| 2014年10月29日(水) |
瀬戸内海の島々へ�⊇�木島 |
朝起きて〜〜〜！！！
今日も目覚めはスッキリ爽やかさ☆
ごめん
少し盛った（汗）
何とか９：００に起床！
速攻でチェックアウトを済ませて車を回収しに駐車場へ
１２時までは料金内で預かってくれると言うのですが、どうなるか未知数
だったので一旦車を出庫して再び昨日の高松港の駐車場へ移動。
ギリギリ駆け込んで１０時出港の女木島行きのフェリーに飛び乗ります！
本当は今日は琴平方面へ行って金刀比羅宮に行く予定だったのですが、
次に香川に来る用事が丸亀方面だったので、そっちで行く事にして
今回は予想以上に近い＆船の便が多かった女木島へ渡る事にしました！
昨日の朝ＳＡで決めて小豆島に行く前に港で確認してからの大変更です！
女木島へは２０分で到着！
四国から非常に近い島です。
『女木港』に到着して下船。
目指すは島の中央、山の山頂にある洞窟！！
実はこの島、桃太郎の鬼ヶ島の由来になっていると云われている島でして、
山頂の洞窟が鬼の棲家だったと云われているんです！
で、そこまで歩いてどれだけ掛かるのか不明だったのですが、丁度都合良く
山頂までのバスが有り、しかも出発直前です！！
片道３００円と微妙に高い気がしますが、ここまで来たら気にせずに
ＧＯです！
・・・・３００円払って乗っておいて良かった〜
この道を延々と徒歩で登るのはキツいよ（涙）ってレベルの道でした。
あっと言う間に山頂付近に到着です！
バスはこのまま停留し続け、３０分後の出発だと言うので駆け足で
観光開始です（汗）
まずはバス停から急な石段をダッシュで登り『鷲ヶ峰展望台』へと
到着です！！
途中、蛇と遭遇しましたが驚いている時間も惜しいのでサクサク行きます！
見渡す限り瀬戸内海の海と島々が見渡せて最高なロケーションでした♪
島を見下ろせば木々の緑と岩肌の灰色、茶色が海の碧と空の蒼に
映えて素晴らしい風景です！
海風も気持いい〜〜〜♪
・・・・で、見学後は余韻もソコソコにダッシュで下山（汗）
メインの『鬼ヶ島大洞窟』へ突撃です！！
そもそも、女木島が鬼ヶ島だと言われる理由に香川県の桃太郎伝説が
あります。
香川県の桃太郎は、吉備津彦命の弟である稚武彦命がモデルで、吉備の
国から讃岐の国に来た時、土地の住民が鬼（海賊）の出没で苦しんで
いるのを知り、イヌ・サル・キジを率いて鬼を征伐しました。
イヌは備前の犬島（岡山県）、サルは陶の猿王（綾南町）、
キジは雉ヶ谷（鬼無町）に住む勇士だったと言われています。
鬼が住んでいたのが女木島で、桃太郎が鬼を退治して鬼がいなくなった
事から「鬼無」という地名になったと言われます。
大正３年に橋本仙太郎氏がこの大洞窟を発見したことによって、桃太郎
伝説と女木島が結びつき、以来、女木島は「鬼ヶ島」と呼ばれている
そうです。
洞窟が造られたのは、紀元前１００年頃だと考えられていて
入口から出口までの長さは延長約４００ｍ、面積は約４０００�屬任后�
岩の柱あり、小部屋あり、迷路のような通路ありでＲＰＧに出てくる
洞窟のイメージそのままって感じでした（笑）
で、洞窟を出て洞窟があった岩場を見上げると「柱状節理」と呼ばれる
今から５百万年前火山の噴火によって自然に出来た五角型や六角型の石が
材木を積み重ねたような形で岩場から突き出している日本全国でも十ケ所を
数えるほどしか存在しない貴重な地形を見学しておきました！
帰りのバスに乗り港へと帰還！
このまま２０分くらい待ち、船に乗って高松へと戻ります。
この船に乗らないと次は３時間後なので、徒歩で洞窟を目指したり洞窟
以外の霊場などを散策したり、飯を食ったりする人たち以外は、このバス
