金色の夢を、ずっと見てる

2006年04月17日(月) 嫁姑問題について考える。

昨日の、ハウステンボスからの帰り道の事です。

きっかけは、次郎君の親戚の話でした。

次郎君のイトコでカズヤさんという人がいるんです。お義父さんのお姉さんの子供で、千葉県在住。そのカズヤさんの奥さんが近々出産予定なんだけど、逆子がなおらない・・・などの諸々の事情で4月末に帝王切開での出産が決定したんだそうです。

で、出産に当たって、なんせ初孫ですから叔母さん夫婦もそりゃーもう楽しみにしてて、日明けした頃を見計らって、孫の顔を見がてら泊まりに行く事にしたんだって。(叔母さん夫婦は熊本在住です)

そしたら、最近になってカズヤさんから
「来るのはいいけど、2泊ぐらいにしてくれない?」
と言われたそうなんですね。で、憤慨した叔母さんからその話を聞いたお義母さんが
「カズヤちゃんも、そんなにお嫁さんに気を使わなきゃいけないもんかしらねぇ」
って苦笑してたんだって。



・・・・・正直、私はその話を聞いて
「へー、カズヤさん、いい人だなぁ」
って思ったんですよね。でも次郎君は、そのカズヤさんの対応に納得がいかないらしいの。え、なんで?

「だってさぁ、叔母ちゃん達にとっても初孫だぞ?しかも熊本と千葉で遠くて普段は息子の顔もろくに見れないんだし、この機会に1週間ぐらいって思って当然じゃないか?それをはるばる熊本から来る両親に向かって“2泊で帰ってくれ”って・・・ちょっとあんまりじゃないか?」

そうかなぁ(--;

「でも、普通に考えて、産後・・・っていうか新生児の育児に追われてる時にお姑さんが1週間も泊まりに来たら、悪いけど正直言って鬱陶しいと思う」
「なんで?だって産んですぐは実家にいるんだぞ?(←奥さんの実家は千葉なんだって)普通は、日明けしたら自宅に戻るだろ?別に叔母ちゃん達も嫁さんの実家に泊めろって言ってるわけじゃないんだし・・・」
「だから余計にじゃないの?それまでは自分の実家で、育児もお母さんとかに手伝ってもらって家事はほとんどお任せでっていう状態で良かった訳じゃない。それが、まぁ1ヶ月ぶりぐらいに自宅に帰って、これからは育児も家事も1人でやらなきゃっていっぱいっぱいになってる所にお姑さんが来たら・・・・・それ、余計キツイと思うんだけど」
「なんで?手伝ってくれる人が実家の母ちゃんから旦那の母ちゃんに変わるだけじゃん」


・・・・・本気で言ってんのか、この人。


「無理だよ。お姑さんが来るのに、なんのおもてなしもできませんってわけにはいかないでしょ?旦那だけだったら『ごめん、今日は子供の世話で疲れたから、ご飯は適当にレトルトかコンビニで済ませて』って言えても、お姑さんが来てるんならやっぱ何かしらしなきゃって思うだろうし、やっぱ自分の親に甘えるように旦那の親にも甘えるって事はできないよ」
「でもなぁ・・・・旦那の親だろ?結婚したんなら、自分の親も同然じゃん」
「それは理屈だよ。そりゃ同じように大事にするべきだと思うしそうできたら理想的だけど、実際に20何年だか30年近く育ててもらって一緒に暮らしてきた両親と、それまで他人だった旦那の両親をまったく同じように扱って甘えたり頼ったりなんてできるわけないって」
「そりゃ難しいだろうけど、結婚した以上はそうするべきじゃないか?」
「だから“そうするべきだ”っていうのと“実際にそれができるか”ってのは別だよ」


