白い木蓮の花の下で  

    〜逝くときは白い木蓮の花の下で〜

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引越し先 白い木蓮の花の下で


2002年04月19日(金) お菓子の栞。

私は「書くこと」が好きだが「読むこと」も好きだ。

本読み虫ってことは今更、書くまでもないのだけれど
本に限らず「活字」であったり「文章」であったりするならぱ
たいていの物は喜んで読む。とにかく読む。勇んで読む。
新聞でも、折り込みチラシでも、電車の中吊り広告でも。
病院のロビーに貼っているポスターなんかも楽しく読んでしまう。

ネット上にある「文章」を読むのだって、楽しくてたまらない。
日記等のテキストを読むのは当然のことながら
掲示板のやりとりなんかも夢中になって読んでしまう。
私のネット生活は、貧乏生活とともにスタートしただけに
「すげぇ。タダで文章読み放題だぁぁぁ」とて
はじめた当初は、やたらと感激したものである。
今まで楽しんできとことを金額に換算すると
PC購入費なんてのは、とっくの昔にチャラになっているはずだ。

とにかく「読む」という行為が大好きなのだけれども
本の形になっているもの以外で、特に思い入れのある読み物といえば
お土産のお菓子の箱などに同封されている「お菓子の栞」だったりする。
短い文章ながらも、地域色だの、開発者の思い入れだの
色々な意気込みがギギュッと詰まっているようで、あなどれない逸品だ。
ベタベタに駄洒落っぽいネーミングのお菓子にいたっては
名前の由来なんかが書いてあったりして、さらに面白かったりする。

会社にいると、出張や旅行のお土産にお菓子をいただく事が多いのだが
最近は「地域限定」のスナック菓子がまわってくる比率が高い。
『博多明太子プリッツ』だの『わさび味おっとっと』だの。
これは、これで美味しいと思うのだけれども
これらには「お菓子の栞」が付いてこないんである。
お菓子の栞を読みながら、お菓子を食べる醍醐味が味わえないなんて
こんなに切ないことがあろうか。いや、ない…って感じだ。
↑ちょっと反語を使ってみたりした。

そりゃぁ、外箱の後側に商品の解説は書かれているけどさ……
お土産を分配している人に「お菓子の箱をください」とは言えないのだ。
地域限定のスナック菓子にも「お菓子の栞」があると良いのになぁ。
「お菓子の栞」ファンって少ないのだろうか?
もっともスナック菓子に「お菓子の栞」は似合わないのかも知れないが。

地域限定スナック菓子は嫌いぢゃないが、ちょっと味気ない。
お菓子の栞さえ付いてすれば文句は言わないんだが……

「お菓子の栞」への思いを書いてみたところで
今日の日記は、これにてオシマイ。


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