白い木蓮の花の下で  

    〜逝くときは白い木蓮の花の下で〜

目次過去未来

【検索からお越しの方へ】
日記内検索をご利用いただくか、読書関係のお探し物はHPへお越しくださいませ。
当日記は移転しました。下記で更新を続けています。
引越し先 白い木蓮の花の下で


2002年06月09日(日) 「なぞなぞ」は苦手ってことで。

昨日は怒り心頭のあまり、ぐっすりと眠れなかった。

朝、鏡を見ると、目の下がクマっぽい。表情もなにやら殺伐とした感じ。
今さらだが「怒る」ってのは、健康によろしくないようだ。
蒸しタオルで応急処置をして寝不足度満点で家を出た。

通勤電車で寝よう……と思ったけれどテンションが高すぎて眠れずに
けっきょく、いつものように読書をしながら県境の山を越えた。
ここのところ読書不振だったのに、怒りを忘れるほど本の世界にハマる。
とんでもなく「痛いてててっ」なタイプの作品だったが
読んでいるうちに、昨夜の電話なんて、ど〜でもイイように思えてしまった。
ささいなことでも、出会いのタイミングって大切だと思う。

たいそうムカついたのだが、一夜明ければ「あんなもの」という感じ。
気持ちの切り替えは早いに方がいいのだ。
楽しいことだったら、反芻していたいと思うのだけれども。

それにしても、昨日の電話は、なんだったのだろうか?
怒りがおさまると、色々な疑問が頭をもたげてきた。

そもそもY氏と私の間には、Y氏の妻(私の先輩Yさん)がいるはずなのに
妻を飛び越えて、直接、電話を掛けてくるのって、ちょっと変?
しかも「なにかあったら僕の携帯に電話をしてきてください」
なんて携帯番号を教えてくれようとしたのには本気でビビッてしまったし。
↑流石に「なにかあったらご自宅にお電話します」とお断りしたが。
「いまさら」過ぎるところも、なんだか妙な感じだし。
不惑を向かえた人とは思えない唐突ぶりではあるまいか?
……とか、なんとか思ったりしたが「なぞなぞ」を解くのは苦手なので
考えるのはやめておくことにする。

落ち着いて考えてみると狐につままれたような感じである。

たっぷりと不愉快な気分を味わって、踏んだり蹴ったりだったが
ここ1ヶ月のうちで最高潮にエキサイトした出来事だった。
毎日、地味〜に暮らしていても「ちょっとした事件」ってのは
向こうの方から飛び込んでくるものだと、つくづく感心してみたり。
山椒は小粒でピリリと辛い……ってなトッピングであった。

今日は「いい読書」ができたので、本の感想でも書いておこうと思ったが
プンプン怒ったせいで、エネルギーを使い過ぎてしまったらしく
やる気はあるけど身体がついてこない。
ウルトラマンで言うなら、カラータイマー点滅中ってところだ。
仕事が暇だったのは不幸中の幸いだった。
今夜は早く寝よう……って言うか、きっと早く寝ちゃうと思う。

落ち着いて、昨日と今日を振り返ってみたところで
今日の日記は、これにてオシマイ。


目次過去未来


エンピツ投票ボタン(押していただけると励みになります)↑
My追加

yurarraをフォローしましょう

【同月同日の過去日記】

白蓮 |MAILHP