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■ 服に付いた疑惑。
朝、目が覚めた瞬間から
りょうちゃんは甘えてきた。
何だかよく分からないけど
とっても愛しく思えて
出勤ギリギリまで愛してもらった。
時間がない時って
ずっとくっついていたいって思いながら
目は時計ばっかり追ってしまう。
終わったら何事もなかったように支度するのかな、とか
ポイって放り出されるのかな、とか。
それが怖くて集中出来なくなっちゃう。
でも、りょうちゃんは違ってた。
後も、ずっとぎゅっとしてくれて
たくさんちゅうしてくれて
ちゃんと伝えてくれてからシャワーを浴びに行った。
たったそれだけ、のことかもしれないけど
あやにはその行動がとっても嬉しかった。
だから今日は本当に幸せな気持ちで満たされていて
久しぶりにお仕事も楽しかった。
でもやっぱり、それだけ寂しくなっちゃうわけで。
夜はお仕事の飲み会があったけど
頭の中はりょうちゃんでいっぱい。
りょうちゃんもお仕事でご飯を食べに行っていたから
なんとなく余計に寂しくて。
帰る時にメールをしたけど返信もなし。
でも今日こそは一人で帰らなくちゃって思ってたから
おとなしく電車に乗ってお家の駅へ。
ちょびっとだけ立ち読みしてたら電話が鳴って
「りょうちゃん」の表示が。
終わったのかなーと思って出てみたら
「今○○線の駅。これから行くね。」
・・・。
何も言わず、決定されてたことが面白かったし嬉しかった。
なのに。
会って飲み物を調達しようとしていた時
背中が汚れてるのに気がついた。
あれ?ファンデーション?
・・・なんて、そんなわけないと思ったけど
面白半分に怒ってみた。
当然、覚えのないりょうちゃんは否定してたけど
冗談で言ったことが、だんだん本気になってきちゃって
自分で言い始めたことなのに
ものすごく不機嫌になってしまった。
お家に帰ってちょっとは和解(?)したけど
とても失礼なことをしたな、と反省。
あやが不機嫌になっていた理由が分かったりょうちゃんは
「原因がそれなら謝らないよ。
だって何もないもん。」
そうだよね。
やっぱり、そういうところが好き。
いい加減に平謝りしたりなんてしない。
やましいことしてないなら、認めない。
あやがグチグチ言っても、面倒臭いなんて思わない。
ちゃんとぎゅうしてもらって落ち着いた。
「他の女の人に会ってたら、家来ないでしょ。
絶対、わざわざ来たりしないよ。」
はい、ごめんなさい。
かしこまりました。
2007年04月23日(月)
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