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oneday  ぽぇ



 
 赦す

私が何を赦すと言うのだろう?

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「ゆるすということはむずかしいが、
もしゆるすとなったら限度はない
ここまではゆるすが、ここからさきは
ゆるさないということがあれば、
それは初めからゆるしていないのだ」

           山本周五郎

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人に対して赦すのではなく
自分に対して赦してあげたいと感じている。

心の中に石の塊と化して居座る後悔の念や
現実から目を逸らして
意識的に見ないようにしている自分。

それらの事が私の胸をチクリチクリと刺し
時には鬱々とさせている。

自分を赦してあげないと
本当の意味での強さは
私の中で育ってはくれないでしょう。

私が何故これほどまでに苦しむのか
それは、良き人であらねばならないと
インプットされ続けて来た
生育暦にある事は分かっている。

良き人。
優しき人。
善良なる人。
愛に溢れる人間である事は大切だと考えているし
そう出来れば素晴らしいとは思うけれど
今の私には現実逃避したい事が沢山ある。

良き人として生きるために
私自身を亡くしてしまっては
本末転倒になってしまう。

凡人の私では
自分が幸せでなければ人を幸せにはしてあげられない。

これから少し時間をかけて本質を見つめ
足元を固めてから前に進んでみよう。



ふわりん(姪)とは性格から思考に至るまで
よーーーく似ている。
なもので、最近はよーーく愚痴り合っている。

親子ほどの年齢差を物ともせずに
共感を共有できるのだからありがたい。

成熟度であって年齢ではないなぁーー
と、つくづく思い知らされている。

2004年06月18日(金)
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