白い木蓮の花の下で  

    〜逝くときは白い木蓮の花の下で〜

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2004年06月04日(金) ひとめぼれ。

今日は、どういう話の流れからか職場の同僚と恋愛談義。恋愛談義と言ったところで恋愛淡白質の私は、人様にお聞かせするような話もなくて、ほとんど聞き役に徹していたのだが「ひとぼれ」をしたことが無いと、何気に言ったらば、ひどく驚かれたしまった。

私は31年間、1度たりとも「ひとめぼれ」をしたことがない。

しかし今まで、ひとめぼれをした事がないのを特別変だとは思わなかった。ひとめぼれ経験者を羨望の眼差しで見つめることはあっても……である。ひとめぼれと言うのは、限られた人にだけが体験できる特別な経験……言わば銀河鉄道999のパスのような物かと思っていたのだ。

しかし、どうやら「ひとめぼれ経験者」というのは私が想像していたよりも多いらしい。ひとめぼれをした事がないという私の話を聞いた同僚達は驚いたようだが、私だって驚いたさ。ひとめぼれが、そこここに転がっているだなんて!

死ぬまでに……死ぬまでに1度でいいから、ひとめぼれをしてみたい。

しかし努力して出来ることではなさそうなので、そこが問題である。出雲の神様にお願いするべきだろうか。それとも雑誌の広告に出てるような胡散臭い「愛のお守りグッズ」を買うべきだろうか。せっかく生まれてきたのだから、人として出来うる経験はしておきたいと思うのだがなぁ。

明日は待ちに待った土曜日。ご贔屓の役者さんが出ている『ドナインシタイン博士のひみつ学会』を観に行く予定。あまりにも楽しみにし過ぎていたので、今週は1週間が長く感じられた。もしかすると明日、劇場でひとめぼれするような人と巡りあうかも知れないなぁ……なんて馬鹿なことを考えてみたとろこで今日の日記はこれにてオシマイ。


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【同月同日の過去日記】
2003年06月04日(水) どん・どん・ドンペリ♪
2002年06月04日(火) 学びたい一対

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