白い木蓮の花の下で  

    〜逝くときは白い木蓮の花の下で〜

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引越し先 白い木蓮の花の下で


2002年05月08日(水) 退廃への憧れ。

楽しかった黄金週間とも今日でお別れ。
名残惜しい……じつに名残惜しい。
働かずして生きる術は無いものかと本気で考えてしまった。
↑良い方法をご存知の方は是非ご一報ください。

それにしても良い黄金週間だったなぁ〜
東京にも行ったし、日記には書けなかったけれど神戸にも行ったし。
前半に飛ばし過ぎたおかげで、後半は寝てばかりだったけど。
黄金週間の10日間……6日遊んで、4日寝た。
明日から5日、みっちり働かなきゃいけないかと思うと
夜空に向かって遠吠えでもしたい気分に陥ってしまう。

わぉぉぉん。労働なんて大嫌いだぁぁぁぁ。

一般的に「働いているからこそ休日は楽しいんだよ」と言うけれど
働かない憂鬱を知らない人間に
そんな事を言われたって、あなた……
とりあえず1度でいいから「働かない憂鬱」を味わってみたいような
そんな気がしてならない連休最終日なんである。

気だるい憂鬱に身を任せて廃退していくのって
訳もなく憧れちゃうのだなぁ。
絵画にしろ、文学にしろ、音楽にしろ……
文化が華やかな時代には、もれなく「廃退」が付きまとっている訳で
正しいとか、間違ってるとか、そ〜ゆ〜観点は、さて置いて
一般ピープルで、かつパーフェクト庶民の私としては
「廃退」って言葉に憧れずにはいられないのだ。
太宰や、三島や、芥川や、安吾に惹かれてしまうのは
無いものねだり的な部分があるのかも知れないなぁ〜とか思ったりする。

つまんない事を妄想していないで明日から頑張らねば……
きっと仕事は山盛りになっているだろうし。
楽しかった黄金週間を、しみじみ反芻しながら
今日の日記はこれにてオシマイ。


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