金色の夢を、ずっと見てる

2008年09月10日(水) ご飯がおいしいと話も弾む。

今日は、最初の職場の友達であるかおるん・けみちゃんとご飯。4ヶ月遅れのけみちゃんの誕生日祝いです(笑)


大きなショッピングモールの駐車場で待ち合わせて、私の車1台で移動。食事に行く予定のお店が、駐車場が狭いのですよ。

案の定、着いたら駐車場はいっぱい。って事は満席か?と思って中の様子を伺っていたら、店員さんが出てきてくれました。席は空いてるようで、
「よろしければ、車を第2駐車場に置いてきますが」
と言ってくれたので、車を任せて店内に入りました。第2駐車場ってどこにあるんだろう?


私は前に1度会社の人と来た事があるお店なんだけど、京料理ベースの創作和食屋さん、って感じのお店。この前、けみちゃんの誕生日プレゼントを買いにかおるんと会った時にこの店の前を通って
「あーここ、こないだ食べに来た。おいしかったよ〜」
なんて話をしてたらかおるんが興味を示して、じゃぁ今度3人で来ようって話になったんだよね。毎日京都から取り寄せてるという生麩と生湯葉のお料理が気になる。


3人ともお腹が空いてたので勢いであれこれ注文しちゃったんだけど、単品の量がそんなに多くなかったのでちょうどよくお腹一杯になりました。生麩の串揚げとか、生麩の生湯葉餡かけとかもおいしかったし、エビとアスパラの湯葉巻き天ぷらとか和風エビマヨとか鶏のせせりの黒胡椒焼きとかもおいしかった。私が前回食べてインパクトがあった『一見出し巻き卵のような長方形の和風オムライス』も、2人も予想通り驚きつつ味にも満足してくれたので私も満足(笑)


しかしこのお店、味の良さもさることながら、ちょっとした気遣いが随所に感じられてとても好印象でした。

最初の車もそうですね。第2駐車場に持って行ってくれて、帰りは鍵を返されて第2駐車場の場所を教えてくれるのかなと思っていたら、お会計を申し出た時点で
「では車をこちらに動かしておきますね」
ってまた店員さんが出て行って、店の前まで移動してくれたんです。

あと、オムライスを注文したらお皿の上で3等分されて出てきたし、最後の会計でも『¥8,090』の下に小さく(お1人様\2,696)って書いてあったの。先に計算しておいてくれたんですよ。しかも、2,696円を3倍したら実際は8,088円。端数は切捨て。まぁ実際は、4ヶ月送れとはいえけみちゃんの誕生日祝いだったので、私とかおるんの2人で出したんですけどね(^^; でも普通に割り勘する時にはありがたい心遣いでした。あ、ちなみに3人とも帰りが車なのでソフトドリンクを1杯ずつ飲んだだけのお値段。アルコールが入ったらもっと高くつくんだろうけど、それでも手頃な値段です。

『エビとアスパラの湯葉巻き天ぷら』がエビだけでなく付け合せのししとう・さつまいも・レンコンの天ぷらも3つずつあったのは、3人だからじゃなくて最初からその量なんだろうけどね(笑)


前回来た時にはなかったデザートメニューもできてたんですが、デザートは場所を移してコーヒーでも飲みながら…という事で移動。近くのコーヒーショップに行きました。




今日のメインの話題は、けみちゃんの新しい彼氏。前回会った時に
「同じ職場の人と付き合ってるんだけど、携帯サイトで知り合った人ともいい感じになっちゃって二股状態でどっちかに決められなくて困ってる」
という突っ込みどころ満載の相談をしてくれたけみちゃんですが、今日会って車に乗るなり開口一番
「あのね、別れたから!」

思わず、かおるんと2人して
「どっちと?」
と素で聞いてしまいましたが(笑)
「両方!」
という潔い返事で。

まず同じ職場の彼は、『すごく優しいし真面目だし、自分の事を思ってくれてるのも伝わってきていい人なんだけど、イマイチ押しが弱くて物足りない』人だったんだそうです。で、けみちゃんももう31歳だし、そろそろ結婚したい(ちなみに彼は1つ年上)。一方、彼はまだその気はないようで話してみてもはぐらかされるし、でもいい人なだけにすぱっと別れるきっかけもないし…って感じでずるずるいっちゃって、このままでいいのかな〜と迷ってる時期にその『携帯サイトで知り合った年下の彼』ともいい感じになっちゃったわけです。

その年下の彼に関しては、私とかおるんは最初から反対したんだよね。だって、正直言って出会い方が胡散臭いじゃないですか。もちろん、そういう出会いの中にもいい結果に結びつくケースはあるんだろうけど、やっぱりイメージは良くない。そしてけみちゃんの話を聞いた限りでは、その悪印象を払拭して賛成できるほどの人とは思えなかったの。

実際けみちゃんも、しばらく付き合ってみて割りと簡単に
「あれ、なんかこの人違うかも」
と覚めてきたらしく、結局けみちゃんの方から別れを切り出して破局。それからも時々電話で話したりはしてたんだけど、かかってきたら出るし着信が残ってればコールバックもするけど、けみちゃんの方からはかけない…という状況がしばらく続き、結局今の彼と出会った事に寄って
「新しい彼ができた以上、別れた人と連絡を取るのは今の彼に悪い」
と思い電話にも出ないようにして、きっぱりお終いに。

で、新しい彼とは友達の紹介で知り合ったんだけど、その紹介の話が出た時点で、職場の彼にはっきり聞いたそうです。
「私は、このまま付き合うなら今すぐじゃなくても結婚まで考えたいし、あなたにその気がないなら思い切ってもう終わりにしたいんだけど」
そうしたら彼からは
「そういう事なら……自分はけみが望むようにはしてやれないから」
という返事だったようで。そこで気合入れて
「じゃぁ結婚前提で」
と言ってくれたら、その他に大きな不満はない相手だったからそのまま付き合い続けられたんだろうけど、そこまでハッキリ言っても結婚する気になれないんだったらもういいや、と。

