霞的迷想



リハビリテーション

2004年08月29日(日)

気が付けば、随分長いことPCに向かって文章を打っていない。
勿論、サイトにアップするとかしないとかに関わらず。
たまにネタをまとめるにしたって、今こうしているように、H"片手に移動中とか、そんな応急処置みたいな扱いばかりで。

そんなわけで、タイトルのリハビリテーションは創作文のそれのことです。
でもって、取り上げるのは
【私とアンジェリーク】
何て今更に。

もしかしてどこかで書いたかもしれないけれど、私とアンジェリークの触れあいは中途半端にも大学時代。
朧の(以下略)の部屋にあった、スーファミ版アンジェをプレイしたのが始めだったりする。
なぜ中途半端かといえば、かつてそれほどゲーマーでもなかった私は、某少女小説誌のお陰で発売前からアンジェの存在を知っていたからなんだけど、まあそこはそれ。
ともかく朧のの部屋で出会ってそれなりにはまった結果、某私設ファンサイトの会員になっていたりする。
が。
あれだけ色々出てるにも関わらず、私が持っているアンジェ関連はベスト版のアンジェスペシャル1だけだったりもする。プレイしたのは他には瑞緒さんに借りたレクイエムぐらいで、そんな状態でファンサイトに参加するんだから威力がどれ程のものだったか推察できようというものだ。

ところで、アンジェにはラブラブエンディング(笑)なるものがある。
女王を目指す務めを放棄して、意中の相手とトンズラこくあれは、正しく女王エンディングに進んだときにライバルが補佐官に抜擢されることを思えば、残される方はたまったものじゃない。
ことに、先代の助言すら得られなくなるアンジェ2でそれをやられた日には、一人放り出された新宇宙で新米女王がやさぐれるのは高い確率。そんな女王に守られた世界なんて目も当てられない。
だもんだから、片方が途中リタイアした時にも保険として補佐官になれる人材がいてくれたらな、というのがうちのアンジェssの原点。
長い前振りは一反中断。

保険として補佐官になりうる人材なんていったら、多少物事をわきまえていて、女王候補を支えられる相手でなければ意味がないし、感覚に開きがありすぎても長い間たった二人でなんて過してられない。
そこで考え出したヒロインは、寮で働いている臨時職員。
彼女は女王候補二人にとって姉であり友達であり肩肘を張らずに話せる相手。でも決してパーフェクトな人間ではなくて、生きる目的を掴みかねているモラトリアム人間。
だからこそ候補二人には選択に怯まないで欲しいと切に願っていて、その結果、レイチェルとチャールズの背中を押した。
守護聖との組み合わせでは後始末が面倒になるので、商人×レイチェル。プレイしていないくせなぜか口の悪い芸術家が気に入りでもあり、ヒロインの境遇と衝突してくれそうでもあるから、ヒロインの相手は斉蘭に決定。けれどレイチェルが抜けた場合の保険がヒロインの役目なのだから、当然ヒロインは新宇宙に旅立たなければならず、二人は再会を約束して主星を去る。そしてヒロインが新宇宙から帰ってみると……という話がリハビリごの一品です。

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