TOHGA嬢の生活



外見で人を判断してはいかんぜよ…

2002年04月18日(木)

 授業も終わり、手品のサークルの練習を見る為に電車に乗っていた時の出来事である。

 明大前の駅で乗り換えの電車を待っていたアタシは、階段から下りてきた、顔以外をスカーフで覆った異国の人と目があった。。。

 そして何故か彼女は、アタシと目があった途端、知り合いを見つけた時の様に表情をぱぁっと明るくして、アタシの方へ近づいて来たのである。

 やばいっ……!!

 咄嗟に身の危険を感じるアタシ。

「貴方は神を信じますか?」とか「タリバン万歳」とか話しかけられたらどうしよう??
 例え母が立○校正会にハマッてても、中学からずっとミッション系の学校通ってても、家が親鸞宗のお墓でも、結婚式はウェディングドレスで♪とか思ってても、
 断じてアタシは無信仰主義と決めてるんだ!

 しかしそんなアタシの心配をよそに、彼女はアタシにこう言った。

「駒場への行き方を教えて下さい」(勿論、英語で喋っている)

 あ、英会話か…。

 それはそれで、困るんだYO!

「この電車に乗って6駅先だよ」

 と、日本語で言えば簡単なのに、こんな初級の英訳すらアタシには出来なかった。いや、ほら、いきなり話しかけられて、気が動転してたのよ、なんて言い訳をしてみたり。。。
 質の悪い事に、その駅でアタシも降りるって云うこの運命の悪戯!

 パニック気味のアタシは、
「アタシも、駒場、行く」(勿論、ジャパニーズ・イングリッシュ。あぁ腹立たしい)
 などと言ってしまったのでさぁ大変。
 彼女ともう一人、同じようにスカーフで頭を覆った女性と一緒に、「十数分間 ちょっと気まずい電車の旅」をする事になってしまったのである。

 電車内でも何度かアタシの英語能力を試される事になり、当然のごとく、まともに答えられないアタシがいた。

 トゥーチャーって何よ!?

 あまりに言ってる事が解らなくてアタシが困ってしまっていると。

「カワイ〜!!」

 と、彼女達に偉く達者な日本語で謂われてしまった。あまりにその言い方が日本人ぽいので
「日本語喋れるの!?」(これだけは何故か流暢。理由は言うまでもない)
 と聞いてしまった。
 くそぅ、日本人が英語にコンプレックス持ってるのを知ってて、馬鹿にしやがったな。

 しかし彼女は
「いいえ、ほんの少ししか喋れない」
 と、英語で答える。一応、信じる素直なアタシ。
 でもなんか、クツジョクだ。。。

 そうこうする内に、駒場に着いた。着いた後も彼女達は何か話しかけてきたが、やっぱり解らないので解放してもらった。勘弁してほしい……。

 それにしても、よりによって何でアタシに話しかけて来るかなぁ?
 クォーターだからか?(母方の祖父は米国人だったらしい)
 いやいや、ただ運が悪かっただけに違いない。
 もしくは、「親切そうな人に見えた」って事か?
 そういや以前、養護学校の子がアタシを先生と間違えて抱きついてきた事もあったなぁ。アレにもかなりビビッたけど、今回は自分の無能さを突きつけられた様な気がして、精神的にかなり痛かった。

 もし目の前が海辺だったら、絶対叫んでやる。
 英語なんて、大っ嫌いだぁ〜!

 どうでも良いけど、アナタ、何年前の人?

 < あの時、ああしていれば…  …見る?  この時は知る術もなかった… >


TOHGA [はい、もしもし?] ここで逢ったが
人目!!