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2009年04月26日(日) 『ゲゲゲの女房』ドラマと映画に。

NHK朝ドラ、来春は『ゲゲゲの女房』に決定 水木しげる夫人の自伝をドラマ化

NHKは22日、2010年春からの朝の連続テレビ小説(NHK総合・前8:15〜ほか)が
人気漫画『ゲゲゲの鬼太郎』で知られる漫画家・水木しげる氏の
妻・武良布枝さんの自伝を原案にした『ゲゲゲの女房』に決まったと発表した。
好きなことに命懸けで打ち込む夫を支えるヒロインと
その家族を描いた昭和の青春物語で、家族年代記になるという。
シリーズ通算82作目で制作はNHK東京。出演者は後日、発表される。

原作は、武良さんの目から水木夫妻の半生を振り返った2008年刊の同名作品。
楽天的で働き者のひとりの女性が“無名の漫画家”とお見合い結婚し、
その後、夫の才能や人格の魅力に気づいていく。
新婚の2人が東京都調布市に新居を構え、
赤貧の時代からやがて有名作家となり夢をつかんでいく過程を、
戦後の日本が少しずつ復興していく戦後史と重ねて
“大切な人とともにいること”の大事さを描く。

 脚本はNHK金曜時代劇『御宿かわせみ』『慶次郎縁側日記』や
土曜ドラマ『トップセールス』などを手掛ける山本むつみ氏。
制作にあたって「どん底の貧乏時代も、売れっ子になってからも、
「女房」の生き方はブレません。身の上に起きることをあるがままに受け止め、
「お父ちゃん」と一緒に、毎日を精一杯生きていきます。
普通で自然体で、それでいて腹の据わった生き方の力強さに、
私は惚れてしまいました」とコメント。
前職が編集者ということから「戦後の出版界を担った漫画家や
編集者たちの熱き奮闘ぶりを描くことにも、ちょっと燃えているのです」と
自らの経歴にも重ねて表現していく。

 ドラマの舞台は、新婚生活から現在まで続く創作の拠点地・調布を中心に
武良さんの故郷である島根県安来市、水木氏の故郷である鳥取県境港市も登場。
放送予定日は、来年3月29日(月)から9月25日(土)まで全156回。

(オリコン 4月22日15時5分)


水木しげるさん半生映画化…「ゲゲゲの女房」来年夏公開予定

「ゲゲゲの鬼太郎」などで知られる漫画家・水木しげるさんの半生を描く
「ゲゲゲの女房」が映画化されることになった。原作は水木さんの妻、
武良布枝さんの同名エッセーで、監督は俳優、脚本家としても活躍する鈴木卓爾氏。

 エッセーは2008年3月に発売され、4万部を売り上げた。
太平洋戦争で片腕を失った39歳の水木さんと29歳の女性がお見合いで出会い、
5日後に結婚。底なしの貧乏生活の中で、愛を育んでいく姿を描く。

 鈴木監督は「2人を追いかけてみることで、
今の時間が失念してしまってるなんらかのヒントが、
映画を作る過程に現れるような気がしています」。
今後、キャスティングし、今秋クランクイン。
水木さんの満88歳(米寿)、
画業60周年のメモリアルイヤーにあたる来年の夏公開。

(スポーツ報知 4月22日8時0分)


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水木しげる先生の奥様の自伝は、

赤貧時代の話でも、

「つらかったけど不幸ではなかった」と自然体に回想しており、

悲壮感を微塵も感じさせませんし、

波乱万丈な半世紀を共に歩まれ過ごされた日々が

ユーモアを交えたタッチでのびのびと書かれているので、

これは、ドラマにすれば面白いんじゃないかと思っていましたが、

まさかのNHK朝の連続ドラマに、

そして、映画にもなるなんて凄いことです。

水木マンガの表現で言えば、まさに「フハッ!」という感じです。

売れない貸本マンガ時代の水木先生と奥様の

「超」が付くほどの赤貧生活は悲惨極まりなく、

餓死寸前のギリギリ生活を送る中で、

逆に税務署が「こんな所得で家族が食べていられるわけがない。

これは所得申告を誤魔化しているに違いない」と、

水木先生の家に税務署員が乗り込んできたことがあるぐらいなのです。

水木先生は「貴様らにわれわれの生活が分かるか!」と、

質屋の赤札の束(厚さは3cm)を突き出して、

それに署員は唖然としたという話もあるぐらいです。

もう10年以上、朝の連続ドラマは見てないけど、

(そもそも日本のドラマ自体ほとんど見ません。)

これは見てみたいと思いますね。

まあ、配役が気になりますが。











名塚元哉 |←ホームページ