白い木蓮の花の下で  

    〜逝くときは白い木蓮の花の下で〜

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2008年02月27日(水) 鍵盤ハーモニカ

今日は朝から良いお天気だった。少し寒いけれど空気が澄んで、お日様の光が気持ち良かったので、さっさと掃除を済ませ、娘をベビーカーに乗せて少し遠いスーパーへ出掛けた。

スーパーへ行く道すがら小学校の脇を通る。娘が通う小学校では無いのだけれど「いつか娘も小学校へ通うようになるのだなぁ」などと、いつも思う。小学校ってのは、どの学校もなんとなく似通っていて、少し懐かしく感じる。今日は小学校の脇を通った時、音楽の授業中だったのか、鍵盤ハーモニカの演奏が聞こえてきた。

思わず立ち止まって鍵盤ハーモニカの音に聞き入ってしまった。調子っ外れの音が混じっていたり、明らかにメロディーを追えていない演奏が混じっていたり。決して上手とは言えないけれど、それはそれで味があって良いものだ。

小学生の頃、私は鍵盤ハーモニカの音が大嫌いだった。どうにも貧乏臭いような気がしてならなかったのだ。ついでに言うとリコーダーの音も大嫌いだった。ピアノやフルートのような楽器と較べると、それらは格下の楽器だと考えていて、そんな楽器を演奏しなければならないのが嫌で嫌で仕方がなかった。

鍵盤ハーモニカにしてもリコーダーにしても、プロの演奏家がいるってことを知ったのは大人になってからだ。子供の頃にプロの演奏に触れていたなら、私の中の鍵盤ハーモニカやリコーダーの印象は変わっていたかも知れない。

大人になった今、鍵盤ハーモニカやリコーダーの良さが分るようになり、また子供達の演奏に目を細める事が出来るようになったのだけど、演奏している子供達の中には、かつて私がそうだったように「鍵盤ハーモニカなんて大っ嫌い」と思っている子もいるのだろうなぁ……なんて思うと、ちょっと面白い。

楽器の演奏なんて、とんとしなくなってしまったけれど、鍵盤ハーモニカに触発されて何か演奏したくなってしまった。久しぶりにオカリナを吹いてみようかなぁ……なんて事を思いつつ、今日の日記はこれにてオシマイ。


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