眠
眠る事は許される事に似ている。 目を閉じてリセット、と迄は行かないし望んでもいないからそうはならないが、何かを止め何かを切り何かを捨てることまでは恐らく出来る。仮令再び目を開いたその瞬間に全てが揺らぎなく変わりなく元通りであるとしても、目を閉じるその瞬間は自由意志による開放であり束縛である。 耳が痛くなるほどの静寂ではなく、歌詞の無い音楽か風の音可能ならば雨交じり、それに誰かが頁を捲る音(それとも最近はキーボードを叩く音とでも言うべきだろうか?表現としてはあまり文学的ではないが、音としては文学的かもしれない。視覚的には好みとしか言いようの無いタイプライターは恐らく聴覚的にうるさすぎるだろうから。)を聴きながら、眠りに落ち続けることを夢見て目を閉じる。私が誰かに望むことなどそれだけのもので、そして今の私にはどこに手を伸ばせばいいかわからず、何より贅沢なものに見えるのだ。 まどろみは幸福、夢は醒めることを前提に軽く優しい、そしてだからこそ覚醒は強く寂しいものである。春の夜一人で目を瞑り、夢うつつの中で祈れば君に聞こえなくていいだろう。 --- 会社にフリーのグループウェア導入開始。責任者自分。既に仕様変更・追加要求が数点。私のJavaレベルはHelloWorldだと知らない人と知っている人両方から。…自分がユーザ側だったら同じ事をするだろう、と思う。嗚呼人って我侭だ。
2004年04月12日(月)
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