彼の方は
「まだ結婚する気はないけど、けみの事は本当に好きだから」
と、つまり今の『付き合ってる』状態のままでいたかったらしいんだよね。もしかしたら、あと何年か経ったら結婚する気になったかもしれないんだけど、けみちゃんとしてはそれならそれでハッキリ言ってほしかったわけですよ。でもそもそも彼には結婚したいという気持ちがなかったようなので、じゃぁもう別れましょう、と。それで心機一転、友達の紹介で今の彼と会ってみて、お互いにいい感じだったので付き合ってみる事にしたらしいです。

もちろん、今の彼とはまだ付き合いだして1ヶ月ぐらいだし、彼は年下でしかも正職員ではなくアルバイトなので結婚なんてまだまだ考えられないんだけど、
「結婚したいのに〜」
と思いながら前の人とずるずる付き合うよりは、新しい一歩を踏み出す方がいいじゃないですか。なんのかんの言って、彼の事を話すけみちゃんは楽しそうだったし。


コーヒーとケーキであれこれおしゃべりしてたら、
「結婚した相手は、やっぱり付き合ってる時点からなんかちょっと違ったよね」
という話になりました。具体的に説明するのが難しいんだけど、一番の違いは
『お互いに友達とも仲良くなれるか』
という点だったかな〜、と。

自分の友達や、その旦那さんとも仲良くなってくれそうな人か。何より、自分が彼を周囲に会わせたい、会わせても大丈夫だと思えるかどうか。それって大事なポイントですよね。

うちの場合は、付き合いだして1~2ヶ月ぐらいの頃に
「バスケの試合があるから見に来ない?」
と誘われて、行くと言ったら迎えに来た車に次郎君の友達2人が一緒に乗ってたんです(笑)友達と一緒の所に私が混ざってもいいんだな〜と思ったら、やっぱり嬉しかったですよ。

うん、仲良くなれるかどうかってのは、その人のキャラクターや友達との相性もあるだろうけど、会わせる事自体にためらいを感じないってのは重要なんじゃないかなぁ。


かおるんの
「相手を自分の手の上で転がしてる、ってお互いに思ってるぐらいがちょうどいいんだと思う」
という言葉には納得。


例えるなら、相手を束縛したがる人との関わり方って、太くて短くて全然たるみのない鎖でお互いを繋いでるような感じ。でもそれだとやっぱり疲れるじゃないですか。でも、適度に細くて長くて、時にはゴムみたいに伸び縮みもするかもってぐらいの紐で繋がってる2人なら、お互いに好きな所に行ったりも出来るし、時には隣の部屋に行ってドアを閉じて1人になる事も出来る。でもちゃんと繋がってる。そういう繋がり方の方がお互いにラクだし、安心感もあるんじゃないかな〜。

ただし
「長〜い紐でちゃんと繋がってるから〜♪」
と油断してどんどん遠くまで行っちゃうと、知らない間に切れてたり、見えない所で相手はほどいてどっか行っちゃってたりもするんだけど(笑)

けみちゃんの彼は、割と知りたがる人みたいなんですね。今日だって、
「友達とご飯食べに行くよ」
と言ったら
「友達って誰?何してる人?どこで仲良くなった人?どこに行くの?もしかして男?」
みたいに結構細かく聞かれたらしいんですよ。最初にそう聞いた時は
「げ、束縛するタイプ?」
とちょっと引いたんですが、よくよく聞いてみると単なる寂しがり屋というか、要するに
「俺もヒマだからけみが時間あるなら会えるのに、友達と会うのかよー。なんだよー」
とちょっと拗ねてるだけだったみたいです(苦笑)

友達と食事に行くとか飲みに行くとか聞くと、反射的に
「誰と?」
って聞いちゃったりするけど、付き合いだしてすぐの頃って相手の友達の事とかも知らないから、聞いてはみたものの名前を出されても誰だかわからないし知らない、なんて事になるじゃないですか。そこで
「どうせ聞いてもわからないから」
と聞かなくなる場合もあるんだけど、でもそこから
「かおるんってのは前の職場の友達でね」
なんて話をして、機会があったら紹介したりもして、相手の人間関係を少しずつ知って共有していくと、それでまた2人の関係が深まったりもする。


けみちゃんの彼は、そうやって聞きつつもけみちゃんが行く事自体を嫌がってはいないわけですよ。そこで嫌がったりすると本当にただの束縛野郎なんだけど、今はまだ付き合いだして日も浅いし、相手の事ならなんでも知りたいって時期なんじゃないですかね。ちまちまケンカもしてるそうですが、聞いてる限りではそれも惚気に聞えるぐらいの感じなので(笑)案外いい組み合わせなんじゃないかって気がしました。かおるんもそう思ったみたい。


うちの次郎君とかおるんの旦那さんはもう会った事もあってお互いに認識してるので、そのうちけみちゃんの彼氏も一緒に集まれるようになったら楽しいよね、という話になりました。じゃぁ忘年会がてらうちで鍋でもするかい?


とりあえず、次回は来月のかおるんの誕生日で集まろう。でもあんまり遅れると赤ちゃん産まれちゃってまたず〜っと先延ばしになるので(苦笑)せめて年内にもう1回ぐらい食事に行こうね、っつー事で。来月辺り、けみちゃんと予定立ててかおるんの誕生日プレゼント買いに行かなきゃ♪


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咲良 [MAIL]

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