* *

2004年08月10日(火) 夏の日の故意のメロディー


土日、千葉での某ロックフェスでバイトしてたんですけど、一日中、無抵抗の人間の腰を撫でさすっていました。
と言うとなんだかすごくイヤですが、要するにボディチェックです。なんかもう2日で軽く千人以上は触ったんじゃないかと思う…。あんな腰、こんな腰、ゆく腰、くる腰、です。
その怒濤の作業の中でこんなひとをボディチェックしたらしいんですけど、私、気づかなかったし…。周囲にすごいうらやましがられたけど実は顔なんて見てないよ…もう人間は腰しか見てないよ…だって人間もう、腰が命だろ…?(虚)
というか、そもそも俳優系はまったく詳しくないので、顔じっくり見てもわからなかったと思う。それより前田R一似の人がいたこととか、インテルユニのひとのほうが気になったし…。そういえばサッカーユニフォーム着た人は異様に多くて、特にインテルユニは5人くらいいた…どうなってんだ世の中…?

で、一応それなりに一生懸命やってたんですけど、注意するべきものを故意にいろいろ見逃しまくったり、何か入ってるなーと思ったら「肉しか入ってませんよ」とか言われたり、なんか異様に堅いなーと思ったら腹筋だったりしたので、私のスタッフTシャツだけ背中の字がSTAFFじゃなくてSTUFFだったらどうしようという不安が常につきまといました…。(でもスタッフTシャツがポールスミスジーンズの提供で嬉しかった…!なんか着心地よくて、さすが。ポールスミスかっこいいよな…アレックス似合いそう…)

で、まぁ客が何万人もいれば、触ると奇声をあげる人とか、「触られちゃったよ!」と喜ぶ人とか、水着で海くさい上に目の前に腹毛の人とか、異様に押し付けてくる人とか、走って突破しようとする人とか、いろいろいました…。というかボディチェックはサービスではないッ!あくまで義務だ!(ていうかマナー悪い人多かったな…。サッカーの入場口で荷物チェック無視して強行突破しようとするひとなんているか…?)
外国人も多かったけど、外人は結構「サンキュー」って言ってくれるから嬉しかった。日本人でねぎらってくれたのは「お疲れ」って言ってくれた人ひとりだけだよ…(癒された…)。それにこっちも好きで何百人もの腰触ってるわけじゃないのに、舌打ちされたり「意味ないじゃん」とか言われたりするとつらい…。だって確かにあんなチェックじゃ意味ないからさ…。でも意味がないと言えども、さすがに無視されると腹立つのでそういうひとはどうにか捕まえようと努力してたら、だんだん要領を得てきて、勢いよく走ってくる人間でも腰骨さえ押さえれば止められるということが判明しました。わーい…今後の人生に役に立ちそうにもないコツを得た…。

あと荷物チェックもときどきしてたんですけど、いろんな荷物の中身が見れてちょっとおもしろかったです…。柔道の雑誌とか持ってる人はじめて見たし。あと、リュックになぜか野菜しか入っていない人とかいた。ロックフェスにおいてあのニンジンでいったい何をするんだろう…

そんで休憩時間に仲間とよれよれになりながらコンクリートのうえに座ってまずい仕出し弁当を食べていたら、ちょうど横をLostprophetsのヴォーカルさん(かっこいい…)がスキップしながら通りすがったんですけど、こっちのみじめな集団に気づいたらふとスキップをやめて凝視してました。日本の貧しい女子労働者の姿に胸が痛んだのかもしれません。この衝撃をもとに曲でも作ってくれないかなぁ。なんか日本びいきみたいだし…(今までゴジラとかニンジャの曲作ってるし…アニオタ?)

覗き見したライブ関係はまた今度書きます。





今週ジャンプのSBRの最後のページのジャイロがかっこよすぎて、そのページをずーっと凝視してたら30分くらい時が止まっていたらしく、姉に「ごはんだよー」と呼ばれてハッと我にかえりましたけど、あのままだったらもうすこしで息を引き取るところでした…ふー、あぶないあぶない…
ていうか最初は友人と帽子とかモミアゲとか「ありえない!」と笑い飛ばしてたのにいつの間にかふたりともすっかりジャイロの虜だよ…こえぇー

そういえばアイシ9巻で自分が金剛兄弟と同じ誕生日だと判明したのがすごい嬉しかった…こんなに嬉しいのは22歳としてちょっとどうかと自分でも思うくらい嬉しかった…。わりと地味な日だから今まで同じ誕生日のキャラクターとかいなかった気がする。しかも金剛兄弟、双子だし天才だしさ…いいよな…。
そんでアイシ9巻は本編もいいけど一番感動したのは次巻予告のイラストでした…アイシのコミックスは前巻までのあらすじと目次と次巻予告の絵のために410円出しても全く惜しくない気がする…。



桐野| HomePage