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2007年06月04日(月) 可哀想な脱北者なのか、それとも?

脱北者が微量の覚せい剤 所持の次男を警察聴取へ

(抜粋)
青森県深浦町の深浦港で保護された北朝鮮からの脱北者とみられる4人の所持品に、
ごく微量の覚せい剤があったことが、警察当局の調べで分かった。
家族4人のうちタコ漁師をしていた次男が所持していた、という。
警察当局は覚せい剤取締法違反の疑いもあるとみて、
所持していた理由や経緯について本人から詳しく事情を聴く。

 4人が2日、木造の小型船で深浦港に上陸した際、
船内では毒物のような薬品が入った小瓶が見つかった。
また、多少の中国の人民元や北朝鮮のものとみられる通貨や、
ソーセージやポリ袋に入った漬物などが見つかっていた。

 北朝鮮では外貨稼ぎの目的で、覚せい剤の密造が盛んとされる。
大量の覚せい剤が日本海で洋上取引されたとして、
日本の暴力団幹部らが逮捕されている。


( 朝日新聞 2007年06月04日13時43分)

脱北者が微量の覚せい剤所持、「自分で使うため」と説明

青森県深浦町で保護された脱北者家族の所持品に、
結晶粉末状の微量の覚せい剤があったことが4日、警察当局の調べで分かった。

 タコ漁をして家族の生計を支えていた20代後半の弟が
「自分で使うために持っていた」と説明しているという。
警察当局は脱北の経緯についての調べと並行して、
弟から覚せい剤取締法違反(所持)容疑で入手先などについて事情を聞く。

 警察当局は、脱北者であることから密売目的で持ち込んだとは考えられず、逃走の恐れもないことから強制捜査には踏み切らず、
覚せい剤取締法違反(所持)容疑で書類送検する方向で検察庁などと協議している。

 警察当局は、生活の困窮ぶりを訴える一方で、
弟が覚せい剤を入手できる立場にあったことにも注目。
弟の船に、北朝鮮の漁師では通常、手に入りにくいとされるエンジンが
付いていた点とも併せて事情を聞く。

(読売新聞 6月4日14時33分)


-----------------------------(引用終了)----------------------------

昨日の日記に書くときに省いた話ですが、

空の麻袋が数枚があったことや、

この4名の内の一人は片言の日本語が話せると

読売の記事に書かれていたり、

海保海自がこの小型船を捕捉出来なかったということなので、

ちょっと怪しいと思っていたのですが、

出てきていた情報がまだ少ないので、

あえて脱北者として考えてみたのですが、

今となってはかなり怪しいと感じています。

これは憶測になりますが、

この小型船は母船に積まれて、ある程度の距離まで運ばれてきて、

覚醒剤を洋上で暴力団の船と取引するために、

暴力団相手の取引のため片言の日本語が話せる人物が居た。

取引後の帰りにエンジントラブルの影響か何かのトラブルにより、

母船に合流できなくなり、仲間が居る新潟を目指すが、

悪天候による荒波に飲まれ青森に漂流することになった。

そこで難民になりすまして韓国から帰国することを企てた。

北朝鮮人民の薬物(覚醒剤)汚染が深刻という話もあるので、

自分で使う用は別で所持していたということも考えられます。

ただ、この憶測が当たっていると考えたとしても、

不自然なところは、見つかった「毒薬」についてです。

工作員は工作活動に失敗すると自決することを教え込まれているので、

工作活動の失敗=服毒自殺を選択するはずです。

自殺するより韓国へ亡命した方が良いと思ったのでしょうか。

覚醒剤の密売人なのか、ただの脱北者なのか、

分かりにくくなってきましたね。

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名塚元哉 |←ホームページ