白い木蓮の花の下で  

    〜逝くときは白い木蓮の花の下で〜

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引越し先 白い木蓮の花の下で


2004年04月17日(土) 思わぬ休息。

10日間ノンストップのタコ部屋生活のはずが、昨日の事故のおかけで今日は1日休ませてもらった。翌日になると、あちこち痛くなるかも……と思っていたが、新たに痛みが出るわけでもなく、額のタンコブと擦り傷、あっちこっちの打ち身と擦り傷が痛いくらいで、取り立ててヤバいことにはならないようで一安心なり。

午後、トラックに乗っていたドライバーさんが謝罪にきてくれた。今回の事故は、ドアのロックを忘れていた相手側の過失なので平謝りだった。ドライバーさんは弟と同じ歳か、もしかしたら弟よりも若いかも……と思われるような年頃の若人で、なかなかの好青年だった。

大した事故ではなかったと言うものの、色々な人に心配してもらって、幸せ者だと思った。向かいの婆さま曰「こんなに軽くで済んだのは、あの世のお父さんが守ってくれはってんで」とのことだが「どうせ守ってくれるなら、ちゃんと守って欲しかったぜ」と思うも「どうせなら、ちゃんと守ってよ」というような発想でいるよりも、婆さまみたいに思っている方が、人として幸せな考え方だろうなぁ……と反省。

交通事故ってのは色々とややこしい手続きやなんかがあるらしく、色々と教えてくれた生・知人がいたのだが、なんちゅーか。考えさせられると言うか、頭を抱えるような話も多かった。あまり愉快な話ではないが「痛い思いをしたんだから、取れる物は、取っとかなきゃ損だよ」というような方向の話。

「ゴネ得」なんて考え方、私はちっとも好きじゃない。

馬鹿と言われようが、お人よしと言われようが、嫌なものは嫌なのだ。なんか、そういうのって自分で自分を貶めるような気がする。私としては休業補償と、駄目になった洋服代を補償してくれれば、それだけで充分なんだがなぁ。しかし、こういう事件って、普段は見えないような人の側面が見られるのだということを、しみじみ思った次第。

さて。明日からタコ部屋勤務再開。残りあと5日。本当は「もう1日くらい休んでもいい?」と思う部分もあったのだが、仕事の都合上と、私の身体の都合上(←笑っちゃうくらい大丈夫だったと言う意味で)担当者に泣きつかれて「じゃあ、明日から出勤します」と言ったのは、ある意味お人良しかも知れないと思ったが、それもまた良いじゃないか……って事で今日の日記はこれにてオシマイ。


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【同月同日の過去日記】
2003年04月17日(木) 「嫌われたくない」って気持ち。
2002年04月17日(水) 怨みつらみは時間を超えて。

白蓮 |MAILHP