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2014年01月01日(水) 『あまちゃん』は紅白で完結した。

皆様、あけましておめでとうございます。

2014年もマイペースでこの日記を書いていきますが、

どうぞよろしくお願い致します。

あまちゃん、紅白ジャック!華やかにファミリー集結(スポーツ報知 1月1日)

第64回NHK紅白歌合戦(31日、東京・NHKホール) 
社会現象にもなった連続テレビ小説「あまちゃん」が
オープニングから前半、後半と完全紅白ジャック。
ヒロインの能年玲奈(20)と橋本愛(17)の共演や、
25年ぶり紅白の小泉今日子(47)と初出場の薬師丸ひろ子(49)の豪華メドレーなどで盛り上げた。
紅組初司会の女優・綾瀬はるか(28)はトチリあり、涙ありの迷司会で沸かせた。

 「あまちゃん」がNHKホールを席巻した。
ヒロイン・天野アキ役の能年玲奈がドラを鳴らしてオープニングを飾ると、
前半では「スナック梨明日(リアス)」のセットを
舞台に北三陸編の出演者たちが生ドラマを演じた。

 クライマックスは後半に訪れた。
アキと親友ユイ(橋本愛)の「潮騒のメモリーズ」、アキの母の天野春子役の小泉、
女優・鈴鹿ひろ美役の薬師丸が、ドラマの重要な鍵となった曲「潮騒のメモリー」を順番に歌い継いだ。
最後はアイドルユニット「GMT5」や出演者全員が「地元に帰ろう」を合唱し、1
5分にも及ぶコーナーを華やかに締めくくった。


昨夜の紅白歌合戦の「あまちゃんコーナー」大変感動的でしたね。

ドラマを全く見たことがない人にとっては、置いてけぼりの企画でしたが、

ドラマを最後まで真剣に観ていた人にとっては涙なくして見られない15分の物語でしたね。

東京に行ってアイドルになりたかったユイちゃん

しかし東京へ上京しようとすると父親が倒れたり母親が失踪したり

物語の終盤には東日本大震災トラブルが発生し、

けっきょく東京行きは果たせない夢となって終わったのですが、

昨夜の紅白で東京行きが実現、

しかも大舞台の紅白でアキちゃんと「潮騒のメモリーズ」として「潮騒ノメモリー」を歌う。

これだけで感動して号泣してしまいました。

そして、音痴な鈴木ひろ美の影武者として、

代わりにレコーディング専用の歌手になり、

人前で歌うことは許されずアイドルとしてデビューを果たせなかったアキちゃんの母親

天野春子が初めて人前で、しかも紅白で歌ったわけですよ。

そして音痴で影武者を使われていた鈴鹿ひろ美が、

音痴を克服し紅白の舞台で歌いあげる。

きっと舞台袖で太巻とミズタクも泣いていることが容易に想像でしましたし、

ドラマと同じく15分のコーナーで、

第157回・最終回「おら紅白に出るど」のタイトル通り、

ドラマとして最高のエンディングじゃないですか!!

『あまちゃん』が好きだった人は確実に泣いていると思う出来すぎたドラマ。

ドラマが爆発的な人気となったことで、

スピンオフみたいな特別企画が誕生したのですが、

ドラマが別のドラマを生んでしまった、

そのドラマを越えた感動を瞬間を目撃しちゃいました。

そして、Perfumeの衣装と演出も凄かったですね。

プロジェクションマッピングを紅白という

日本のみならず世界も注目する生放送のミスの許されない場所で堂々とやり遂げましたよ。



プロジェクションマッピングは動かない建物に映像を映すことが一般的ですが、

Perfumeは動いている対象物に投影しています。

しかも、動いてるものをリアルタイムに赤外線カメラで認識して、

距離計測カメラを用いて瞬時に解析し、

その輪郭に合わせてちゃんと投影して、

1ミリのずれも無く人物のみに投影し、

後ろの壁などには投影されないという解説しないと凄さが分からない

最先端な技術をやっているからすごいんです。

白の地味な衣装で登場したので、Perfumeをよく知らない人なら、

「他の歌手に比べて地味な衣装」という感想を持ったと思いますが、

プロジェクションマッピングが始まるや、

会場の「おぉー」っていうどよめきが凄かったですね。

(肉眼で見るとテレビで見る以上に美しいんですから。)

そして、セットのクリアなアクリルボードにも最先端技術が使われているんですよ。

LEDの照明や映像をくもりや反射もなく美しく投影できるのは

Perfumeが「1mm」のPVで使用したのが世界初ですから。

昨年はLEDの光る衣装と

背後の大型スクリーンにはカメラで写された映像が

コンマ1秒のずれも無く映し出されるという最新技術の映像処理でしたが、

今年の紅白ではズレの無い映像技術をほとんどのアーティストが取り入れ、

光る衣装をエグザイルなどが使用していたので、

Perfumeは一歩先を常にリードしているのも再認識させられました。

今年もどんなことをやってのけてしまうのか楽しみですね。








名塚元哉 |←ホームページ