でのダッシュ往復のパターンで島を周る人が多いらしいです（笑）
一応、船を待つ間、『オーテ』と呼ばれる冬の強い潮風から家を守る為の
高い石垣に囲われた家々を港周辺だけですが見学しておきました。
さて、１２時やや前に高松へと戻ってきました！
車を回収して・・・・・・・・・・飯だ♪
香川だ！
うどんだーーー！！って事で、次の目的地の近所で探しておいた
「讃岐うどん上原屋本店」なるうどん屋へＧＯ☆
次の目的地は『栗林公園』だったので、高松の港からは少し離れて
いたので車で移動したのですが・・・・栗林公園手前で大渋滞（汗）
何が原因だよ！？と思って前を睨みつけていると・・・・事故だと！？
巫山戯るな！！飯の邪魔だ！！！（怒）
１００％納車直後、もしくは納車途中であろうピカピカ新車な
アクアがカマ掘られてガッツリ大破していました・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・流石にコレは同情するわ（涙）
ま〜気を取り直してうどん屋へ！
麺を買って、トッピングの天麩羅とかを買って
自分でお湯で麺を湯掻いて、サーバーから丼に汁を入れて
最後に天かすとネギをぶち込んでと言った半セルフスタイルの
我々にしたら、珍しいスタイルのうどん屋だったので食べる前から
楽しかったです♪
勿論、味も美味かったし値段も安くて言う事無しの逸品でした！
・・・安過ぎてトッピングの天麩羅を食いまくったせいで、さっぱりの
うどんを食ったはずなのに食後若干胸焼けをおこしたのはココだけの
話で（苦笑）
食後、少しだけ移動して栗林公園の見学です！
香川県営の日本庭園です。
国指の特別名勝にも指定されていて、２００９年３月発売の
『ミシュラン観光ガイド』に「わざわざ訪れる価値のある場所」として
最高評価３つ星に選定されたそうです！！
更に２０１２年には、米国の庭園専門誌
「ジャーナル・オブ・ジャパニーズ・ガーデニング」の
「２０１１年日本庭園ランキング」で、足立美術館（島根県）、
桂離宮（京都府）に続く３位を獲得した事もあったとの事！！！
紫雲山を借景として６つの池と１３の築山を巧妙に配した大名庭園で、
回遊式庭園の南庭と近代的に整備された準洋式の北庭からなっています。
面積は約７５ヘクタールと特別名勝に指定されている庭園の中では
最大の広さを誇ります！
１６２５年頃、讃岐領主生駒高俊によって、南湖一帯が造営され、
１６４２年入封した松平頼重に引き継がれ、以後高松松平家５代＝
約１００年をかけて完成させた、まさに名勝と呼ぶに相応しい庭園
でした〜
天気も良いし、水面に映る紫雲山と青空と雲が最高に癒されますな〜
栗林公園で１時間近くも費やしてしまったので、急ぎ足で次の目的地を
目指します（苦笑）
３０分ほど南下して『称念寺』へと到着。
嘗て「鬼十河」と呼ばれた勇将十河一存で有名な十河氏の菩提寺で
あり、寺が建つ前は十河氏の居城であった十河城のあった場所でも
あります。
築城の歴史は南北朝時代と言われており、戦国時代には阿波の三好家と
結び三好一党として四国から畿内に一大勢力を築きますが、織田信長に
敗れ続けて勢力を衰退させていき、最後は土佐から台頭してきた
長宗我部元親に破れて落城します。
その後、秀吉の四国征伐で長宗我部が破れた後に旧領を回復させる事に
成功しますが、その後に続く九州征伐で軍監の仙石秀久が脳筋だった
せいで敵に釣られて深追いしすぎて、因縁の相手である長宗我部元親の
長男である長宗我部信親と共に討ち死にする羽目にあいます（汗）
現在は寺になっているので、城の遺構は曲輪、空堀が若干残る程度ですが
寺の山門は雰囲気があり良かったです♪
