鳩山首相:「政権取る前の方が楽…」 誕生日祝いで吐露(毎日新聞 2月11日)与謝野氏、激しく首相追及「平成の脱税王だ」 衆院予算委(産経新聞 2月12日)「子分にカネ配った」に首相激高「全くの作り話だ」 鳩山由紀夫首相は12日午前の衆院予算委員会の集中審議で、自らの偽装献金事件の原資となった実母からの資金提供に関し「母に金の無心をしたり、『子分に配る金をくれ』などと言ったりするわけない」と述べ、事件への関与を否定した。質問に立った自民党の与謝野馨元財務相が、首相の実弟である鳩山邦夫元総務相の証言として「兄貴がしょっちゅう母のところに行き、子分に配る金をもらっていた」と紹介した。これに対し、首相は「まったくの作り話だ」と激高。「母にたずねていただいても結構だ。(邦夫氏が)なぜそんな話をするのか信じられないし、残念だ」と語り、証言を否定した。 与謝野氏は首相が民主党議員や秘書を介して同僚議員に金を配っていたとも主張。偽装献金事件については「元秘書はあなたを守るために献金を偽装した。あなたが訳の分からないカネをドンドン持ってきて記載のしようがないからだ」と指摘した上で「あなたは首相をやっている資格はない。平成の脱税王だ」と激しい言葉で追及した。知性派らしからぬ激しさに「冷静な与謝野氏の言葉とは思えない」(菅直人副総理・財務相)との声も漏れた。 これに関連し、鳩山邦夫氏は12日午前、都内で記者団に「母から電話で『お兄さんは子分を養うためにお金が要るといっている』といわれたことがある」と述べた。【鳩山vs与謝野】(4)衆院予算委・与謝野氏「あなたは首相失格」(12日午前) (2/2ページ)(産経新聞 2月12日)(一部抜粋)政治姿勢だが、経済界は怒っている。成長戦略を作るから官邸に来いというので、意見を言うために行った。しかし、菅氏は会議中に居眠りしいたと。何のために行ったのだと。 こんないい加減な作り方をしたら、誰も信じない。経済人を呼ぶならしっかり意見を聞かないといけない。 何のための国家戦略か。居眠りばかりして、目が覚めたら携帯電話ばかりと。 そういうお行儀が悪い例はいっぱいある。 長妻昭厚生労働相は年金に詳しいという。しかし厚労省は嫌になっている。年金記録には詳しいが、年金も医療も介護も福祉政策も何も知らない。ことがあると、部下を怒鳴ると。嫌なことがあるとうちにかえる。 首相、あなたは日本を運営している。閣僚を監督しなきゃダメだ。 今日の疑問点を解明するため、証人喚問をしっかり討議いただきたい」---------------------------------------------------------------------民主党政権になって予算委員会が面白いです。国の大事な予算を決めている委員会を面白いというと語弊がありますが、自民党を含めた野党の鋭い質問や追及に対して、閣僚の斜め上の答弁とグダグダの酷さぶりが、ヘタなバラエティ番組なんか目じゃないぐらい面白いのだからしょうがありません。ニュースなどでは、野党の神がかった攻勢ぶりと、この人たち自分が何を担当している大臣なのかを理解してるんだろうかと思えるほど心配になってくる閣僚の答弁はほとんど報道されず、野次がどうとかそんな内容しかないのが残念なところですが。与謝野氏は、菅大臣が予算委委員会のみならず、どこへ行っても居眠りすることについても追及しましたが、ところが、その後の質疑でも相変わらず“菅から眠へ”で居眠りする 菅大臣の大胆さぶりにまた笑ってしまいましたが。鳩山首相は、答弁のたび「知らなかったから脱税じゃない」と言いますが、法の不知は、理由にならないと思います。脱税になるとは知らなくても、結果が脱税ならそれは脱税なんじゃないでしょうか。時効で納税してないままの分もあるのですから、やっぱり脱税王の称号に相応しいのかもしれません。でも、上には上が居て、「平成の脱税王に、俺はなる!」で『オザワンピース』というパロディが生まれそうなぐらい、全てが明るみなれば小沢のほうが凄そうですが。>「母にたずねていただいても結構だ。 首相自らが母に聞いてもらっても良いと答えたので、さっそく、証人喚問要求されました。鳩山首相の実母ら証人喚問、自民が要求(読売新聞 2月12日) 鳩山首相って、やっぱり精神的に子供なんでしょうね。その時の感情や思いつきで話していることが多いから、「トラストミー」とか「検察と戦ってください」とか「頑張ってください」とか自分の言質によって自分の首を絞めてばかりなのでしょう。