白い木蓮の花の下で  

    〜逝くときは白い木蓮の花の下で〜

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2003年08月23日(土) 本を探す・手に入れる

今日はせっかく「その日のうちに」PCを撤退したのに寝付けないので、ちっょとだけ書いてみようかと。

本日も仕事バタバダだった。本日の私の仕事は「本・探し人」

台湾から、とある資料のコピーを送って欲しいと言ってきたらしいのだが、その本はすでに絶版で、流通に乗っていないどろこか、出版社にも残っておらず、東京の国立国会図書館でコピーするしか手がないのだが、国立国会図書へコピー依頼をして、待っていられないくらい早急に入用ということだった。関西館にあれば良かったんだがなぁ。不幸なことに、その本は東京の国立国会図書館にしかなかった。地元の図書館にはあるはずもなく、けっきょくネット古書店で買うことになった。「本のことなら、古本のことならまかせなさい!」って話である。求めている本の数が少なくて15000円が相場のようだった。

上司にお伺いを立てると「10000円」だったら買うと言う。本好きの端くれとして、大好きな本……それも価値のある本を「値切る」だなんてポリシーが許さなかったさ。15000円売ってるなだもな、15000円で買えばいいぢやん。しかし部下としてはそうも言っていられないので、その店に在庫があるのを承知で、インターネットは初心者です……って風を装ってメールを書いてみた「○○という本ほ探しているのですが、貴店でお願いすることはできますか? 予算は10000円ですが、購入は可能ですか?」と問い合わせたらば、さっさくアクションがきて「人気のある貴重本ですし、在庫も少ないので12000で提供することはできますが、それ以下は無理です」とのこと。

ネット古書店でもマケテくれるとは吃驚だ。生まれてはじめて本をの値段を値切ったね。

メールと電話のやりとりの末、その本は来週の月曜日に手元へくる手はずになった。やりかたはともかくとして、HPを立ち上げた時くらいの「会社に貢献したなぁ」って労働だったと思う。

しかし……実に不思議だ。私は考えざるを得ない。なぜならば、この仕事は東京の兄弟会社から回ってきたのだ。どうしてかれらは国立国会図書館へ行く手間を惜しむのだ。ブラブラ枝毛なんぞ切っている事務の女の子にでも行ってきてコピーしてもらえば良いのだ。

本、そのものが欲しいというのなら、神田の古書街があるぢゃないか。インターネットを調べたら、お買い物だって楽チンプーではないか。何故「出来ない」と決め付けるんだ? 子供ぢゃないのよ。貴方達。

さてと。明日は図書館に本ほ返しに(借りに行かにくちゃなぁ)おっと。そろそろ眠たくなってきたので今日の日記はこれにてオシマイ。


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【同月同日の過去日記】
2002年08月23日(金) マイナス・イオンのドライヤー

白蓮 |MAILHP