民進・今井雅人衆院議員「二重国籍をうやむやにしたから党はピリッとしない」 蓮舫代表に不信感(産経新聞 2017.07.09)民進党の今井雅人衆院議員は9日、東京都議選で現有議席を下回った党勢の回復に向けて、「まずは蓮舫代表の二重国籍問題を解決することだ。この問題をうやむやにしてきたから、うちの党はピリッとしない」とツイッター上で指摘した。 今井氏は「正直僕自身も蓮舫氏の二重国籍に関して真実がまったく分からない。仲間であるわれわれですら分からないのだから、一般の人はなおさらだ。自ら戸籍を見せて、ハッキリ説明することから始めなければいけない」と戸籍謄本の公開を拒み続ける蓮舫氏への不信感をにじませた。 民進党は11日から全国11ブロックごとに国会議員会議を開いて、都議選の敗因について総括する。今さら公開し二重国籍の疑惑が解消されたとしてもそれで民進党の支持率が上がるとも思えませんが、けっきょく蓮舫氏が「安倍首相は逃げてる」「都合が悪いから隠してる」なんて政権批判しても「有耶無耶にしているお前が言えた立場か」と思っている国民も多いと思います。国民に疑念を与えたままで批判しても説得力がないというのは致命的です。「安倍1強」の政治に反対、新宿で抗議デモ 8千人参加(朝日新聞 2017.07.09)「安倍1強」の政治に反対しようと、東京都新宿区の新宿中央公園で9日、安倍政権への抗議デモがあった。デモを呼びかけた団体によると午後7時までに約8千人が参加。「国会開け」「安倍内閣退陣」「NO 共謀罪」などと書かれたプラカードを掲げ、新宿駅周辺を行進した。大阪、名古屋、福岡などでも安倍内閣退陣を求めるデモがあった。 午後5時半ごろ、学生団体「SEALDs(シールズ)」の元メンバーらが関わって設立された市民団体「未来のための公共」がデモを開始。「共謀罪」の趣旨を盛りこんだ改正組織的犯罪処罰法が11日に施行されるのを前に、「テロ対策とうそをつくな」などとシュプレヒコールを上げた。 デモを見ていた川崎市の50代の会社員男性は「デモが増えていると感じる。なかなか日本人は行動しないので、アピールすることも必要なのではないか」と話した。原発反対のデモを中心に参加しているという東京都練馬区の主婦空野真澄さん(68)は「共謀罪は内心の自由を侵害する憲法違反だ。成立したとは認められない」と訴えた。いつも人たちの集まりなだけですが、安倍一強が嫌ならデモするより「そろそろ政権批判に終始してないで真面目にやれ」と政策二の次な野党のケツを蹴り上げるべきだろうとしか思えません。安倍政権や自民党の支持率が下がっていますが、下がった分が野党に支持として流れずに無党派層になっているのは野党の政策に魅力を感じていないからなんですよね。都議選でも安倍政権を繰り広げていた野党が当選者を多く出したかといえば、そうではなく新しい物好きの日本人特有の動きで、魅力のない野党よりも新しく誕生した未知数な都民ファーストに票が流れていきました。それぐらい野党の不甲斐なさ故に「安倍一強」が長く続いていただけです。いわば野党の自爆なだけ。