・・・・なんか話が変な方に行き出したな。


「・・・・私はお義父さんとお義母さん好きよ?良くしてもらってるし、お義母さんは気にかけつつも適当な距離を持って接してくれるから付き合いやすいし。でも、やっぱり自分が具合悪い時に、自分のお母さんにだったら“ごめん、何か夕飯作って持ってきて〜”って甘えられても、いきなりお義母さんにそういう電話はできないもん。そういうもんなんじゃないの?嫁姑って。個々の合う・合わないのレベルの違いはあるだろうけど、それ以前の話だと思う」
「でもなぁ・・・」
「って言うかね、次郎君に限らず、世間一般の男の人っていわゆる“嫁姑”の間柄を甘く見てない?正直言って、そんな簡単に仲良くやっていけるもんじゃないと思うよ?お互いに気を使いあって、それでうまくやっていけるっていうのがほとんどだと思うんだけど。次郎君が言うように“自分の親と同様に仲良く”なんてそれってよっぽど運が良くないと無理なんじゃないかなぁ。私はまだ恵まれてる方だと思うもん」
「でもさぁ、結婚した以上は『親』だろ?そりゃ奥さんが赤ちゃんの世話で疲れてるのはわかるけど、なんでそこまでして、嫁さんのワガママ聞いてやらなきゃいけないわけ?男ばっかりじゃなくて、嫁さんだってちょっと頑張って姑と仲良くできるように努力するべきじゃないか?」


・・・・・男の人が奥さんの両親と仲良くなろうとする『努力』と、奥さんが旦那の両親と仲良くなろうとする『努力』ってちょっと違うような気がするんだけど。


「するよ?っつーかしてると思うよ?どこの奥さんでも。でも何も、初めての育児に追われてよれよれになってる時にそんな『努力』を強要しなくてもいいじゃない」
「だからそんなに大変なら手伝ってもらえばいいし、大体そんなに大変なのかどうかやってみないとわかんないだろ?」
「わかんないから来て欲しくないんだってば。思ったより簡単でちゃんと応対できる余裕があればいいけど、全然余裕ないかもしれないでしょ?それこそやってみないとわかんないのよ。ちゃんと応対できるかどうかわかんないから、今の時点では来て欲しくないと思ってるんじゃないの?」
「だったらその時に旦那から『余裕がないからちゃんとできなくてごめんな』って言ってもらえばいい話じゃん。何も来る前から『2泊で帰って』なんて言わなくてもさぁ」
「お姑さん達が来てからそう言ってもらうか、来る前に『2泊で』って言ってもらうかの違いで、結局同じ事だと思う。大体『ちゃんとおもてなしできなくてごめん』って言ったって、実際にその“おもてなし”をするのはカズヤさんじゃなくて奥さんでしょ?だったらせっかく来てもらってから申し訳ない事になるよりも、もっと受け入れる側に余裕がある時に来て欲しいって思うのは別におかしくないと思うんだけど・・・」
「でもそれじゃー叔母ちゃん達はいつまで経っても孫の顔を見に行けないじゃん。嫁さんの親は生後すぐから世話してるのに」



なんか不満げです、次郎君。


「だって叔母ちゃん達だって、本当なら産まれてすぐにでも行きたいところを、気を使って日明けまで待つって言ってんじゃん。それに、嫁さんが自宅に戻ってるとしても、実家の母ちゃんだって手伝いに一緒に来てるかもしれないんだし」
「来てないかもしれないじゃん。来てるならまだいいだろうけど、来てなかったらそれこそ“家事も育児も全部1人で”だよ?ちゃんと『いい嫁』として対応できる自信がないから来て欲しくないんじゃないかなぁ」
「なんで“全部1人”なんだよ。だからそこで叔母ちゃんに手伝ってもらえばいいんじゃん。初孫なんだし、育児で大変なのは判ってるんだから叔母ちゃんだって喜んで手伝うさ」
「だーかーらー、そこで遠慮なく“手伝ってください”って言えるかどうかなんだって。それこそはるばる熊本から来てくれたお姑さんに、そんな無遠慮にあれこれ頼めるわけないでしょー?」
「なんでだよー。旦那の親なんだから自分の親も同然だろ?」


こうなるともう平行線。


そりゃぁね、次郎君が言うように、旦那の両親にも自分の両親と同じように甘えられたらそれは素晴らしいなと思いますよ。でも、本当にそれができてる既婚女性がどのぐらいいるんだろう?

