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2003年07月07日(月) 増元さん(大物課長)の顔すら知らないニセ団体

拉致被害者:救う会の名前かたり募金活動 家族会が注意

去年も、「救う会」の名を使って、個人の自宅にまで押しかけ、

募金と署名を強要するニセ団体が横行しているとのニュースがありましたが、

ほんと、人の善意につけ込んで、悪事を働くうじ虫どもは懲りませんね。

関西地方では、ニセ団体を見かけたという報告はまだ少ないようですが、

関東地方は毎日のように、どこかでニセ団体が「救う会」を名乗り、

募金と署名活動をしているのを見かけたという報告があります。

いま工作船を公開しているお台場の船の科学館の近くでは、

本物の救う会のメンバーとニセ団体が鉢合わせになるということもあったぐらいです。

こういったインチキ街頭募金は昔から多いです。

詐欺師グループ、謎の宗教団体、政治結社などいろいろと憶測がありますが、

日本テレビで追跡ルポをした時は、何件かの募金グループを追跡していくうちに、

「緑の党」という政治団体に繋がりました。

その政党は古い一軒家を本拠地としていて、

今までに当選した議員は1人しかいないそうです。

その政党の内容を調べてみると募金は寄付金として管理し、全部が

三宅島や拉致家族に行っている訳ではなく、この活動家らの生活費と、

政党の活動資金などに使用されているようでした。

今のところこういった行為を取り締まる法律はないので、

注意を呼びかけることぐらいしかできないそうです。

本物の家族連絡会と救う会の街頭活動には、

必ず拉致被害者の家族の誰かが同席しています。

また本物の場合、街頭活動はあくまで署名がメインで、

募金は署名した人から申し出があれば受け取るというシステムで、

街頭募金は原則として行っておらず、集会の時に会場に募金箱を設置するか、

郵便振替か銀行振り込みなどの募金を受け付けています。

今回の件が新聞やTVで報道されたことにより、

こういうニセ団体は当分の間姿を消すか、

恥知らずにもボランティア団体名を変えてまだやるかのどちらかでしょう。

ホントこういうニセ団体のせいで、本物の団体まで

疑われて活動ができにくくなってしまうので、何とかならないものでしょうか。

募金で思い出しましたが、昔、僕の家の近所の商店街には、

よく、足のない傷痍軍人と思われる方が、

「働けません、お金下さい。」と募金活動に来ていました。

ひねくれものの僕は、「手が動くから働けるでしょ。」

とか心の中で思っていましたが、アレも本物だったのでしょうか?

関連リンク:
「??署名・募金活動??」 (電脳補完録)
>私も有楽町で類似団体に出くわしました。
>どういう団体だろうと思って前に立ったが、私の顔を知らなかった。
>本当に被害者を助けたいということからしている事ではないと思う。(増元照明さん)

疑惑の署名活動・独占スクープ映像!
署名/講演会情報(電脳補完録)
↑本物の家族会や救う会主催の署名活動などはここを参考にしましょう。

街頭募金野郎の謎
緑の党とは何か




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名塚元哉 |←ホームページ