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2011年11月30日(水) これぞ日本の音楽 Perfume NEWアルバム『JPN』本日発売。

「お待たせしましたー!」


「マジで、めちゃくちゃ待ってたぞー!」

3rdアルバム『��』から2年4ヵ月ぶりのNEWアルバムとなる

Perfume4枚目のアルバム『JPN』が本日発売されました〜♪




まあ、昨日から店頭にも並んでますし、我が家も昨日amazonから届いたんですけどね。

このアルバムをすでにお聴きの方なら、

シングル曲が多い不満が一瞬で消えうせたであろうぐらいに、

アルバムとして新曲と既発曲の曲順の構成が綺麗にまとまっているので、

驚きの連続とともに新鮮な気持ちで最初から最後まで心地よく聴けたのではないでしょうか。

私は、しばらくシャッフルで聴かずに通しで何度も聴いていたいです。

アルバム用の新曲もシングルで出していても遜色ないもので、

これまでのアルバムのように本気に作っている手抜き一切無しの完成度です。

他のアーティストならアルバムに1〜2曲ぐらいは、

数合わせのために作った捨て曲があるものなんですが、

Perfumeに関しては、いつも捨て曲が無いんですよね。

捨て曲を作らない中田さんのそこが凄いところだと思います。

少々ネタバレ気味なところもありますが、自分なりのレビューを書いてみます。

1曲目「The Opening」は雅楽をテクノで再現したような、

まさに「JPN」の幕開けに相応しい和テイスト溢れる楽曲で、

続く「レーザービーム」と「GLITTER」のAlbum-mixにシビれました。

レザビからグリへの曲の繋がりがカッコよく、

クラブでのライブ感が出まくったmixにしているから、

まったく新しい曲のような印象で聴けちゃいました。

この2曲はシングルを買ってない人はビックリしたでしょうね。

はじめてのパフュCDがJPNだという人がレザビ&グリを聴いて、

音飛びしまくるからCDが不良品かCDプレーヤーが壊れたのかと勘違いしないか心配なほどに。

(2曲ともちゃんとしたのが聴きたい人はシングルも買いましょう。)

「ポリリズム」のポリループのところで、

不良品と勘違いされるから作り直せと言っていた徳間JAPANが、

この音飛びいっぱいのmixに許可を出したのはPerfumeへの理解が深まったからなんでしょうね。

それと、聴いてビックリ!サプライズで「不自然なガール」も

ほんの少しだけmixして不自然になっていました。

他のシングル曲もリマスターしているのか、

より音がクリアーに低音も際立って聴こえるような気がします。

新曲の中では「MY COLOR」がお気に入りです。

中田ヤスタカさんのユニットcapsuleの「グライダー」っぽくて。



MY COLORはスマートフォンの唄だから、

今後、どこかのメーカーのCMに使われそうな予感がします。

「時の針」は聴く人によって歌詞から受けるイメージが、

自分の子供だったり大切な友達や恋人だったりと、

誰を想い描きながら聴くか変わりそうで、

曲がマーチ調なこともあってホロリとさせ、

NHKの『みんなのうた』で流れてても不思議じゃない楽曲です。

「心のスポーツ」と「Have a Stroll」は歌詞も可愛いし超ポップで楽しい気分になりますよね。

これらの新曲たちにどんな振付がついているのかライブで聴くのが楽しみで仕方がないです。

初回特典のDVDのPV集は、

監督によって魅力の引き出し方も違って楽しく、

これだけでも売り物になる豪華さですが、

やはり、一番楽しみにしていたのが、3月11日の朝から撮影が行われていて、

午後にあの忌まわしい震災が起こり撮影続行不可能となり、

シングル特典には苦肉の編集で作られたショートバージョンが収録された「レーザービーム」のPVが、

撮影できなかった部分を新たに撮り直しフルバージョンとなって

初回限定盤特典のDVDに収録されているのですが、

ショートの時に受けていたクールの印象と打って変わって後半のまさかの展開に、

いい意味で脱力しちゃいました(笑)


レザビPVから「微かなカオリ」のPVに繋がっていくのも

2曲で一つの物語が完結するような設定でイイですね。

アルバムに話を戻しますが、

これまでに多かった無機質感とは対照的に心の温かさを感じさせるのと、

カワイイ曲が多いので女性にも受けるでしょうし、

各音楽雑誌やテレビでのインタビューを読むと、

アルバム構成も何も決まってない段階から、

タイトルだけが先に決まったそうですが、

実は中田さんの頭の中では、

すでにアルバム構成が決まってたんじゃないかと思わせるほどに、

JPNというタイトルが示す通り全体を通して日本っぽさが一貫しています。

他のアイドルグループとは一線を画すほど異質で、

でもPOPSとしては、それらのアイドルを凌駕するほど段違いに上質で、

マンネリを許さず常に進化を求めるPerfumeの大胆さと、

そして幅広さを再認識させられました。

JPOPがやってきたことの延長線上にあるのがこのアルバムでJPOPの到達点。

まさに日本を代表するクオリティで、

すでに世界に目を向けて動き出しているからこそ、

このアルバムに成り得たと感慨深くなる

2年4ヵ月待っていて良かったと思える多幸感いっぱいなアルバムです。












名塚元哉 |←ホームページ