もへんじょ=だろの不定期更新日記
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2009年11月17日(火) 紅葉愛でに!長野南部の旅

今日は俺とゲレゲレとジュンさん、ミッキー、老ちゃん、コチヤの
6人で南信州から岐阜へと遊びに行ってきました♪


本当は去年にこの辺りに行く予定だったのですが、資金的にと
参加人数の少なさで鎌倉ツーリングへと変更になった過去があるので
(過去日記参照)ま〜一年越しのリベンジかな?(笑)



この日は生憎の雨!
週間予報を前々からチェックしていたものの、この日だけ
ピンポイントで雨(泣)

しかも岐阜の山中は雪のマークまで付いていました(汗)



ま〜超絶雨男のゲレゲレが絶好調!って事なのでしょう・・・

この恨みは、事前に「調べ物を皆で分担してやって来い」って
言ったのに宿題を忘れたゲレゲレとミッキーにぶつけよ〜っと♪(マテ)




AM1時頃。
横浜近辺で皆を拾って来たミッキー車(キューブ)に
原付で雨の中、今日も川越から茅ヶ崎までやって来たジュンさんと
我が家の前から乗り込んで、茅ヶ崎駅前でコチヤを拾って出発!


・・・・・ナビが無いものOK!
オーディオどころかラジオも無いのもOK!!
テレビは点くけれど砂嵐状態なのもOK!!!

車内がすげーー狭いのも・・・・・・・・・・OK?



たまに足が攣りそうになりながらも、ジュンさんの運転で車は
下道で長野方面へ♪



相変わらずの雨と諏訪から飯田までの下道で、まさかの渋滞に
嵌ったりで予定よりもやや遅れて9:30頃、最初の目的地である
『元善光寺』へ到着。


元善光寺の歴史は古く、この地を麻績の里(おみのさと)と呼んでいた
推古天皇10年(602年)にこの地の住人本多(本田)善光が、
難波の堀江(現在の大阪市)で一光三尊(善光寺如来)の本尊を見つけて
持ち帰り、麻績の里の自宅の臼の上に安置したところ、臼が燦然と光を
放ったことからここを「坐光寺」としたとされています。

その後皇極天皇元年(629年)、勅命により本尊は芋井の里
(現在の長野県長野市)へ遷座され、この寺が善光の名をとって善光寺
と名付けられた事から(ま〜今の善光寺の事です)坐光寺は元善光寺と
呼ばれるようになりました。

遷座された本尊の代わりに勅命によって木彫りの本尊が残されました。
また
「毎月半ば十五日間は必ずこの故里(飯田)に帰りきて衆生を化益せん」
という仏勅(お告げ)が残されたことで
「善光寺と元善光寺と両方にお詣りしなければ片詣り」と言われている
そうです。


お参りを済ませて、せっかくなので本堂の戒壇院巡りをして
(真っ暗な回廊を歩いて罪を見つめなおそ〜♪的な行事?)

「歩行・走行・寝転んでの喫煙禁止」と不思議な事が書かれた
看板を皆で写真に撮ったりして撤収!



続いては紅葉の名所であり河下りで有名な『天竜峡』


・・・・・・・・生憎の霧&雨で河下り何てトンでもない(汗)

何だかカップルが「濡れないかな〜?」「平気だよ」「ホント〜?」
「屋根とか有るに決まってるジャン!」とか言うやり取りを
していましたが・・・・・・・・・・・・河下りを舐めるな!!!

晴れていても河の水がザッパンザッパン襲い掛かってくるのに
上から更に雨だと!?
・・・100%濡れ鼠決定だ♪

しかも現段階で寒いし!
そんな中、頭からビショビショになる気は流石に無いよな〜(汗)



舟から降りた後が非常に楽しみではありましたが、そこまで
付き合うわけにはいかずに彼らとは別れて我々は展望台方面へと
向かいます。



・・・・・・・・・・う〜ん、展望台って書いてあるくせに
目の前の木々が邪魔で全然景色が見え難い(汗)

これなら駐車場を出てすぐの橋の上からの方が綺麗な景色が見れたし!


