2005年04月23日(土)
ひとつ年下の次女は、四月から社会人になった。
と、同時に学生時代から同棲していた彼氏を捨て、職場の上司と良い仲になったらしい。
同棲していた彼と結婚すると思っていた私は少し驚き、就職してすぐ職場で恋人を作ってしまう妹のバイタリティには呆然とさせられた。
そして今日、朝七時。
いきなり母から電話がかかってきた。
今日は仕事がある筈なのに、東京に来ていると云う。
「どうしたの?」
「どうしたもこうしたもないよ。次女の新しい恋人、妻子持ちだったのよ」
「・・・・・・まじっすか」
「不倫は駄目よ。駄目よね? TOHGAもそう思うでしょ?」
「え・・・・・・ いやぁ、わかんないや」
「もう、頼りないわね。とにかく次女は実家に帰らせるわ。今日連れて帰るわ」
「いやいやいや。それはちょっと。落ち着こうよ」
「取り敢えず、五時から次女の彼氏に会うから、アンタも仕事終わったら来て?」
「あー、うん」
かなり省略・脚色しちゃってるけど、まあそんな感じの会話をした。
不倫、ねぇ?
私の率直な感想としては
ワリにあわなさそうだし、リスクが高いし、めんどくさい事をよく次女もやらかしたもんだ。・・・・・・馬鹿だなー。
で、ある。
母親のように、私は熱くなれない。
多分、母を介してではなく次女から直接その事実を聞いていたら多分こう反応していただろう。
「えー、不倫? へぇーめんどくさそー。まあ、火傷しないよに気ぃつけてねー」
自分でも淡白過ぎやしないかとは思うが、興味無いモンは無いのである。 まあ、そんなこんなで午後八時。
仕事を早めに(といっても八時間以上労働した跡だが)上がらせてもらい、新宿へ。
彼氏と母の話し合いは既に終了していて、私は彼氏と直接会う事は出来なかった。
後で妹に携帯写真を見せてもらったら、次女の彼氏はホリエモンに似ていた。
そう言ったら怒られた。
「彼の方が細いし、肌のツヤも良いし、髪形もちゃんとキメてるし、カッコイイでしょ?」
まあ、ホリエモンよりはカッコイイ。でも、ホリエモンに似てる事実は変わらない。
さて、母と彼氏のガチバトル。
結果はどうなったのかというと。
『取り敢えず、実家に連れ帰したりはしないが、お付き合いは遠慮してもらう。付き合うなら奥さんと別れてから正々堂々と』
と、言う感じらしい。んー、割りと、普通?
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