元米兵「刺して殺害」 性的暴行認める 女性遺棄容疑(朝日新聞 5月21日)沖縄県うるま市の女性会社員(20)が遺体で見つかった事件で、死体遺棄容疑で逮捕された米国籍の米軍属、シンザト・ケネフ・フランクリン容疑者(32)=同県与那原町=が「女性をナイフで刺して殺した」「強姦(ごうかん)した」と殺害と性的暴行を認める供述をしていることが20日、捜査関係者への取材でわかった。捜査関係者によると、シンザト容疑者は調べに「女性をレイプした」と話したほか、「棒で頭を殴り、乗用車に連れ込んだ」「ナイフで刺して殺した」などと供述。遺体を運んで遺棄したことも認めたという。 また、シンザト容疑者の携帯電話には、女性のスマートフォンの画面を撮影した画像が残っていた。この女性のソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)の画像を表示させたもので、県警は女性と接触した重要な証拠とみている。スマホは見つかっていないという。遺棄容疑者、海兵隊員として沖縄に 妻は日本人、乳児も(朝日新聞 5月22日)沖縄県うるま市の女性会社員(20)が犠牲になった死体遺棄容疑で逮捕されたシンザト・ケネフ・フランクリン容疑者(32)はどういう人物なのか。 沖縄県うるま市の女性会社員(20)が犠牲になった死体遺棄容疑で逮捕されたシンザト・ケネフ・フランクリン容疑者(32)はどういう人物なのか。 接見した弁護人などによると、シンザト容疑者は米ニューヨーク州出身。米海兵隊員として沖縄に派遣され、その際に日本人女性と知り合って結婚した。妻と日本で暮らすために2年ほど前に海兵隊を辞め、その後、米軍嘉手納基地でインターネット関連の仕事に携わっていた。生後数カ月の子どもがいるという。 基地から約20キロ南の沖縄県与那原町にある戸建て住宅に住む。近くの男性(52)によると、住み始めたのは4月下旬。妻と乳児を連れ、菓子折りを持ってあいさつに訪れた。「体格は大きかったが、怖そうな印象はなかった」。隣人の男性(21)は「道で目が合うと、すぐそらされた。人見知りだな、と感じた」。 転居前に住んでいた同県沖縄市のアパートに住む女性(36)は「うちの子どもと外で会うと『コンニチハ』と笑顔であいさつしてきた。やさしい感じだった」と話した。たいへん痛ましい事件であり米軍基地がなかったら起きていなかった事件だったと言えるのですが、容疑者は元海軍所属ですが今は退役して一般女性と結婚して現地で暮らしながら米軍施設で働く一般人なのですよね、だから、これまでの米兵による事件とはちょっと違うと思っています。この事件をきっかけに在日米軍排除運動がヒートアップして、米兵は出て行けと基地の前でコールしたり、子供の乗るスクールバスを取り囲んだりして排除運動を展開しているようですが、怒りのあまりに全体を凶暴な人と見なして排除しようとするのは人種差別じゃないかと感じます。沖縄のメディアや朝日新聞などが在日米兵やその家族に対する排除運動を好意的に取り上げていますが、ごく普通に暮らしている在日コリアンに対して「出て行け」など酷い言葉を浴びせるヘイト運動を展開している団体と同じようなことをしているわけで、私はどちらの差別も許されるべきものではないと思っていますが、差別に関していつもは批判的なメディアは、イデオロギーにさえマッチすれば好意的になってしまうのは事件を米軍基地問題に絡めて政治利用しているのではないかと思いますし、そして、それはメディアがやってはいけない危険な行為でもあると思います。