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2006年07月25日(火) 国民主権をなんと考えているのか?

靖国参拝 総裁候補は考えを語れ(7月25日付:朝日新聞社説)

首相の靖国神社参拝に対する視線が変わってきた。

 朝日新聞の世論調査では、小泉首相が任期中に参拝することに
反対する人は57%で、賛成の29%を大きく上回った。
次の首相の参拝についても反対が60%を占め、
賛成と答えた人のちょうど3倍である。

 ほかのメディアの調査でも、似たような結果が出ている。

 これまでの世論調査では、賛否が拮抗(きっこう)するか、
賛成が反対を上回ることが多かった。
いまの世論は明確に参拝反対に傾いている。

 その理由はさまざまだろうが、昭和天皇がA級戦犯の
靖国神社合祀(ごうし)に不快感を抱いていたことを示す
側近のメモが明らかになったことが大きい。

 今回の朝日新聞の調査は、これが報じられた後に行われた。
参拝の是非をめぐる判断でメモを重視したかどうかを尋ねると、
63%が重視したと答えた。

 A級戦犯が合祀された1978年以降、
昭和天皇は靖国神社への参拝を取りやめた。
その理由について、メモは合祀が問題だったことをはっきりさせた。
それで民意がこれだけ変化したのだから、この発見の衝撃度が分かる。

 判断にどのような影響があったのかは、人によって違うだろう。
ただ、これによって多くの人にA級戦犯や合祀について
考えるきっかけを与えたことは間違いあるまい。

 A級戦犯がまつられた神社に、国民統合の象徴である天皇が参拝すれば、
戦後日本が再出発の土台としたけじめがあやふやになってしまう。
明らかになった天皇の発言からは、そんな憂慮と怒りが読み取れる。

 そこに日本の国を代表する立場の首相が参拝するのはふさわしいことなのかどうか。
中国や韓国の反発に屈するのかといった、ナショナリズムをあおられる
観点とは違うところから問題を考える契機になったとすれば、その意義は深い。

 自民党総裁選の有力候補と見られた福田康夫元官房長官が、
靖国問題で国論が二分されている印象を与えたくないと、立候補を断念した。

 だが、福田氏の思いはどうあれ、首相が参拝を繰り返したことで
「靖国」が日本政治の重要な論点となってしまったのは動かせない。

 総裁選がそこを避けて通るわけにはいかないのだ。
参拝を是とするにせよ、否とするにせよ、候補者たちは明確に考えを語るべきだ。


 谷垣禎一財務相は、首相になれば「当面、参拝を見合わせる」と言い切った。
安倍晋三官房長官は小泉首相の参拝を評価しつつも、
自らのことには明言を避けている。麻生太郎外相は5年前の総裁選では
参拝の意欲を語っていた。今の考えはどうなのか。

 行くか行かないかの踏み絵ではない。なぜそう考えるのか、
この先、この問題をどう処理するのか、
世論が次の首相候補から聞きたいのはそこである。


●小泉首相:靖国世論調査、「判断に影響せず」と発言

------------------------------(引用終了)---------------------------

ありゃりゃ?先週の土曜日の『天声人語』では、

富田メモは「一つの史料であり、政治などで過大に扱うのは控えるべき」

と書いてなかったっけ?

【天声人語】2006年07月22日(土曜日)付

        ∧_∧   
     ミ ○(#@Д@) < 靖国神社参拝について 総裁候補は考えを語れ !
      ヽ ∧_ ○))   
    ミヘ丿 ∩Д@;)  < 一つの史料であり、政治などで過大に扱うのは控えるべき
    (ヽ_ノゝ _ノ 

朝日新聞社内でも、こんな↑感じで真っ二つに割れているのでしょうか?

靖国参拝を続け、今回も個人個人の心の問題と言い、

参拝を続ける意思を見せている小泉首相の支持率が依然高く

次期総裁候補の世論調査でも、次の首相に誰が良いかで

靖国参拝支持派の安倍さんが一位なんだから、

結局、次期総理を選ぶ判断基準において朝日が考えるほど、

国民は靖国に参拝するしないという靖国問題を

政権の「踏み絵」にしていないことを示しているんじゃないでしょうかね。

要するに、メディアが騒いでいるわりに、

ほとんどの人にとっては興味がないということです。

しかし、次期総裁選で靖国のみを争点にしようとすメディアの工作活動、

この様子では、総裁選の日まで延々と続きそうですね・・・。



◆遺族会が分祀検討へ、古賀氏「昭和天皇の思い大切に」

日本遺族会会長の古賀誠・自民党元幹事長は25日昼、
都内で講演し、昭和天皇が靖国神社参拝を中止した
理由がA級戦犯の合祀(ごうし)だったことを裏付ける
メモが見つかったことについて、
「涙が出る思いがした。あの思いを遺族は大切にしたい。
最も重いものとして受け止めたい」と述べた。

 さらに、「遺族会も勇気を持って分祀問題に真正面から
取り組む姿勢が大事だ。誰もがわだかまりなく、
皇室の方々もお参りできるための対応こそ、
我々がやらなければならない」と述べ、
分祀を本格的に検討する考えを示した。

(読売新聞 7月25日15時59分更新)


-----------------------------(引用終了)----------------------------

記事を読んでみたらば、会長の古賀氏が自分の思いを語っているだけで、

遺族会が分祀を検討すると決めたわけじゃないのに、

>遺族会が分祀検討へ、古賀氏「昭和天皇の思い大切に」

何だ、このミスリードな見出しは?

しかし、まぁなんですねー。

昨日の毎日新聞のアンケート結果といい、今日の朝日新聞の結果といい、

昭和天皇発言で考え方を変える人が多いのに驚きましたよ。

あと、180℃態度が変る政治家と政治利用する政治家の多さと、

天皇の発言に従えというマスメディアの多さにも。

なんか、「この国って�狎簑亰�主制�瓩世辰燭痢�」という錯覚に陥りそうです。


◆ 昨日の『ムーブ』で、雑誌『AERA』の

富田メモに関しての記事を紹介していたのですが、

http://blog27.fc2.com/t/tk01050/file/move_060724_t_06.jpg
ムーブ2006/07/24(YouTube動画)

「日経新聞の記者が久しぶりに富田氏の自宅を訪れた。」
「懐かしさも手伝って、妻は日記の現物と彼女も読んだことのない
”輪 ゴ ム で ま と め ら れ た メ モ” を手渡したという。」



>輪 ゴ ム で ま と め ら れ た メ モ

公開された手帳にはメモが貼り付けられていましたが、

どちらが本当なのでしょうか?





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