金色の夢を、ずっと見てる

2006年05月19日(金) 出産は痛くて大変、というイメージをまず取り除くわけです。

今日は、午後から病院のマザークラス(いわゆる母親学級)でした。

全3回のうちの3回目。病院内の施設の案内と、ソフロロジー法の説明とエクササイズの予定だったんですが・・・・・・なんとこの前日になってバタバタと入院が相次いだらしく、数種類あるという病室はほとんど見れず。基本は洋室なんだけど、里帰り出産とかで旦那さんも一緒に泊まりたいなんて人のために和室もあるそうなんです。でもそこは本日利用中。あらー残念、とか思ってたら、案内してくれた助産師さんが強引な手段に出ましたよ。


・・・・・・患者さんに断って、利用中の部屋をちょっとだけ覗かせてくれました。いや、部屋が見れたのはありがたいんだけど・・・・・正直、そこまでしてくれなくても、とちょっと思ったかな(^^;

さらに、分娩室もちょうど使用中。ここはさすがに使用中を覗かせてもらうわけにはいかず、断念。その後、いつもと同じ多目的ホールにてソフロロジー法の説明と緊張→リラックスを体感するエクササイズの実践。そしてリラクゼーションミュージックを聴きながらのイメージトレーニング。


実際にソフロロジー法で出産した人のビデオを見せてもらったんですが、今まで知ってた『出産』のイメージを覆すものでした。

なんたって静か。妊婦さんがすっごく落ち着いてて本当にリラックスしてるんですね。ご本人の話だと
「痛いのはもちろん痛いんですけど、ちゃんと事前に(説明とリラクゼーションのCDを)聴いてイメージトレーニングしてたので、痛い時間も“これは赤ちゃんに会うためのエネルギーなんだ”と思えばそれほど辛くなかったんです。それに、陣痛って実際に痛い時間は1分足らずなんですよ。2分とか3分間隔になっても、しばらく頑張ればこの痛みは治まる、そしてそれを乗り越えるごとに赤ちゃんに会える時が近づくんだと思ったら、頑張れました」
・・・・・・・・マジっすか。痛みを逃す・・・というか痛みの余り力みすぎないための呼吸法とかも習ったんですが、うまくいけば『きつかったのは子宮口が全開になったぐらいかな』なんてさらっと言える程度の状況で産めるんだそうです。


トモエが、里帰り出産に当たって熊本でどこの病院にかかろうか悩んでたんですよ。トモエ自身はとにかく
「簡単に会陰切開をしない所!」
と希望していて(笑)やっぱり知ってる人の評判が一番当てになるからと私と同じ所か、リナと同じ所にしようかなと思ってるみたいなんです。

こないだ話した時に
「先生との相性って大きいから一概には言えないけど、私が言ってる病院はとりあえずお勧めできる感じよ?建物も新しくてキレイだし、先生が口先だけで適当な事を言わないっていうか・・・・・事実のみをさくさく話す人だから、人によっては苦手かもしれないけど、私はそこが却って信用できるって感じたしね」
と言ったら
「そっか〜。じゃぁ一回行って見ようかな〜。でもとにかく、咲良が産む時に会陰切開したかどうかだけは覚えててね。できるだけやりたくないの!病院によっては本当に簡単に“じゃぁちょっと切りましょうか”ってやるらしいから」
としつこく気にしてて(笑)


でも今日のマザークラスの話によると、よっぽどの事がない限り切開はしないような感じでした。お母さんが力みすぎると、無理やり赤ちゃんを押し出そうとしちゃって会陰や膣が避けたりとか、赤ちゃんが肩とかでひっかかって出てきにくくなるので切開が必要になるらしいんですね。でもソフロロジー法だと、とにかく母体をリラックスさせて子宮が収縮するリズムに合わせて赤ちゃんが自力で出てこれるようにサポートするので、母体も疲れないし、赤ちゃんも酸素不足になったりしない・・・という話でした。

私が産んだら、ソフロロジー法のCDと説明書をそのままトモエに回してあげようかな。


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咲良 [MAIL]

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