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2013年12月09日(月) Perfume 4th Tour in DOME 「LEVEL3」@京セラドーム大阪

一昨日7日と昨日8日の2日間、

Perfume 4th Tour in DOME 「LEVEL3」 supported by チョコラ BB」に参戦してきました。



まだ24日と25日の東京ドーム2daysが控えているので、

セットリストや演出など詳細はネタバレ禁止の特定秘密として保護しますが、

チケット代が1枚6500円では安すぎて赤字になるんじゃないかと心配になったほどの、

ドームに足を踏み入れた時から見た者を圧倒する大掛かりなセットと

ライブをより魅力的する照明と最先端テクノロジーとの融合に、

五臓六腑から体毛の全てまでに振動が伝わり揺れるほどの爆音、

そして海外にも進出し経験を積み重ねて更に研ぎ澄まされたパフォーマンスと

MCでの昔からずっと変わらない愛に溢れる自然体のPerfumeで、

会場がとてつもなく大きいドームであっても、

早い話がいつもと変わらない多幸感溢れる素晴らしいライブでした。

このドームライブのために楽曲が製作されたアルバム『LEVEL3』でしたから、

『LEVEL3』収録曲を中心にライブが行われたわけですが、

踊れるアルバムとなった『LEVEL3』をどのように調理して

国内のワンマンライブに飢えていたファンに提供してくれるのか想像しながら聞いていましたが、

ハッキリ言ってやられました…想像以上でした。

分かりやすく言えば「グツグツ煮込みハンバーグ」だったんですよ!

煮込みハンバーグは、ひき肉・玉ねぎ・パン粉・スパイスなど具材を入れて愛情込めてこねて、

ぺたぺたして空気抜いたりして形を整えて焼いて、

ハンバーグだけでも美味しいのに、

そのハンバーグを具材の旨味が凝縮されたデミグラスソースで煮込むわけで、

これって、いろんな要素が集まって形作られ愛に溢れて濃厚なPerfumeそのものじゃないですか!

私たちは気がつかない内に、あ〜ちゃんに煮込まれていたわけですよ!

今いいこと言ったぞ。

(もし、京セラドームに行ってこのブログを読んでくださっている方なら
この感想がビシッと決まっているはず!そう信じたい。)

ライブがスタートしてオープニングの「ピー(自主規制)」から

セットの効果とも相まって息を飲む演出。

初日の座席はメインステージ横のアリーナ最前列で、

PerfumeのライブをDVD含めて御覧になったことがある方なら分かって頂けると思いますが、

通称「かしゆかサイド」と言われる場所だったのですけれど、

さっきまでメインステージのあんな場所に居た3人が、

引田天功もビックリな瞬間移動をして、

今、目の前3mもしない距離に、

かしゆかが「ピー(自主規制)」からズバット参上するわけですよ!!

至近距離から見たかしゆかは、

それはそれは華奢でお人形のような美しさでございましたよ。

でも足の筋肉が凄かったダンスで鍛え上げられた足でした。

細いけど全て筋肉みたいなバレリーナの足ですよ。

冷静に考えたら足しか観てなかった気がする(笑)

だってステージはホームベースのほうを向いているので、

当然そちらを向いて踊っていることになり、

外野側の私たちはほぼ背中を観ている状態でしたから。

それでも全然楽しいのは、

ダンスは正面から観るのが基本とはいえ、

振付師のMIKIKO先生の振付はどこから観ても楽しめるので、

あの曲やあんな曲を後ろからずっと観られたことは貴重なことかもしれません。

その場所には、曲によっては、あ〜ちゃんものっちも登場するように

上手く演出が考えられているわけですが、

あ〜ちゃんものっちも足ばかり観てた気がする(笑)