私自身は、かなり恵まれてる方だと思います。お義母さんいい人だし、強いて言うなら
「アポ無しで夕飯時に来るのは勘弁して欲しいな〜」
とは思ってるけど、別にそれも神経質になって言う程じゃないし。私がつわりできつかった時なんて、おかずを作って持ってきてくれたりして本当に助けられたもん。

でもそれでも、完全に何の遠慮もなく自分の親に頼るのと同じように次郎君の両親に頼れるかと考えると・・・・・正直、微妙よ?近い将来起こり得る事として考えてみて。たとえば子供が保育園で怪我をしたという連絡が来て、でもどうしても自分は仕事を抜けられない。その状況でどうするか・・・って考えたら、やっぱりまず最初に実家の母親に電話すると思う。で、お母さんが無理だったらお父さん(うちのお父さんは早出・遅出があるので、運が良ければ平日の昼間に家にいるのだ)。で、それでも無理だったら、そこで初めてお義母さんっていう選択肢が出てくる。

それは私とお義母さんがうまくいってないとか私が遠慮してるとかじゃなくて、逆の立場でもそうなんじゃないかな。子供が怪我をしたよって次郎君に連絡が来たら、次郎君だってまず先に自分の母親に
「ごめん、迎えに行けない?」
って頼るんじゃないかなぁ。



結局、『男と女の考え方の違いなのかな』っていうなんの解決にもなってない結論になっちゃったんだけど(苦笑)次郎君にはどうしてもカズヤさんの言動が理解できないらしい。

「昼間はカズヤさんは仕事に行ってるんでしょ?その間、新生児の世話をしながらお姑さんとお舅さんにも気を使わなきゃいけないのはキツイと思う」
「だからなんで気を使うんだって。『親』じゃん」
「自分の親と旦那の親は違うんだって」
「結婚したんだからどっちも『親』だろー?」
延々そんな感じ。


具体的に考えればさー・・・・・旦那が仕事に行って自分と子供だけになって。2人だけなら(まぁ宅配の人とか急な来客の可能性はあるけど)子供の世話に追われて1日パジャマで過ごしたっていいわけじゃないですか。でもお姑さんが泊まりに来てたら、
「やっぱ1日パジャマはまずいかな〜」
とか。

2人だったらお昼ご飯も子供の授乳の合間にぱぱっとお茶漬けとかで済ませられるけど、お姑さんが来てたら
「何か用意してあげなきゃいけないかな〜」
とか
「授乳中なのにそんな食事なんて!とか言われちゃうかな〜」
とか考えると思うんだよね。
(いや、実際、授乳中にあんまり手抜きな食事はまずいっすよ。でもどうせ夕飯は旦那のためにもちゃんと作って食べるんだから、自分しかいない昼間は適当でもいいじゃん・・・ってなりそうじゃない?)

お姑さんって、普通の来客以上に気を使う存在だと思うんだけど、次郎君にはその感覚がどうしても理解できないらしい。それが次郎君だからなのか、男の人が一般的にそうなのかはわかんないけどさ。



それとも、本当に私の考え方の方がおかしいのかな〜。




ちなみに。

結果から言えば、この論争は妙な形で決着がつきました。
「って言うかね、その奥さんと叔母さんの嫁姑の関係がどうなのかって言うよりも、単純に、あの叔母さんが1週間泊まりに来たらそれだけで大変だと思わない?」

その叔母さん、なんつーか・・・・悪い人じゃないんだけど、とにかくよくしゃべる人なんですよ。お盆やらお正月やらで何度も顔を合わせてる人なんだけど、正直言ってあの叔母さんと1週間1つ屋根の下で暮らすのは・・・・・相当しんどいと思う(^^;

実際、つい先日この叔母さんが次郎君の実家に3泊ぐらいで遊びに来たそうなんです。叔父さんが旅行でいないから、って。んでこの叔母さんはお義父さんのお姉さんなんですね。つまり、お義母さんにとっては小姑みたいな存在で。仲良くはしてるけど、お義母さんもあんまり歓迎はしてなかったもんなぁ(苦笑)次郎君もそれを知ってるから、私が上記のような事を言ったらわりとアッサリ納得してました。いい人なんですけどね、本当に。


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咲良 [MAIL]

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