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2007年05月20日(日) 愛知の立てこもり事件

愛知の立てこもり男を逮捕、人質の元妻はトイレ高窓から自力脱出

愛知県長久手町で男が元妻を人質に立てこもった事件で、
県警は発生から約29時間後の18日午後8時48分、
自宅から出てきた元暴力団組員、大林久人容疑者(50)の身柄を確保、
愛知署に移送し殺人未遂容疑で逮捕した。人質だった森三智子さん(50)は
これに先立つ午後3時前、自力で脱出して無事。
17日の発砲で警察官ら4人が死傷しており、
県警は慎重に説得を続ける持久戦となっていた。

(一部略)

★現場の対応に「失態」の批判

 容疑者逮捕で事件は幕を閉じたが、最初に撃たれた警察官は
5時間余り現場に放置され、救出の際にはSAT隊員が凶弾の犠牲に。
人質も結局、すきを見て自力で脱出した。愛知県警の対応には
「失態」との批判が上がり、今後に課題を残した。
警察庁OBの佐々淳行氏は「危機管理と捜査指揮の適格性に欠けた対応だ。
警察官が撃たれた時点で、犯人の投降を呼びかける説得から
強行突入に変更するのは国際的な常識。全国の警察官に
『同僚を見殺しにするのか』とみられ、悪影響は大きい」と憤る。

( サンスポ 2007年05月19日)


-----------------------------(引用終了)----------------------------

今更、あれこれと論じても所詮は結果論にすぎません。

ただ、結果論にしても、私が一番呆れてしまったのは、

負傷(しかも重症)した同僚警察官を

5時間もその場に放置して見殺し状態にしていたことです。

首を撃たれた警察官が5時間後に救出された時に、

まだ奇跡的にも命があったから良かったものの、

これで死亡していれば犠牲者は2名ということになっていました。

もし、撃たれていたのが警察官ではなく一般の市民で、

同じように一刻も早く救出が必要な命にかかわる状況であっても、

警察は手をこまねいて放置するかもしれないという不信感を

国民に与えてしまったのではないかと感じます。

 犯人の家族(民間人)が撃たれて、

さらに駆けつけた警察官が無防備の状態であっても撃たれた時点で、

「犯人は銃を持っており、人に対して発砲することを躊躇しない」

ということは誰の目にも明らかです。

そんな元暴力団一人を射殺もしくは狙撃することもできず、

後手後手の対応をしてさらに死者を出してしまったことを見せつけられると、

例え、素人が結果論であの時こうしていればと、

あれこれ論じてしまうことが無意味だとしても、

あのような状況を見せてしまったことで警察官の威信が崩壊し、

そのまま社会の治安が不安定になるということにも繋がるのですから、

今後は大胆で横暴な犯罪が増えるのではないかという

ネガティブな考えが頭をよぎると同時に

今後、連合赤軍のあさま山荘立てこもり事件や、

よど号のハイジャックのような立てこもり事件すなわちテロが起きた場合、

日本の警察は対処できるのだろうかと暗澹たる気持ちになりました。

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名塚元哉 |←ホームページ