TOHGA嬢の生活



「私立東京大学奇術愛高校」

2004年10月17日(日)

 と、いうタイトルの、とある手品サークルの、発表会を見に行きました。

 とても良かったです。

 そう言えば今回は入場の際に整理券が配られていて、このとあるサークルのOGである私は関係者用の整理券を貰ったのですが。

「4年生の方は、この整理券に書かれている番号の席におかけ下さい」

 と言われ、なんの疑問も無くそれを受けとって、指定された席に座り、そして隣りの席の一つ下の後輩の顔を眺めて漸く気がつきました。

 私、4年生じゃないじゃん。。。

 強いて言うなら5年生じゃん。

 ま、どうでも良いのですけど。


 そういえば十月の頭に、サークルへの寄付を募る手紙が届いていました。

 手品ってのはお金がかかるのです。

 私は封筒の中の振りこみ用紙は使わず、当日、カンパするつもりでした。

 まあ、使えないみずほの所為でATMからお金がおろせず、結局カンパ出来なかったのですが。

 まあ、私の事は置いといて。

 丁度、私と同じ時に関係者用の整理券を受け取っていた年配の男性が、受け付けの(多分)一年生に、横柄な態度でこう言ったのです。

「キミ達は、カンパした人間に、なんの挨拶もしないのかね?」

 は? なにそれ?

 あんた感謝される為にカンパしたの?

 なーんて思いつつ、やっぱりカンパしてくれたんだからお礼のひとつはしないとね。

 と、思い。

「まあまあ、この度は当サークルにカンパして下さり、どうも有り難うございますです」

 と、何故か私が挨拶してしまう。

 ある意味、職業病だ。

 男性も、私が4年生くらいに見えたようだった。満足そうにうなづいて去って行く。

 て、いうか。あの人誰だろう?

 私ですら知らないのに、(多分)一年生の場内スタッフに挨拶を求めるのは酷だと思った。

 どうでも良いけど、カンパしてくれた人達へのアフターケアってどうしてんのかしら?

 ちょっと心配になったけど、面倒だったので自分からはアクションは起こさなかった。

 この日記はサークルの後輩も見ているらしいので、やる気のある人、ヨロシク。

 ちなみにその横柄なOBは私の前の席だった。

 彼は演技中、何度か舞台をデジカメで撮影していたのだけれど、ことごとくシャッターチャンスを逃していて、あまりの馬鹿馬鹿しさに呆れ果ててしまった。

 なんでこの人、現象が起きてからカメラを構えるんだろう?

 例えばシルクの演技で言うと、

 シルクが出る→カメラを構える→シャッターを押す頃には次の現象の為の作業に移っている

 演者がシルクを手の中に閉っているので、撮る場面ではないと判断しカメラを下ろす。

 そのカメラを下ろした瞬間に、「ブレンド」の現象が起きる。


 この、繰り返し。

 この人、本当にOB?

 なんで此処まで演技の流れが読めないの?

 手品経験者なら、作業中にカメラを構えて、現象が起きた瞬間シャッター押すくらい、簡単に考えられるだろ?

 何度同じ失敗繰り返してるの?



 とりあえず、こういうOGにはなりたくないな、と。

 見事なまでの反面教師ぶりを披露していただきました。


 さて、舞台終了後は、皆でお酒を飲みに行く事になった。

 結構楽しかった。

 そこでの、とある人との会話。

「ねえトーガさん。あの人の髪型、どう思う?」

「なんかさ、笑っていいともに出てる、キングコングっていう芸人の一人に似てない?」

「似てるー!」

「っていうか、最初本当に誰だかわかんなかったよ。髪型だけであんなに変わるもんなんだね」

「っていうかキモくない?」

「うー、ん? それはよくわかんないや」

「僕は君のセンスの方がわかんないよ」

 実はちょっとその人と世間話でもしてみたかったのだけれど。

 席が離れていて、移動するのも面倒だったので、他の人と話して楽しんだ。

 < あの時、ああしていれば…  …見る?  この時は知る術もなかった… >


TOHGA [はい、もしもし?] ここで逢ったが
人目!!