金色の夢を、ずっと見てる

2005年06月18日(土) 金払って住むほどの物件じゃねぇぞ。

昨夜、ちょい久々にエリナからメール。カラオケに誘われ、次郎君は今日も仕事なので早く寝ると言ってたから、遠慮なくおでかけ。チハルとミホリンも一緒でした。

なんせスタートが遅いもんで(それぞれの仕事や家庭の事が一段落してから集まる都合上ね)カラオケで現地集合したのがもう11時近く(笑)とりあえず会うのが私の結婚式以来だったので
「その節はお世話になりました〜」
とお礼だけは言って、あとは式の感想を聞いたり裏話をしたり。


フリータイムで目一杯過ごした結果、解散したのが朝の5時(爆)もう明るくなってました。それから帰って、
「朝からちょっと早めに起きて、図面書いてから仕事行かなきゃ」
と言ってた次郎君を起こし、机に向かったのを確認してからシャワーを浴びる。新妻が朝5時半に帰ってきた事に関しては、旦那様はまったく気にしてないようです(^^;



シャワーを浴びて一息ついて、次郎君が何やら書きこんでいる図面を覗きこんで見たがさっぱりわからない。自分にわからない事をやってる人ってそれだけですごく見えるよなぁ・・・・・・なんて思ってたら
「・・・・・眠い」
「だろうねぇ」
「昨日、なんか寝てからヘンな電話かかかってきたし」

あ、そういえば、私が出ようとしてた時になんか次郎君の携帯が鳴ってたのが聞こえてたっけ。

「なんだったの?あの電話」
「それがな〜・・・・」
「ん?」
「・・・・・・家賃を払えって」
「はい!?」
家賃を払ってくれっていう電話だった」
「・・・・・・・・・誰から?」
「わからん」



・・・・・・ちょっと状況を整理します。

今、私達が新居として住んでいるのは、次郎君の親戚の持ち家です。ここ7〜8年ぐらい空家になってた築30年ちょっとの物件をタダで借りて、自分達でリフォームして住み始めました。

正確には、次郎君のお祖父さんの兄弟(大伯父さんって言うんだっけ)の所有になってるそうなんだけど、その本人はもう亡くなってます。で、多分相続税とかが面倒なんだろうな、名義はそのままになってるんですね。今は、近くに住んでる所有者のお孫さん(次郎君から見たらハトコにあたる人)が一応代理という感じらしい。ちなみにその人は結婚式にも来てくれた人です。


で、昨夜の電話というのは、要するに
「家賃を払え」
という電話だったそうなんですよ。
「・・・いくら払えって?」
「月に2万」




・・・・・・・ビミョー(--;





間取りから考えたら安いです。なんたって大小合わせて5部屋、最初は部屋じゃなかった所まで手を加えた結果、6部屋あります。一戸建てだし。

でも、築年数が30年以上経ってる事とても不便な場所にある事を考えたら、決して安くもない額。山の上の一軒家で、周囲には街灯もない、公共交通機関なんて最初からアテに出来ないような立地条件。

くわえて、私達はそこを自腹でリフォームしてるんです。もうとっくに使えない状態になってた流し台や洗面台、トイレに浴槽に洗濯機を運び出し新しい物を購入し、水周りの工事をし、置き去りにされてた不要な家具や食器類を処分して、畳も替えたし襖も替えた。障子も天井も貼りなおして、壁も床も補修した。

トータルで200万ちょっとかかってます。でもそれも、次郎君がたまたまそういう工事に関わりのある仕事をしてたおかげで、知り合いの業者さんにギリギリまでサービスしてもらったり同業者に手伝ってもらえたりしたからその値段で済んでるのであって、これを全部プロのリフォーム業者とかに頼んだらその倍では済まなかったはず。

ぶっちゃけ、リフォームする前の状態だったら、たとえ家賃がゼロでも・・・っつーか逆にお金をもらえると言われても住めねぇよっつー物件でした。

さすがに、いくら親戚の持ち家だからって完全にタダじゃぁあんまりだろうから、固定資産税を代わりに払うぐらいでいいんじゃないの?なんて話になってたんですが、どうやらそれを借りる前にキチンと決めてなかったようなんですね。


事前に決めてなかった事は自分のミスだった、と次郎君も言ってるのですが・・・・それにしたって、今更家賃を払えと言われても。だったら最初から人が住める状態にしてから貸し出すのが筋じゃないか?

しかも気になるのは、『電話をしてきたのが誰なのかわからない』ってとこ。所有者(亡くなってますけど)の奥さんじゃないらしい。
「その人だったら声でわかる」
らしいから。だからって、近くに住んでるハトコさんでもない。(その人だったらさらに間違いなくわかるはず)


・・・・・どうやら、そのハトコさんの奥さんなんじゃないかという説が最有力。


次郎君もさすがに驚いたようで、とりあえずかかってきた時は自分も半分寝てたし、アルコールも入ってたから
「これはマトモに話は出来ない」
と判断して
「ちょっとこちらから改めて電話しますから」
と言って切ったらしい。でも
「どうしても家賃を払えって言うんなら、リフォームにかかった費用を払えって言う。あと、まだ外に置きっぱなしになってる家電関係と、最初から捨ててあった外の倉庫の中身も処分しろって。家主だから家賃を払えって主張するんなら、家主としての最低限の事はしてもらわないと」
と言ってました。うん、私もそう思う。


っちゅーか正直言うと、いくらリフォームしたとはいえ(何度も言うけど)築30年以上のとんでもなく不便な場所にある家ですよ。ここに月2万払うぐらいなら、ちょっとぐらい狭くなってもいいからもっとキレイで職場に近くて便利な場所にある賃貸物件探して月に5〜6万払う方がマシ。


確かにねぇ。リフォームした今の状態を見るなら、そこそこ見られるんですよ。でも、だからってここを賃貸物件として貸し出しても誰も住まないと思う。月2万でも誰も住まないよ。それこそ次郎君なみにこの山が好きでどうしてもここの山に住みたいと拘ってる人でない限り。


朝っぱらから驚かされたものの、2人で話し合ってもどうしようもない事なので(次郎君が自分の両親も含めて相談してみるそうです)、徹夜明けの私はおとなしく寝て、入れ違いに次郎君は仕事へ。



昼頃起きて、あれこれと家の事をして、夕方からまたお出かけ。今度は会社の組合関係の飲み会です。親友社員の歓迎会と私の結婚祝を兼ねて、若手ばっかりでやってくれるという事で。

全員からお祝いとして写真立てとアルバムをもらいました。かわいい。でもうちは2人ともこっぱずかしくて式の写真を飾ったりできないタチなので(苦笑)そのうち何か違う写真でも入れてみます。


3軒目まで行って帰ってきたら、同じく飲みに出てた次郎君もあまり間を置かずに帰宅。さすがに2日続けて午前様はキツイのう。





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咲良 [MAIL]

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