産経前支局長の出国認めず=仮処分申請を棄却−韓国(時事通信 2月13日)朴槿恵韓国大統領への名誉毀損(きそん)で在宅起訴された産経新聞の加藤達也前ソウル支局長(48)が、出国禁止措置の停止を求めた仮処分申請で、ソウル行政裁判所は13日、申し立てを棄却した。措置は半年以上続いているが、出国できない状態はさらに長期化する見通しとなった。申し立て棄却 出国禁止の停止求める仮処分 行政裁「多少延びても耐えられる」(産経新聞 2月13日)出廷した加藤前支局長は「これまでに開かれた3回の公判にも誠実に対応してきた」と強調。昨年10月に東京本社社会部への異動が発令されたにもかかわらず日本に帰国できないため、「国民の知る権利に応えるという記者としての役割を果たせていない」などと意見陳述し、出国禁止延長措置の執行停止を求めた。 また、産経新聞社も「(日本に残された加藤前支局長の)家族は甚大な精神的苦痛を受けており、人道上無視できない」と指摘した上で、出国禁止延長措置の執行が停止されて加藤前支局長が日本に帰国したとしても、「裁判に必ず出席することを保証する」などとした上申書を裁判所に提出した。これに対し、李裁判長は棄却理由として、(1)加藤前支局長は韓国に4年以上生活し、多少、在留期間が延びても耐えられないほどとは言えない(2)加藤前支局長の家族は韓国入国を禁止されていない−などとした。 加藤前支局長は今月6日、韓国当局による出国禁止の延長措置は違法であるとして、黄教安(ファン・ギョアン)法相に対し同措置の取り消しを求める行政訴訟を起こすとともに、行政訴訟の判決が確定するまで執行の停止を求める仮処分を申し立てていた。 加藤前支局長の出国禁止をめぐっては、ソウル中央地検が昨年8月7日付で禁止措置を取って以降、8回延長されており、加藤前支局長は現在、少なくとも4月15日まで出国できない状況に置かれている。他の新聞社も静かなものですし、フリーを含めたジャーナリストの人達も旅券返納でシリア入りを阻止された自称フリーカメラマンの人権や報道する権利や自由は守ろうとするのに、韓国でずっと出国拒否されている産経新聞前ソウル支局長の人権や報道する権利や自由は無視するのでしょうか?きっと新聞社の思想で産経新聞前ソウル支局長の人権を無視しているのでしょうけど、新聞社の思想以前に報道の自由に対する侵害にあたるわけで、日ごろ報道の権利や自由を主張するジャーナリストの方々は、そこのところどうお考えなんでしょうか。◆過激派組織ISについて(NHK NEWS 2月13日)NHKは過激派組織について、これまで組織が名乗っている「イスラミックステート」を日本語に訳して「イスラム国」とお伝えしてきましたが、この組織が国家であると受け止められないようにするとともに、イスラム教についての誤解が生まれないように13日夜から原則として「過激派組織IS=イスラミックステート」とお伝えすることにしました。与野党を含む政府や在日ムスリム団体やトルコ大使館が、イスラム教徒への偏見や誤解に繋がり、実際にモスクへの嫌がらせまで出たので「イスラム国」と呼称するのは止めてほしいとマスメディアに呼びかけていましたが、「イスラム国」という名称の変更を希望します 宗教法人 名古屋モスク「『イスラム国』表現、誤解を招きかねない」トルコ大使館、報道各社に呼びかけ(ねとらぼ 2月8日)在京報道各社各位(トルコ大使館サイト)ようやくNHKが変更することに決めました。ただ、ISもイスラムとstate(国や国家)が入っているので、あまり意味は変わらないのですが、イスラムと使わなくなるので変更したことは良いと思います。しかし、政府やオバマ大統領でも使っているISILだとダメなんですかね?与野党を含む政府がISILを使ってほしいと要請しているのですが、なぜか安倍首相だけが言っていると勘違いしているのか、反権力なジャーナリストほど「イスラム国」でいいんだ!とあれこれ屁理屈をつけて持論を展開しているのですが、イスラム教徒の人達が止めてくれと言っている意味が分かってないんでしょか。イデオロギーが先走って意地でも変えたくないんでしょうか?でも、ああいう人達に限ってシナやチョンという言葉を使ったりすれば、「嫌がっているものを使うな!」とばかりに猛反発するんですよねぇ。人種が違えど同じことなんですけど。話がちょっとズレてしまいましたが、NHKがイスラム国からISに変更したことで他のテレビ局や新聞社も続けばいいのですが。