| 2002年10月11日(金)→→→愛について本気出して考えてみた |
きょうは前の仕事場の送別会っぽい催しがあった(おじさん抜き。Hさんの仲良い人たちのみという非公式?)。 きょうも退屈な一日、あと○時間でみんなに会えるーとか思わず数えて一日を過ごす。 送別会に行く前はけっこうドキドキしたけど、行ったら全然違和感なくてもっと駅とかで懐かしい〜と思うのかなあと思ったけれど、実に「いつも」感を感じてちょっとうれしかった。このまま、今の仕事場でもそういう風になるのかなあ。 いろんな人に、会社にいたときより元気そうだとか生き生きしてるだとかうれしそうだとか言われた。 違いますー。 みんなに会えてすごーくうれしかったんですー。 何だか、自分で思っていたよりすごーくうれしかった。 実はけっこうHさんが随所で泣きそうになってるのに気付いていたけど、見たら自分も泣くかも!と思ってHさんを茶化してみたり。 だって「人前では泣かない」宣言とかしてるし(自意識過剰だから「泣けない」のだけれど)。 最近歳のせいか、その宣言も危うくなってきているし。 とりあえず一人の時は野球でも泣きまくってるし。 まあそれはいいとして。 歳を追うごとに、人間関係の貴重さが身にしみるわけだ。 そしてしょせん人間はひとりなんだっていう大原則もしみてるから、ひとりじゃなくてみんなといられる時間、っていうのが本当に素敵だなあと思う。 そういう瞬間を、日々大切にしなきゃいけないのに、別れたり別れを目前にしてみて初めてはっとするという情けなさ。 でも日常の空気のような当たり前に存在する人間関係に対する認識ってのも、それはそれでいいものなのだけれど。 失って初めてその贅に気付くというのも、人間らしくていいかなあと思ってみたりもする。 結婚生活ってこういうのかなあと思ってみたりもする(笑)。
きょうはみんなを見てるだけで楽しかった。 まあTさんとはよくしゃべったかもしれないけど。 酔ってると思われたかもしれないけど、人見知りが解けたあとの私はおしゃべりだから、そこんとこきっとギャップあるんだろうな。 ま、Tさんもそこらへんは同じだろうからわかってるかな。 私は構えずしゃべれるようになるまでにとても時間がかかる。 バリアがとてもたくさんある。 でもだからこそ、しゃべれるようになった人たちとの関係はとても大切になる。 大切でそして愛しいものになる。 最近思うのはそういう愛しさってのはいわゆる「恋愛」とは違うんだけれど、やはり私の生きるエネルギーだなあということ。 そして実は恋愛よりそういう愛の方が大事なのかもしれないということ。 もしかしたら、いわゆる恋をした相手にそういう愛しさを感じるようになったら、それが結婚とかにつながるのかなあと思ったりもする(まあ結局恋愛も発展すればそういう愛しさに変化して結晶化するのだろう)。 そういういわゆる「愛」ってものは人間の生きる原動力だったり、人間としての存在価値だったりして、それを得るために恋をしたり友達をつくったりするのかもしれないと思った。 そうか、愛が歴史を地球に刻むのか。
よしもとばななが言っていたけれど、そこにどんなに黒い感情や思惑があっても、相手を好きだと思うことの美しさは変わらない。 好きな人たちがたくさんいる私は、そんな美しさに酔っている。 そしてとてもしあわせで、とても楽しくて、とても悲しい。 やっぱり愛は美しすぎて悲しいなあ。そしてその根っこが知りたい。 いつもたどりつくのは、吉本ばなな「SLY」の日出雄くんのセリフだ。
「…人生は誰か特定の個人への愛だけじゃ足りないの。友達や、仕事や、親兄弟や、生きている人ももう死んじゃった人も、植物とか動物とか、自分に関係あるいろんな要素のどれかひとつ欠けても、やっぱりそれはその人が成立しなくなるということには違いないのよ。…中略…そして、ある程度以上のいろいろなことを経験すると、ある程度以上の愛を知ることができるようになる気がする。」
「ある程度以上の愛?」
「何でも好きになってしまう。ストレスがたまらない。僕みたいに、家族がなくなってそれに気づく人もいると思うけど、たいていの人はやっぱり恋愛でぼろぼろになったりして知るのかな。わかんないけど。でもね、それとは別に僕は思うの。何かを本当に知りつくすためには、自分の潜在能力を知るためには、多分人は人々に出会わなくっちゃいけないのよ。多分ね。自分が愛するものすべてに抱く感情の、根っこにあたる何かを知るために。すべてはそこからはじまり、そんなことはおかまいなく時間は流れ、人はそれぞれの人生を全うする…」
何だか恥ずかしいことをたくさん書いて、最後はよしもとばななに逃げた感もあるが、結局愛について考えるといつもここに来る。 すべての根っこ、収束なんだなあ愛は。 愛とは…198%すべて!と言った村上隆に激しく賛同。 そして今日の日記は竜頭蛇尾に収束してここらで終了…意味なく長っ。
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