| 2008年06月02日(月) |
「躾」という字は「身に美しい」と書く。 |
タイトルは、数年前のドラマの台詞から。
ユウも2歳になりまして、最近よく 「しつけって難しい」 と感じています。
こちらの言ってる事はもうずいぶん判ってるようなので、ダメな事はダメと言い聞かせるようにはしてるんですよ。食事中にわざとお茶をこぼしたりするので、そういう時はガシッと捕まえて 「お茶をこぼしちゃダメなの!ごめんなさいは!?」 と、謝るまで離しません。まぁ大概の場合は、しばらくは知らんふりしてごまかそうとするんだけど私がごまかされずに怒り続けるので逃げようとしてでも掴まれてるから逃げられなくて半泣きになって、そこまで行ってやっと 「ごめんなさい」 と仕方なくという感じでペコリと頭を下げるのですが。
この前実家で妹に噛み付いた時は 「噛み付いたらダメーー!!」 と真顔で怒られた上にほっぺを思いっきりぐに〜っとつねられて涙目になってました(苦笑)そりゃーもう次郎君が後で 「親が見てる前であんなに遠慮なく怒る人、久しぶりに見た」 と驚いていたほど(笑)保育士なので、怒るのに慣れてるんですよね。多分、身内で一番容赦なく怒るのは妹です(^^; でもユウは妹が大好きで、実家に行くと必ず 「えみちゃ〜ん」 と呼んで部屋に行きたがります。会えば駆け寄って行くし、すごく懐いてる。それはやっぱり、どんなに厳しく怒られても、ちゃんとかわいがってくれてるって事が判ってるからなんでしょうねぇ。
怒ったり注意したからって言う事を聞いてくれるわけじゃないんだけど、だからって怒らずにいたらやっぱりダメだと思うんだよな。
友達で今5歳(たしか)の子がいる人がいるんですが、彼女が、子供が小さかった時にお姑さんと揉めた事があるんです。
お姑さんに 「この子はちょっとマイペースというか、協調性がないような気がする。もうちょっと厳しくしつけた方がいいんじゃないか」 というような事を言われ、彼女が怒ってたんですね。いわく 「今はまだ言っても判らないんだから、3歳ぐらいまではとにかく愛情いっぱいに育てて、3歳になったらちゃんと怒ったり注意したりしていこうと思ってるの。私には私なりの考えがあって育ててるんだから、時々しか会わないお義母さんに口出しされたくない」 と。(確か、その頃お嬢ちゃんが2歳半ぐらいだったと思うんだけど)
よく『三つ子の魂百まで』って言いますよね。3歳までに身に付いた感覚や習慣は大人になっても残ってるもんだ、てな意味なんですが、その友人が言うには 「だからこそ、3歳までに親の愛情をしっかりと感じて欲しいの。どうせ注意しても判らないし、言う事もきかないし」 みたいな感じだったんですよ。
その時は私も 「なるほどね〜」 なんて思ってたんですが、今、自分が2歳児の親になってみて思う。
………3歳になってからじゃ遅くないか?
まだ2歳でも、こっちの言ってる事は結構判ってますよ。厳しく注意すれば、不本意ながら(というかなんで怒られてるのかよく判らないながら)でも、ちゃんと謝りますよ。それこそ『三つ子の魂百まで』だからこそ、3歳までに多少はしつけておかないといけないんじゃないか?
ちゃんと理解は出来なくても、 「やったら怒られる事もある」 って程度にでも理解させておくべきなんじゃないだろうか。そもそも、それまでほとんど怒らずに育ててきておいて、3歳になったからっていきなりこれはダメあれはダメと言うようになったら、子供も混乱しない?
ここ最近その友達に会えてないので自動的にその子にも会ってなくて、その子がどんなふうに成長してるのか判らないんだけどね。それとも、そんなに気にするほどの違いはないのかな?
あと、次郎君がよく言う 「ママに怒られるよ」 という注意の仕方もやめてほしいんだよな。『怒られるからやっちゃダメ』じゃなくて『お行儀悪い事だから』『しちゃいけない事だから』やっちゃダメって認識してくれた方がいいと思うんだ。
子供自身の性格もあるから、どんな風に注意したり怒ったりするのが効果的かって事は人それぞれだと思うんだけど、最近多い『モンスターペアレント』みたいにはなりたくない。我が子かわいさに感覚がおかしくなったりしないように気をつけないとな〜。
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