しかも、紅葉にはまだ早かったのかな〜?
全然色付いて無かったです(涙)
例年だと今頃が見頃ってネットに書いてあったのですが・・・



ま〜気を取り直して、少し北上して飯田市内へ!
やって来たのは『飯田城』
現在城の遺構は殆ど残っていなませんが、僅かに本の丸跡に建つ
「長姫神社」の社裏に残る石塁と桜丸御門(通称 赤門)が
市立図書館脇に残っています。

小雨降る中、傘も差さずに飯田の街中を徘徊する集団・・・
って言うか、雨だ!って天気予報で言い続けていたのに
傘を持ってくる気も無かった俺&ゲレゲレ&ジュンさん&ミッキー・・・

あ〜コチヤと老ちゃんはイイモノ持ってるね〜(笑)


濡れ方に非常に差が出た面々が次に向かったのは、俺がノリと
名前の面白さのみでノミネートした『貧乏神神社』



・・・・・・・・・・・・・えっ、ここ?(汗)みたいな
山間の畑の中にいきなり出てくる「貧乏神神社」の旗・・・

駐車場はただの広場。
脇にはプレハブの掘っ立て小屋が佇んでおり、敷地には転々と
すげー手書き&手作り感満載な像?とか木の何か?とかが
散乱してました(汗)



・・・・・・・・・・・すげーーーーーB級臭がする!!!(爆)


「世直し不動尊」とか言う、これまたスゲーパンクな感じの
石像を眺めていたら、受付の小母さんから
「見るのはお金払ってからだよ」と世直しされてしまいました(爆)

お金を¥300払って、何だか木の棒の前で待つ事数分・・・・



新興宗教の教祖!みたいな格好をしたやたらとテンションの高い
お爺ちゃんが出て来て初っ端からシモネタ全開!(汗)

爺さん、話している内に更にテンション上がってきて
「何回TVが取材に来た」だの「雑誌に載った」だの
「感謝の手紙がいっぱい来ている」だの語りだします!

更に更にテンションが上がり、誰も何も相槌も打っていないのに
今度は「いかに団体観光客のジジイ&ババアどもが糞野郎か」って事を
熱弁し出します(滝汗)


更に更にテンションが上がり、気持ちヨクなっちゃったのでしょう・・・
「神様なんかいねーーんだよ!」
「居たらこんなに困ってねーし!!」
「願って願いがかなうなら誰も苦労しない!」
「俺は宝くじ当てて、こんな事しなくても遊んで暮らせる!」


まるで1本打ったかの様なハイテンション♪


・・・・・・・・・・ジジイ飛ばし過ぎ(爆)



何だかよく分かりませんでしたが(ヲ)取りあえず
目の前の木の棒を、今逝っちゃった人(マテ)から手渡された
赤い棒で殴ってその後に蹴れば良いのだな?


・・・・・・・・任せろ!そう言うのは大得意だ!(笑)

腰まで使ったフルスイングで打ん殴り、安全靴で思い切り
蹴飛ばしてきました♪

あ〜気持ち良かった〜♪♪



よく分からなかったものの、道場マスターから
「これでお前たちは己の中の弱気心!即ち貧乏神に打ち勝った!」と
太鼓判を押されたので・・・・・ま〜OKなのでしょう(笑)



何だかテンションだけが上がった感じですが、寧ろ望むところ!(ヲ)
次にやって来たのは、長野と岐阜の境目。
古き宿場町『妻籠』

妻籠は中山道と飯田街道の分岐点に位置し、中山道42番目の宿場街
として、交通の要所として古くから栄えてきました。
昭和43年に町並みの保存が始められ、昭和51年に国の
重要伝統建造物保存地区に選定されます。
全長約500mの街並みは、江戸時代にタイムスリップしたかのような
風情ある佇まいを現代に残しています。

駐車場に車を停めて(残念ながら有料)古い木造の街並みを
ゆっくりと見て周りました。
見かねた駐車場のオバちゃんに傘を貸してもらいました(笑)


本当に当時の感じが色濃く残る街並みで、両サイドの木の家屋が
連なっている風景が小雨降る中で非常に良くマッチしていて
雨も悪くないな〜と思わず思ってしまう位の風情ある街並みでした!




