Good Luck,Good Lack.
     
 試験終了
とりあえずですが。
どうもこんばんは、xxxです。
大学3年後期課程もついに終了の運びとなりました。

●卒研発表会

本日初めて見て参りました。

形態としては普通の教室(小)で出入り自由。
思ったよりこじんまりとした感じでしたが、
そこら中の教室で行われているみたいなので、そんなもんなんでしょう。
学会とかじゃないわけですし。

今日見たのは自分の配属する研究室の合計10本(確か)。
持ち時間は1人きっかり10分で休憩が1回入りました。
質問の最中だろうがなんだろうがきっかり切られるようです。
逆に何もないと誰かが頑張って質問しないと駄目。
大体発表が6〜7分くらいで残りが質疑応答といった感じです。

開始から5分・7分・10分で
進行役の先生がベルを1回・2回・3回短く鳴らして合図。
これが意外にいい音がするので、
ちょっとビクリと・・・(お前くらいだ)。

進行役の先生が優しい人だったからか、
大体和やかな雰囲気で進んでいたようです。

あ、でもただお1人ですが
途中で入室された方(多分先生かと?)がいらっしゃって
非常に厳しい質問を1つの発表に向けて
その発表が終ると同時に退場されました。

・・・来年怖いかも。

●卒業研究について

本日の発表を参考に
自分の研究について考えると言うのが
とりあえずは今日の目的なわけですが。

前々から自分が
「詩の自動生成」に興味があると公言し
日記にもそう書いてきたわけですが、

ありゃあ難しいぞ(ーー;)。

普通の文章を詩に直すプログラムと言うものを、
研究されていた方がいたのですが、なかなか・・・。

概要としては
一般の文を詩とみなされる形にする為に
句読点をなくしたり空白を作ったり倒置したり
と言ったことをランダムで行うものでした。

正直予想(とゆーか期待)には随分近いところがあったんですが、
実験結果とか質問とかを拝聴すると
研究対象としては厳しい感じが・・・。

詩の定義自体が難しいのは
わかってたことなんですけど、
質問であったのが、
「ある言葉を入れるとそれを詩にしてくれるのはどうだろう?」

やりたいけど一生かかるだろう、それ(汗)。

いや、だからやりたいけど(涙)。

広辞苑とか入力したら出来そうな気もするんですが(笑)
言葉と言葉の関連性って難しいなあって。
特に詩なんていう
曖昧で不明確でその癖、深すぎる意味を持つ存在。

例えば空を表すのに
青いとか高いとか広いとか見上げるとかが一般的ですけど
それを逆に使うからこそ
詩だったりもするわけで。

   この 空は 黒く
   この 空は 低く
   この 空は 狭く

   ああ この 空は 僕に 見下げられたままに

感嘆詞「ああ」はおまけで(爆)。

まあ上記は才能ないから(T-T)
なんだかどうしようもないものになってますが、
雰囲気だけでも感じ取って頂けると幸いです。

どちらかと言うと
全ての言葉をランダムかつ無制限に
吐き出して掻き混ぜで組み合わせる方が
詩となる可能性があるのでしょうか。

でもそれじゃ、詩人と何の違いもないね?

「アルファベットの書いてある
26面体のサイコロを投げ続けているんだよ。
 いつか単語が出来るかもしれない、
文が出来るかもしれない。
 そうして何億何兆分の1の確率で、
いつか、
そりゃあいつの日かなんか知らないが
 この世の全ての物語が書けることになるだろうよ。」

ミヒャエル・エンデ『はてしない物語』

詩人とはただ必ずいつか作られるはずの
その言葉に文に物語に辿り付くまでの
僅か数日を、もしくはたったの数分を減らす為に
見苦しくも足掻き続ける人々のことなのです、多分。

そうそう蛇足ですが、詩にする例文で
OHPに映し出されたのが

『私は生暖かい液體に浸つてゐる。』

過剰に反応し過ぎたのはやっぱり私だけですか(笑)?

(※京極夏彦先生『姑獲鳥の夏』の冒頭文です。)

正直そのセレクトだけで、発表者の方にちょっと親近感が(笑)。

●あれ。

気付いたら12時超えてるし(T-T)。

おかしいなあ、今日はいい加減に
簿記検定2級の勉強をするつもりだったのに。
(もう結果半分確定。)

家に帰って御飯を食べたら、
炬燵で目が覚めました。

途中経過が抜けてるところが詩的ですね(爆)。

ああ、やっぱり外で夕食済ませた方が、
って言うかカレー食べに行くの
連れてってもらえばこの事態は避けられたかな・・・(ーー;)。

本日これにて。


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2002年02月21日(木)


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