| 2004年12月09日(木) |
『黒革の手帳』最終回 |
最終回でしたねぇ〜・・・・・。原作の終わり方がとても気に入らなかったのでドラマではどうなる事かと思っておりましたが。いやいや、まぁなんとか満足できる終わり方でようございました。
1時間半スペシャルという事で、『大奥』はビデオをセットしてお母さんとテレビの前でスタンバイ(笑)
極限まで追い詰められても、長谷川会長の世話になる事を拒んだ元子ママ。 「私、やっぱり嫌なものは嫌でございます」 “わたし”ではなくて“わたくし”なとこがポイントやね。かっこよかったわ〜。しかし長谷川会長も、ここまで手の込んだことしてまで元子ママがほしかったんだろうか?女として欲しかったというよりは、あぁまで頑なに1人でやり抜こうとする元子ママを屈服させてみたかっただけ・・・という感じがしなくもない。
そして安島さんと愛の逃避行。まさか車に発信機が付いてるとは思わなかったよなぁ。でも、逃げるのに自分の車を使っちゃうってのはちょっと詰めが甘いんじゃないですかね(苦笑)
結局安島さんも捕まってしまい、単身逃げる羽目になった元子ママ。流産するってとこだけは原作通りだったな。これだけは持ち出した一億円の領収書を武器に、長谷川会長に勝負をしかける。
素朴な疑問なんだけど・・・・・・あの時着てた着物って、どこから持ってきたんだろ?自宅は絶対逃げた後めちゃくちゃにされてるだろうし、金目の物はそこで根こそぎ持って行かれちゃってるんじゃないかなぁ。それとも会長、逃げた2人を追いかける事を優先して、元子ママの自宅なんてほったらかしだったのかしら。
元子ママと安島さんの別れのシーンは辛かった・・・・・・ 「私に愛人になれって言うの?」 このシーンで、あぁ本当に米倉涼子演技うまくなったなぁと思いました。ハマり役だったよね。
そして、長谷川会長から取り返した5,000万と、安島さんからもらった(手切れ金代わり?)の2億で見事にロダンを買い戻した。買い手が元子ママだと知った時の橋田の悔しがり様が実に気持ち良かったわ〜(笑)
これで名実共にロダンのママ・・・・と思ったらそこで波子か!!確かに、波子は自分では何もしてないからなぁ。警察に駆け込んでも後ろ暗い事はないわけだ。しかし、元子ママが逮捕されたら、芋づる式にいろんな人が困った事になりそうなんですけど。
気になる終わり方だったけど、原作の終わり方よりはマシでしたね。原作は本当に救いようのない終わり方だったから。それにくらべたらドラマの方が、『元子ママならなんとかしのいじゃうかも』みたいな期待も持てて(苦笑)
最終回がちょっと詰めこみすぎたかなって気もしたけど(1時間半スペシャルよりも、普通にあと2回あった方が良かったような)、毎週ハマったドラマでした。楽しませてもらいましたよ(^^)
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