・・・・・・・・・さて!
先に記述した通り、宿題を忘れてきた子達に罰ゲーム♪

・・・・・・・全員分の昼食奢りの刑です(邪笑)

ま〜ゲレゲレ、ミッキー2人で忘れてので二人で割り勘で払ってね〜



当時の建物をそのまま使っている蕎麦屋さんに突入して
すげーーガツガツ食う気満々で
「麺類は消化が早いからな〜」
「2人前食えばヨクね☆」
「「・・・・・・・・違いない!」」の俺とジュンさん!


席別けは俺、ジュンさん、ゲレゲレ
ミッキー、老ちゃん、コチヤ



ここで、知られざる業師ミッキーの暗黒テクが炸裂!
「この席は俺が奢る。・・・・・・・そっちの席はゲレゲレが奢れ。」



満場一致で可決!
やるな!ミッキー!!!


ゲレゲレが呻いていた様な気がしますが気のせいです(マテ)



「いいもん!俺も食うもん!!」と開き直って自分も2食分頼んで
3人しか座っていないのに、6人前も蕎麦が注文される様を
楽しく見送っておきました♪


俺は舞茸天ぷら蕎麦とザル蕎麦大盛りを注文!
持って来てもらう傍から速攻で食い尽くしてあっと言う間に完食!!


食後は宿場街をウロツキながら、土産物屋で土産を買ったりして
13:30頃出発!
飯食ったりして1時間くらい居たかな?
次来る時があれば、今度は晴れている時に来て見たいですね!



中山道を進み、長野県から岐阜県へ・・・・
直ぐに次の宿場町『馬籠』へ到着。

ここは全国でも珍しい坂道にある宿場町で、今なおその形を
留めている場所でもあります。


ここでは駐車場代は無料だったので、心置きなく駐車して(笑)
小雨降る中、霧に沈んだような街を下って行きます♪


ここはさっきの妻籠に比べてかなりの観光客が居ましたが、
ま〜騒がしいほどのレベルでは無かったので一安心・・・


両サイドに古い木造の建物が連なる坂道を降りて行き、下まで行って
再び登って戻って来ましたが・・・何気に登りがきつかったです(汗)


途中、ゲレゲレが買った「栗ぜんざいソフトクリーム」を
皆で強奪して食べました♪

・・・・・美味しかったですが、昔何処かで食べた
「モンブランソフト」と同じ味だった気が(ヲ)



宿場町を後にして、次に向かったのは『苗木城』
この苗木城、「赤壁城」の別名があり、城の壁は白漆喰ではなく
赤土がむき出しになっていたと伝えられています。
その理由については、木曽川に住む竜が白い色を嫌い、何度漆喰を
塗り直しても嵐を起こしてはぎ取ってしまったという話が残されて
います。

で、その伝説の真相は「苗木藩が経済的に弱体で漆喰を塗る経費が
捻出できなかった」だそうですけどね(苦笑)


山道を車のまま登って行き鬱蒼とした山中の駐車場に駐車!

まずは見事な石造りの櫓を見学してから天守台の方へと進みます。
城の規模的には小さい城でしたが、少し登る度に門跡が幾つも出てきて
当時の堅牢さが窺えました。


天守台に登って、辺りを見渡してマジで感動!
山の天辺に位置する天守。
その上から下界を見下ろすと霧か雲かよく分からんが
白い靄に下界がすっぽりと覆われていて、まるで雲に飲み込まれている
みたいで所々山々の軒が黒く映り、まるで水墨画の様でした!

寒いし、雨だし、さっきは雪まで舞って来たし・・・(涙)
でもこの景色を見られた事は素直に喜びたいと思います!


