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2007年08月04日(土) 明けない夜はないらしい


>実際バンドのヴォーカル同士のファイティングゲーム
※けっこう血とか出ますので注意
BERT (THE USED)
JARED (30 SECONDS TO MARS)
BUDDY (SENSES FAIL)
WIL (AIDEN)

申し訳ないけどBERT以外のヴォーカルさんは全然知らないな〜 とりあえずBERTが「→ → D」で、「デトロイト・メタル・シティ」のクラウザーさんの「悪魔玉」みたいな攻撃をするのが非常にたのしいです。
もっと有名なバンドじゃこんなおふざけゲームは出来ないんだろうけど、こういうのもっとあったらよいのになー。マシュー・ベラミーがスタンド出すようなゲームはないのかな! ゴゴゴゴゴ…


マシューといえば今日友達が家にきたついでに自慢してみた1999年9月マシューベラミー21才時の雑誌記事、携帯画像ですみませんが載せてみまーす。


この写真大好きなんです、ハァハァ。このときMUSEはまだ「ニルヴァーナとレディオヘッドを足して割ったような変な新人」扱いを受けていたため、このインタビューもタイトルが「Nevermind 'The Bends'」だなんてちょっと皮肉な感じ。
これはオーストリアで手当り次第に買ったドイツの音楽雑誌の記事なんですけど、私はこの写真をはじめて見たとき「ギャー!なんてかっこいい人なんだ!うっへぇぇ!」と大興奮し、しかしドイツ語がまったく読めないためMuseというバンド名しかわからず、当時はまだネットで調べても薬用せっけんと芸術の女神しか出てきませんでした…。日本デビュー前だったしね…。
ちなみに、この雑誌の前号のおまけCDに「UNO」が入ってて、そのグシャグシャなイントロにものすごい衝撃的をうけ、ギターで真似したけど全然できなかったのを覚えてます。ほんとにかっこいいんだよこの曲……



今日は友人ルドがうちに来るついでに、千葉観光ツアーをしました。
まず、某アイドルの実家の中華料理屋へ。(桐野家来訪というよりこれがルドの当初の目的でした…) テレビをほとんど見ない私は申し訳ないことにそのアイドルの顔もよく知らなかったんですが、住宅街の地味な中華料理屋に全国津々浦々の乙女が駆けつけているという異様な事態を聞き、ちょっと行ってみたかったわけです。
太陽が照りつけるなか閑静な住宅街を歩いていくと、つぶれて看板が色褪せた喫茶店やスナックにかこまれたところにその店はありました。しかも中がよく見えず、入り口が奥まったところにあり、ちょっと知らないと入りにくい雰囲気です。それでもエエイと入ってみると、そこは静かな外からは想像もつかない、ほんとうに妙齢の女子だらけの異様なムード。(何組か超地元のおじいさんやおばさんがラーメン食べたりもしてましたが…) 遠方から来る人も多いらしくスーツケースが積み重なっており、レジの奥には贈り物らしきちいさな紙袋が山になってました。
内装はいたって普通の家という感じで、中華らしさはどこにもありません。料理も別にふつう、というか家庭料理みたいな感じでした。あまりに暑いので昼間から中ジョッキ。

お店の人はそのアイドルの両親らしいのですが、似てるかどうかもよくわからなかったなー…ちゃんと顔を確認しておけばよかったー。
入り口にメッセージ用ノートが置いてあったので帰りがけにパラパラみてみたら、店内以上の異空間が広がっていて驚きました。ファンレターを封筒ごとノートにべったり貼ってる子、似顔絵描いてる子、自分で作ったコラージュ貼ってる子…。しかも、それが日本だけじゃない。ここ2週間くらいのだけでも、韓国、中国、イタリア、ドイツ、ペルー…。どういうきっかけで知るのかも謎だけど、地球の裏からペルー人がわざわざこんな辺鄙な場所に食べにきて、日本語で「nihon ni kita gaikokujin mo concert no ticket wo kaeru youni site kudasai onegai simasu」とか書いてんの!アイドルが好きでわざわざ日本語勉強したんだなーきっと。(自分の身にも覚えがすごくあるけどね!) そう思うと夢と勇気と行動力を与えるアイドルというのはすごいものですね。なんだか感動してしまいました。

それから移動して、桐野家へ。そもそもルドとは批判精神と斜に構えた姿勢と笑いのツボは異様に合うものの、共通の趣味は中野ブロードウェイくらいしかないので、家に遊びにきたところで何をしたらいいのかよくわからなかったのですが、部屋で本棚チェックを受けたり、飛び出す絵本で遊んだり、ジョジョの画集を見せたり、友人が持参した「ポポロ」を読んでツッコミ入れまくったり、昔のサッカーaiにツッコミ入れまくったり、西田東論を交わしたり、少年アシベについて語ったり、なかなか楽しく過ごしました。私にもしものことがあったときは、ルドが親に見つかったらヤバい本の始末をしてくれるそうです。安心、安心。
ちなみに、犬はきれいなお姉さんルドに対してツンデレっぷりを披露していました。(「おまえなんかすきじゃないんだからな!あやしいやつめ!」→「なでさせてやってもよいぞ!」→「え…もう帰っちゃうの?」という王道コース)

それから千葉市民花火大会を見に移動。10年くらい前に行ったきりだ…。時間を間違えてけっこう早くついてしまったのでベストポジションが確保できました。花火みながらビール片手に枝豆とかチーかまとか貝ヒモとか食べまくって、おとなになってよかったねぇ、としみじみ語りました。
それからなぜか「今『赤ちゃんと僕』読んだら実がかわいいと思えるのかなー…」「いや、いつ読んでもむかつくだけだと思う」「藤井君のおにいちゃんって昔はおにいちゃんだと思ってたけど今じゃもう年下どころじゃないよね、高校生だぜあいつ」「森口君が好きだった」「森口君と藤井君はどうなんだろう…」「うさぎの話でもう泣けなくなったなぁ」などと延々と赤僕トークになった。ちゃんと花火みましょう。

とりあえず「夏にすることチェックリスト」(架空)の「花火」は攻略したけど、あとは夏って何だろう、海とか? 今年はフェスにいかないから夏の思い出作りが難しいです。


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