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2003年11月09日(日) とんだマカロニ買っちまったぜ


からくりテレビ見てたら外人さんが「東京ヴェルディ」を間違えて「のうきょうメロディ」って言ってておもしろかったです。「小田急線」も「おばきゅー線」って言ってたし、どうしてそんなおもしろく間違えるんだろう。涙でた。


ラグビーワールドカップ決勝トーナメント。ニュージーランドvs南アメリカ。
■もうみなさんかっこよすぎる・・・NZのユニ、レアルのアウェーみたい
■10番(スタンドオフ)は大抵かっこいいなぁ。9番もいい。
■NZの10番スペンサー選手、パスがファンタジスタでした。股下!
■というかラグビー楽しすぎ。燃える。タックルにロマンを感じるようになってきた。
■だんだんどこを見たらいいのか、何がファウルかわかってきましたよ!
■テレ東は微妙に削ったりCM入れたりしてるけど初心者にはちょうどいいや
■次はオーストラリアvsニュージーランド!あー、楽しみです。


一応成人しているので選挙いきました・・・でも国民審査あるなんて知らなかったんすけど。てきとうにやっちゃった。もっとちゃんと調べときゃよかったなぁ!名前が気にくわないってだけで私なんかにバツつけられた裁判官が不憫ですな。ところで比例代表って意味ないと思います。


映画2本。

『不思議惑星キン・ザ・ザ』Кин-дза-дза!
ずーっと前から見たかったんです、これ。クー。路上で自分は宇宙人だと訴える男の持っていた装置を触ったら一瞬にしてキン・ザ・ザ星雲プリュク星にワープしてしまった建築技師マシュコフと音楽学生ゲデバンがどうやって地球に帰るか!という話。もうキン・ザ・ザの人達の暮らしや価値観がすごく変でおかしくて、異文化コミュニケーションに苦しみまくり、騙されまくりです。クー。もう笑えるし、チープな宇宙船が愛しすぎる。好きだ!クー!
しかし旧ソ連で作られただけあって、ただのSFコメディじゃなかったです。キン・ザ・ザにもひどい人種差別があったり、みんな強欲だったりで、権力、金、いろいろ考えさせられます。「ひとのふりみてわがふりなおせ」っていう問題提起の仕方かな・・・。クー。あとラスト、難解だけどよかった。
私はキリル文字がほんとに好きです。クレジット見てるだけで幸せ・・・。砂漠を変な車で走ってるシーンのポスターないかな〜。檻の中で歌うとこでもいい。欲しい。クー。
あ、クークー言ってる理由は映画を見ればわかります。クー。


『ラテンアメリカ−光と影の詩』 El Viaje
アルゼンチン映画。とにかく映像美。音楽はピアソラ。ものすごく旅に出たくなります。
南の果ての街ウスワイアの少年がブラジルにいる父親にあうために自転車で旅に出て変な人達にいろいろ出会う、という不思議系青春ロードムービーなんですが、映像美に加え妄想&奇怪幻想、童話、過酷な歴史、政治的暗示と皮肉、少年の孤独と父への思慕、とにかく盛り沢山なのが2時間20分で・・・疲れました。ときどきあまりの暴走ぶりについていけませんでした。まともな感じしたのに実はものすごく変というのがボリス・ヴィアンの「日々の泡」思い出したり。ああいう感じ。映像だけのんびり楽しめればいいんだけどなあ。
ねたばれ→(ラストが・・・ああいう「心の中に生きている」なんて安易なまとめは最近はもうそのへんの少女マンガでもやらんと思うのだけど。赤い服の女の子も、女の目から見ればひどいものです。あんな都合のいい女いないって。まあ妄想だからしょうがないけど。登場した女性はなんだかみんな好きになれない感じだったな−。


私、テレビ見過ぎですか。


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