山から下りて、老ちゃんのリクエストで「一休」と言う
栗ぜんざいで有名な和菓子屋さんに寄って一服〜

甘すぎず、疲れて冷えた身体にエネルギーチャージ!
お土産に和菓子などを買い込み、最後の目的地へ!


最後は、と言うか最後も城!しかもまたもや山城!(笑)
『岩村城』へやって来ました。

別名「霧ヶ城」
その名に恥じない霧っぷりです(汗)
さっきよりも霧が濃くなって来てないか?

城は城山の山頂に位置し、本丸が諸藩の居城中最も高い海抜717mに
位置しています。このため、日本三大山城の一つに数えられています。

戦国時代に度々武田家と織田家の戦いの舞台になり
織田信長の叔母が女城主として差配を振るった事でも有名。

その時、この城を攻めて来た武田二十四将の一人である秋山信友の
説得で無血開城し、その後彼の妻となるも激怒した信長によって
夫婦共々殺されてしまったそうです・・・(汗)


そろそろ日も暮れ始めてきた中で急ぎ足で見学して行きます!
足元も濡れて滑り易くなっていたので「皆気を付けろよ!」と注意した
にも関わらず・・・・・
ゲレゲレさん、何度コケれば気が済むのかな〜?(汗)



ここも見事な石垣や井戸跡が残されており、まさに山城!って感じです。
天守台に登り、辺りを見下ろすと先ほど同様に
霧に飲み込まれた下界と黒い山々、息使い位しか音の聞こえない
静寂の中で、しばし雄大な風景に飲まれて呆然としてしまいました・・・



そうこうしている内に、あっと言う間に辺りは暗くなり始めてきたので
急ぎ帰路に着きます。

本当はもう少し見たい場所が残っていたのですが、一番位置的に
残すと面倒な山間部を全部見終えていたので、残りは次回のイベントに
取っておきますか〜(苦笑)


帰り道、高速の都合等で『名古屋』の駅ビルに寄って晩飯を食ってから
帰る事にします。

何時ものきしめんのお店に行こうと駅ビルの昇ると、駅ビル内は
すっかり前回来た時から様変わりしてしまっていて、お目当ての店は
無くなってしまっていました(涙)


駅ビル内をウロウロして、結局駅の地下街でういろうを買って
別のきしめん屋を見つけて其処で晩飯を食べて帰りました。


・・・・・・・今までの店の方が断然美味しかったです(汗)


食後、高速の乗り口を探して若干迷子になったりしましたが
何とか辿り着き、さてこれから高速に乗って一気に帰るぞ〜!




・・・・・・・・・・って、ここで恐怖のサプライズ!!!!





誰もETCカードを持って来ていない事実が発覚!!!

今まで0時の割引の為に時間を潰して来た意味が皆無!(爆)



今度からは、出発前にちゃんと確認しないと駄目ですね(涙)




泣く泣く一般レーンから高速に乗り込み走る事若干・・・・・


見えて来る「集中工事中!全面通行止め」の看板(怒)




豊田ICから一区画分強制的に下道に下ろされて、土地勘0な場所を
ナビも地図すらも無しで下道を走る事になりました(滝汗)



何とか再び東名に乗り急ぎ足で厚木ICを目指すも
名古屋での迷子と工事のせいで予定よりも1時間以上遅れて
18日の1時過ぎに我が家に到着・・・


うちの駐車場で俺とジュンさんを下ろして貰い、皆とはお別れ。
その後、バイクの準備が出来たジュンさんともその場でお別れして
俺も帰宅。



う〜ん、ETCの件と言い天候と言い、今回のイベントは
色々と大変だったな(苦笑)

ま〜天候に関しては、その分綺麗な風景が見られたから良しとしても
ETCカードの忘れは酷かったなと反省中(涙)

次回は当たり前の事も確りと確認してから行いたいと思います。

色々あっても、それでも皆で楽しく無事に行って帰って来られた事に
感謝です♪ま〜若干一名某所でコケまくって「足が〜」何て泣き言
言ってましたがね(邪笑)


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