彼が同僚との飲み会に行った。

「連絡するよー」

とは言ってたものの連絡は来ず。
でも、そんなに気になったりはしなかった。
私は私で実習アイテムの作成に必死だったしね。

「会場が地下で電波が無かったよ　二次会に出ないで帰る」

というメールが届いた。
ほうほう。
しかし、なんだろう。
さっきまでは別に平気だと思ってたけど、急にもやもやしてきた。
さっぱり可愛げの無いメールを返した。

「近くに住んでる同僚が潰れたので送って帰る」

というメールが届いた。
ほうほう。
大変じゃのぅ…とか思いながらなんだかもやもや。


帰り道、ほんの数分の道なのに電話がかかってきた。
彼はいつも以上に酔っ払いだった。

「●●●〜！もうすぐ着くからね〜。我慢できなくて電話した〜」

かなりごきげんでした。
これくらい酔っ払った彼を見たこと無いからちょっとびっくり。
隣の体育会系の人に飲ませられたらしいけど、楽しかったみたいでよかった。

彼が帰ってきて少し話してたらなんか猛烈に寂しくなって泣いてしまったし。
号泣したわけじゃないけどね。
たぶん、寂しかったんだろうね、私。
いつもの通り、少し泣いたらすっきりしてもやもやは無くなった。



素敵な　　　大好きじゃー。