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oneday  ぽぇ



 
 笑顔

リハビリを頑張っている父に
そんなに頑張らなくてもいいから
ゆっくり養生して時間をかけて治そうね
と言ったら微笑んでくれた。

久しぶりの笑顔に
何だか新しい発見でもしたかのような
新鮮な感動を覚えた。

父は穏やかで静かな人なので
あまりお話しをする事がなかったけれど
ベットサイドに長い時間いると
ぽつりぽつりと話をしてくれるようになった。

これから可能な限り
父の半生のようなものを聞いてみたい気がしている。

父と母のお世話をするようになってから
無償という精神が確固たる物になったように感じる。

宙に対しては確かに無償の愛を持っている。
けれども他の人に対してはどうだったか?
と言うと必ずしも生かされてはいなかったと思う。

心積もりとしては相手に何をも求めない
というスタンスを持って対してはいるけれど
深層ではどうだったのかな?との疑問がある。

母の同じ話の繰り返しを苦痛に感じていたのは
何故?

おそらく単純過ぎて退屈になり
私の脳が受け付けなくなってしまったのでしょう。
それは生理的なものもあるのでしょうから
自分を責める事はよそうと思った。

そして、ふっ〜と気がついた。

嫌々聞いても、ちゃんと聞いてあげても
経過時間は同じ。

自分がどう感じるかなのでしょうね。

聞いてあげる事で
母が喜びを感じ満足してくれるのであるならば
そうしてあげよう。

喜びや笑顔は良いに決まっている。
だったらそうしよう。

たかが脳されど脳。
脳に支配もされず負けもせずに
上手にコントロール出来たら楽でしょうね。

私の人生を
自分の脳に支配されているとはこれ如何に?^^;

今日は一駅歩いてみようかな?
・・・ではなく、歩くのだっ(^^♪

2004年02月10日(火)
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