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2008年08月07日(木) 安心でき内閣

ギョーザ事件 中国でも中毒 被害者、不満の声

日本への輸出品だけでなく、中国国内での流通も判明した殺虫剤入りの冷凍ギョーザ。
中国製ギョーザ中毒事件は発覚から半年がたって、
中国側が否定していた同国内での混入が確定的となった。
「なぜ今まで公表されなかったのか」。
事件の被害者は、情報を公表しなかった日本政府にも不満の声を上げた。

 兵庫県高砂市の女性被害者(47)は「今さらどこで混入したかは気にならないが、
事件のことを思い出すとつらい」と思いを語る。

 女性は1月5日の夕食でギョーザを食べ、家族2人とともに食中毒になった。
のどの周囲がしびれ、体から力が抜け、涙がぼろぼろとこぼれた。
「7月初めに情報があったのなら、なぜ今まで公表されなかったのか」
と政府の対応に不満を漏らした。

 一方、事件の捜査をしている兵庫県警幹部は
「中国で被害が出ていたことは報道で初めて知った」と驚いた様子。
幹部は「国内での捜査は基本的に終了しており、捜査結果は中国に伝わっているはず。
あとは中国に任せるしかない」と話した。

(産経新聞 8月6日15時47分)


中国の求めで公表せず=ギョーザ中毒、通報を評価−高村外相

高村正彦外相は7日、報道各社のインタビューに応じ、
中国製冷凍ギョーザ中毒事件で、日本政府が7月上旬に同国から
事実関係を伝えられた後も公表しなかったことについて、
「情報提供者が公表しないでほしいと言っている以上、公表しない。
捜査のことだからということにも一定の合理性がある」と述べ、
公表しないよう中国側から要請があったことを明らかにした。
 高村氏は、中国政府が7月初めに同国内で
有機リン系殺虫剤メタミドホスが混入したギョーザによる
中毒事件が発生したと伝えてきたと説明。
「(毒物の混入場所について)日本側が言っていた(通りである)可能性が
大きくなったと判断されるようなことを通報してきた。
われわれとしては一定の評価をした」と述べた。 

(時事通信 8月7日17時19分)


-----------------------------(引用終了)----------------------------

>公表しないよう中国側から要請があったことを明らかにした。


今年の1月に日本で毒餃子事件が起きて、

それから後に中国政府は、

やれ「日本で混入されたに違いない」だの、

「メタミドホスが袋の外からでも中に浸透する実験結果が出た」だのと言って、

世界に向けて日本人の犯行だと日本に責任をなすりつけた

嘘八百を偉そうに主張した手前、

中国国内で同じメーカーの餃子でメタミドホス中毒事件が起きても、

今更、それを撤回することは中国政府のプライドを傷つけるので、

日本政府には隠密に知らせつつも、

公表は差し控えてほしいとしていたのかもしれませんよ。

ただ、ただでさえ支持率が低く信用信頼されていない福田政権のこと、

それこそ(今回のように)情報を隠し通せずバレてしまえば、

福田政権へのダメージはより大きくなって跳ね返ってくるわけですから、

バレた時のことを考えれば、

最初から国民に公表したほうが良かったのではと思えるのですが、

自分の政権へのダメージよりも中国のことを庇うのは、

中国大好きな首相をはじめとした大臣が多い内閣と、

チャイナスクール派が幅を利かす外務省だからなのか。

(福田首相は“知らなかった”と言っているようですが。)

それとも、福田内閣潰しのためにリークされたのか。

誰がこの件を最初に報道した読売新聞にリークしたのかも含めて、

いろいろと疑問が多いところです。



お風呂上りにはアイスキャンディーだよね。







名塚元哉 |←ホームページ