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2007年02月24日(土) 精神的貴族に属する


>>Rufus Wainwright - Somewhere Over the Rainbow
会社で今週超失敗して、何度も何度も失敗して、もう絶対失敗しないぜ!と気合いを入れて頑張っても何故かやっぱりどこかで失敗して、いくら気をつけても別の思いもかけないところで失敗するなんて失敗の種類っていろいろあるんだなぁと自分で感心するほど失敗して、頑張れば頑張るほどなんだかからまわっているような具合に失敗して、いつしかもう先輩の方向から非常に冷たい空気が流れてくるのを感じ取り、トイレの窓から空を眺めながら「ああああ私はなんて馬鹿な娘なんだ…しみこんでしまえばよかった…」と120回くらい考えてたんですけど、こーゆーのを聴くとなんか毒気が抜けますね 
ビバ人生!虹のかなたに!みたいな。

>>荒木飛呂彦がオルセー展突撃
対談してます。動画に萌えました。ゴーギャンとゴッホにも萌えました。オルセー展いきたいっす。

>>「私家版鳥類図譜」
引き続き、諸星大二郎作品をおそるおそる集めております。これは装丁がすてき。タイトルもしびれる。これといい「未来歳時記」といい(個人的に)キュンとくるタイトルが多いわ。
この本には鳥をテーマとした連作が収められているのですが、テーマを同一としても中身はギャグ、神話、SF、自由自在。作者のストーリーセンスと知識の幅の広さには感服するばかり。最後の「鳥を見た」という話の、日常に潜む闇の気味悪さが私は一番好きです。
来月には姉妹版?の「私家版魚類図譜」ってのが出るとか。

ちなみに「しみこんでしまえばよかった…」って最近すごい(心の中で)よく使うんですけど、これは諸星大二郎の「砂の巨人」で、砂漠で女の子が「あの人たちはどこへいってしまったの……砂に水がしみこむようにこの広い大陸にしみこんでしまったのかしら…」「あたしもしみこんでしまえばよかった…」というシーンが妙に気に入ったからです。し、しみこみたいよ…!


>>ネイキッドボーイズシンギング

いまのとこどちらも行く予定はないけどとりあえずガイドブック購入。きたるべき日のためにひたすら読み込み中。
萌えるなぁニューヨーク。美術館めぐりしたい。ネイキッドボーイズシンギングとゆー、8人の成人男子が全裸でオリジナル曲を16曲歌いながら踊り狂うという説明から想像するかぎりでは果てしなくシュールな18禁ショーが見たい。ルーファス今どのへんにすんでるんだろ。
し、しかし、しかし、アルゼンチンのほうは、キリさんの故郷そして現在の拠点地「ロサリオ市」の情報が何ひとつ載っていなかった……伝説の妖精誕生の地、謎は深い霧に包まれたまま…!


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