀を清めたとされる『血洗い池』が胴塚の側に
復元されていました。


そのままウロウロしていたら建物の密集地帯で迷子になり、迷った末に
海辺まで行ってしまいました(汗)



・・・ま〜風がメッチャ強かったけど、青い海と空と白い砂浜!

そして背後にはギー・・・ギー・・・・と風で軋む社が・・・


綺麗な景色だったのですが、どこか物悲しげでした(苦笑)



迷子から立ち直り、そのまま島を北上して行きやって来たのが
八柱の神々を祀り、島の産土神(子宝の神)で。正月4日には古式豊かな
獅子舞神事が行われる事で有名な『美多羅志神社』

因みに、妊娠中にアワビをお供えしお参りすると、目のきれいな子どもが
生まれるといわれています♪


・・・一瞬だけ供えてから自ら食るのはダメですかね〜(マテ)


もう一つ、この神社を有名にしている境内にある「龍神さん」と呼ばれる
龍によく似た木を見つけて勿論記念撮影しておきました♪

マジで遠くから見ても近くから見ても龍!って感じでした!!


神社のお隣で『潮音寺』を参拝。
こちらは834年に建立されたと云われる古刹。
建立より1150年以上が経っており、平安・室町時代の仏像が
安置されています。

崖と狭い路地、そして石垣と立派な参門に囲われていて
どこか城っぽい雰囲気を感じさせる寺でした。


そのまま寺の脇道から山道を登って行き、7世紀頃作られたとされる
台付長頸瓶という須恵器が出土した『蟹穴古墳』と言う横穴式石室を持つ
古墳も見て来ました!

その時の須恵器は国の重要文化財に指定され、今は東京国立博物館に
収蔵されています。



更に島を北上して行きます。

途中の民家密集地帯を抜けて、途中で咲いていた桜を愛でつつ
休憩を挟みながらマッタリと進みます。
店の駐車場に「車検切れの車は駐車禁止!」って立て看板があって
3人で大爆笑!!

そもそも駐車の前に公道を走ったらダメだから!!!(笑)



更に「トンネル内歩道に荷物置くな!」って書いてあるのに
荷物だらけで歩道が無いトンネルを抜けて島の北側へ(笑)


港以外何も無い!



風が超・強い!!
天気は良いからマダましだけど、風が強過ぎて寒い(涙)
肌寒いじゃなくて普通に寒い!
そして向かい風だと呼吸が詰まって息苦しいレベルだ(汗)


この先は何もないので、風に耐えながら一通り海を眺めた後は
来た道を戻って『世古道』と呼ばれる島のメインストリートを
探索!


・・・・ま〜迷路探索です(笑)



そもそも、この島はただ建物が密集していて迷路みたいに
なっているだけではなく、島独特な文化が残っており
まず島の建物のほぼ全てに必ずと言って言い程マルハチ
(○の中に八)と書かれています。
これは島に伝わる魔除けの文様で、漁師小屋から民家、果ては学校の
壁にまで普通に書かれています。

この島以外でこんな文様が書かれていたら、まずイタズラだと
思われるだろうな(汗)


更に大きな特徴として、鳥羽市の無形民俗文化財に指定されている
「寝屋子制度」が残る島でもあります!
そもそも「寝屋子制度」とは何か?

一定年齢に達した男子を世話役の大人が預かって面倒を見る制度である。

ま〜中学を出た野郎どもは一定の期間を世話役の家で共同生活を
共にし団結力やリーダーシップなどを学んでいくそうです。
ただ日常生活全てを寝屋子で過ごすのではなく、食事などは各自の家庭で
済ませ、夕食後に寝屋子に集まるそうです。

毎晩楽しいだろうな〜と思ってしまう(笑)

今でも10組ほどの寝屋子制度の組があるそうです。



迷路探索後は・・・・・

メシを食おう!



って思ったんだけど、現在9時。
飯屋が開くのが大体10時過ぎ


次の船が9:50

その次が13:10




・・・・・・・・・・無理だ

流石に3時間以上は無理だ(滝汗)


ってな訳で、島の東と言うか北側の港『答志港』に9時に着いて
しまったので港の近所で時間を潰します。


港周辺の民家密集地帯の迷路をウロウロしたり、島の守護神で島民から
「八幡さん」と呼ばれている『八幡神社』を参拝したり、海を眺めたり
してマッタリと過ごします・・・


定刻通りに9:50
答志港を出港し、和具港経由で30分も掛からずに
本土の佐田浜港へと帰って来てしまいました(汗)



11時前なのに、既にやる事が無い(滝汗)



取り敢えず港の近くにあった道の駅で昼食って事で
『伊勢』名物の伊勢うどんを食います!


うどんだけだとキツいので俺はカツ丼
ゲレゲレはネギトロ丼を追加で頼んで貪ります!!

で、序でにここの売店で土産も購入!
赤福買ったぜ〜♪



・・・・・・・・って、ますますやる事が無くなったな(涙)



流石に真っ直ぐ帰るのは微妙だったので、ゲレゲレが携帯を使って
探してくれた『船江温泉』なる温泉で一風呂浴びてから帰りますか〜
「みたすの湯」と言うスーパー銭湯にて入浴です!

因みに船江温泉とありますが、湯質は人工炭酸泉で
ごく最近作られた人工温泉施設でした(苦笑)


ま〜だた、強風も落ち着いてきて
麗らかな日差しを浴びつつやや肌寒い風を感じながら
マッタリとマッタリと・・・・・・足を伸ばして入る風呂ってのは
最高だね〜☆



本当は伊勢神宮に立ち寄るか?って案もあったのですが、風呂でマッタリ
し過ぎで皆それどころじゃなくなってしまった(汗)



さて帰るよ〜
2時前だけど帰るよ〜(ヲ)

帰り道、勿論混雑するはずもなく順調に進み、あっと言う間に
神奈川県へと戻って来ました(苦笑)

帰り道でTSUTAYAに寄り道しても20時には我が家で
解散でしたからね〜



いや〜
マッタリし過ぎた!(笑)


ま〜たまにはこんなイベントもありかな?
イベントが流れて消えるよりは全然良い!!

答志島は思っていたよりも早く見終えてしまったけど、あの迷路の様な
密集した建物の通りは面白かった!
・・・強いて言うならば飯は島で食いたかったな(涙)



さ〜って!
次は恐らくこのまま行けば今期最後のイベント
〆キャンプです。

今月は日帰りイベントが1回で終わってしまうので、その分キャンプでは
盛大に騒ぎましょう!!!

それでは今日もお疲れさまでした!


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