メインステージの真横だから、

メインステージで披露されている演出はほとんど分かりませんでした。

それでも、モニター画面を観れば、

とんでもないことをやっているのは理解できるわけですよ。

ちなみに2日目はアリーナほぼ中央の後方の方だったので、

今日はダンスや演出が手に取るように分かると浮かれていたのですが、

暗転と同時に皆が立ち上がれば、

私の前は背の高いがっちり体型ばかりで、

背の低い私にとっては視界が遮られて、

ほとんどステージが観えなくてトホホでございました。

それでも祝祭空間ですから楽しめてはいましたよ。

ステージにモニター画面にと観なければいけない場所が多く、

また情報量の多さに脳内の処理速度が追いつかないわけで、

あれもこれも肉眼で観たいPerfumeのライブの時は

キングギドラみたいに首が三つ欲しくなりますよね。

大きいドームであっても、3人だけでステージに立つわけですが、

人数の少なさを感じさせないパフォーマンスもそうですが、

その分、どこのお客さんにも満足していただけるよう、

むしろ遠い場所ほど楽しめるのかもしれないという心配りされたステージもよく、

3年前の東京ドームライブの時と同じファンサービスが行き届いていて、

Perfumeのライブにハズレの席はないってのが今回も活かされていたと思います。

初日は久々の国内でのワンマンライブということもあって、

あ〜ちゃんがハイテンションでMCがいつもの倍面白くて、

笑いすぎて腹筋が痛くなるし表情筋がおかしくなりそうなほど。

(2日目のMCもかなりぶっ飛んでおりましたが。)

京セラドームは地盤が弱い場所に建てられているので、

数万人が一斉にジャンプすると震度3クラスの揺れが発生し、

さらに隣が病院に周囲が住宅街という立地もあってジャンプ禁止になっています。

だからジャンプは出来ないのですがジャンプできなくても

思い思いに全身を使って盛り上がるオーディエンス。

あの曲での5万人の手拍子の音が凄かったし、

5万人ともなるとアリーナで聞く歓声も地鳴りようでこれも強烈な体験でした。

初日ラスト曲前のあ〜ちゃんの涙のMCには、

ファンに対してスタッフに対して本当に感謝しているのが気持ちが伝わり、

こちらも貰い泣きさせられましたし、

アンコールの曲とパフォーマンスは感動しかありませんでした。

LEVEL3のライブはまさに「Dream Land」でした。

多幸感に包まれた完璧な世界に浸って現実に帰りたくないよ〜〜ってなりましたが、

でも大丈夫アルバム『LEVEL3』を聞けば、

ライブに意識がフラッシュバックして「Dream Land」に帰ることができるようになりますから。

そして、今回のライブでは素敵な出会いもたくさんたくさんありました。

遅まきながら去年からTwitterを初めて

Perfumeのファンの方々をフォローして繋がるようになったのですが、

会ったフォロワーさん皆さんが本当に優しくて、

Perfumeの人柄が善いからファンの方々も

ほんわかした温かい人柄の善い人ばかりが集まるんだろうなぁということを新たに実感して、

それにもまた感動して更にPerfumeもそれを取り巻く環境も好きになりましたし、

私と一緒に行く親友2人でP.T.A(Perfumeのファンクラブ)に入会しているのですが、

プラチナチケットだし2人で応募したら、

どちらか1人が1公演は当たるだろうと申し込んだら、

予想に反して2人とも両日当選してしまい余ったチケットを譲渡することにしたのですが、

Perfumeの魅力が一番実感できるのは何と言ってもライブで観ることですから、

Perfumeのファンだけど生で観るライブはまだ未体験の人をできるだけ優先することにしました。

その内の御一人はネット上で10年ぐらい仲良くしている

『竹島プロジェクト主催』の佐倉純さんで、

佐倉さんと初めて会えたのも嬉しかったですね。

『さくらのみや日記』2013.12.08 LEVEL3

譲ったチケットの座席は両日ともあとでこちらが感想を聞いて、

羨ましくてぐぬぬ…となったほどいい場所でしたし、

みなさんが生のライブを初体験して

Perfumeの事がより一層好きになってしまったようで、

私の計画通りでした(笑)

(次のライブにも行きたくなったらチケットが一般で買うより
 少しだけ手に入りやすくなるファンクラブの入会を勧めておきましたよ。)

こういうことも諸々あってより一層思い出深いライブとなりました。

25日の東京ドームも楽しみです。

ちなみに、この日記をご覧の方で、

24・25日の東京ドームライブに参戦する方がおられましたら、

できるだけ会場に早めに行って3Dスキャンを体験しておいたほうがいいですよ。

素敵なことが待ち受けていますから。








名塚元哉 |←ホームページ