・・・見学中、山門で祭りで使うであろう椅子とかを持った
おじさんと爺さんとすれ違い挨拶を交わしました。
寺の見学後、目の前の駐車場に戻ると先ほどすれ違った２人が我々を
待っています（汗）
爺さんがガンガン話しかけてきます（笑）
「この寺にはどんな御用で？」
いや、十河氏の城跡だと聞いたので立ち寄りました。
「城？物好きだね〜」
歴史関係が大好きなもので（笑）
「どちらから来なすった？」
横浜の方から
で、隣りのおじさんを指して
「十河の事ならこの人に聞くのが一番だ！」
何で？？
「十河のお殿様の子孫だから」
マジで！？
マジで鬼十河の末裔なの！？！？
照れ臭そうにおじさん
「こういった者です」
と渡された名刺には「十河の郷 十河歴史資料館館長」と
書かれているではありませんか！！
本当は今日は資料館は閉館で、これから祭りの準備があるそうなのですが
折角だし！って事で態々我々の為だけに資料館を開けてくれるとの事！
称念寺から車で数分
おじさんに車で先導して貰い、住宅地の奥にて十河歴史資料館に到着。
一族のお墓とか甲冑、古文書、最近参加した歴史イベントの写真や資料、
十河家当主直々に手ずから説明して頂きました（爆）
ついでに併設している昭和おもひで館も開けて貰い、ブリキの玩具や
駄菓子、古い映画のコレクション等も見せて貰いました♪
最後はマジで最敬礼でお礼を言い撤収です（笑）
いや〜
すげー奇跡！！
５分早くても遅くても出会えなかったよ！
さて、思わぬ奇跡で盛り上がってしまい、時刻はそろそろ日没が迫って
きています（涙）
帰りがけに最後の目的地である『引田城址』へと急ぎます！
何とか日がある内に到着！
引田城は讃岐と阿波の国境近くの引田港の北側にある城山山頂に
築かれた城です。
城山は３方を崖と海に囲まれた要害の地形で、築城年は不明ですが
地元の豪族であった四宮氏が築いたのではと考えられています。
四宮氏は阿波の三好長治に攻められ滅亡。
その後は三好氏と長宗我部氏の激戦区となり、三好氏滅亡後も続いて
織田氏と長宗我部氏との間でもこの地で激戦が続きます。
城の遺構は曲輪、石垣、空堀。
特に国境を守る引田城は、その重要性から総石垣づくりの城であったと
云われ、今も随所に破却された石垣のラインが僅かに残っています！
ま〜普通に山登りだわな（苦笑）
今回も最後の最後で山城登城ですわ（涙）
１６時半に下山して、後は帰るだけなので
最寄りのＩＣから高速に乗り、一気に帰路に着きます。
行きと同じく「明石海峡大橋」経由で本州へ！
やはりナビが暴走して変な回り道＆追加料金を取られました（怒）
ま〜それ以外は大きな渋滞も無く順調に進み、給油以外では特に休憩も
無く最後の時間調整で足柄ＳＡに立ち寄って、晩飯にマックを食って
時間を潰してから０時過ぎに秦野中居ＩＣから高速を降りて
我が家へと帰還！！
帰りはずっとゲレゲレの運転でしたね〜
お疲れ様でした！
・・・いや〜一応「代わろうか？」とは聞いたよ？（苦笑）
今回の旅
久しぶりの１泊旅行にゲレゲレ参加だったり、一回のイベントで島を
２つも回ったり、しかも２日目の動きはほぼアドリブ状態だったし（ヲ）
後は何と言っても殿様の子孫にサプライズ遭遇もした！（笑）
ま〜今回も楽しく盛りだくさんでした！って事ですな☆
次回はやはりもっと大人数で集まって旅がしたいですね！
協力求む！！
１０月のイベントはこれで終了〜
日帰りが１の１泊が１で終わってしまいましたが、１１月はもっと
頑張りましょう！
それでは今回も皆、お疲れ様でした！
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