ちょろりの役員様日記
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大学の先輩と飲みに行った。 三郎くんは、今まで生命保険になんの興味も 持ってなかったのだけど(当然未加入・・・)
急に勉強がしたくなったらしい。
納得して、理解してからでないと 入りたくないらしいが、会社の先輩に
「保険のことを理解してから入るなんて 一生入れんぞ。」
とおどかされたそうだ。
確かにそうだ。
あたしは少し前、保険の営業をやっていた。 4大新卒女子しか入れない、準総合職社員で固定給の営業。
制服が貸与されて、スチュワーデスを真似したとかいう 紺の金ボタンのブレザーにタイトスカート、(高島屋製) 黒のハイヒールパンプス着用(決まり)。 ブレザーの中にはグッチなんかのスカーフを巻いてたなあ(遠い目)。
日産生命が潰れた当時、あたしの会社は巨大生保だったので 歩いてるだけで保険に入ってくれるおじさんが多かった。 それとも若い女の子が来てくれるだけでウレシイのだろうか???
担当企業を会社から与えてもらい、 昼休みに企業をウロウロするだけ。
当然、あたしは毎日毎日、デパートや本屋にいて ちっとも営業しなかった。 服や靴や化粧品をやったら買ってしまい、 自宅は出ていたが、家賃は親に払ってもらっていたので 給料全部そういうものに消えてしまった・・・。
ああ、あの頃に貯金をするという観念を身に付けていれば・・・。 今はなんでこんなに落ちぶれているのか?
あたしの担当企業には素敵なお兄さんがいた。 九州出身の九州男子なのに、趣味は お菓子作り。
「週末は何してたんですか?」あたし。 「ケーキ焼いてたんですよー。」お兄ちゃん
こんな会話がほとんどだった。
会社から販売促進物として アメやらメントスなんかのお菓子が配られる。
あたしはほとんどソレをそのお兄ちゃんにあげていた。 甘い物が大好きなのでかなり喜んでいた。
保険も入ってくれたのだが、 若いのに、健康診断表の数値が少しヤバくて、 入れるのに苦労した。 これは毎日お菓子を与えてしまった、あたしの責任だろう・・・。
一日外にいるのが疲れたし営業スマイルもイヤになり 営業は辞めてしまった。 知識はまだ少しあるのだが・・・。 あたしがいたころとは、また商品が変わってしまっている。
三郎くんに保険のことを説明させるのは 同期でまだ続けている子に来てもらった。
けっこういい保険見積もってくれますぜ?
ご希望の方、相談のりますよ。 2chで叩かれた、あの生保ですが・・・。
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