金色の夢を、ずっと見てる

2004年08月11日(水) 『憎まれっ子世に憚る』で結構。生きて欲しい。

さて、今日は次郎くんと会えるはずだったんですが・・・・・・・夕方、会社を出ようとしてた時に電話。
「家に着くのが7時ぐらいかな〜」
「それからお風呂に入って来る?」
「・・・・・・いや、直接行こうかと思ってるんだけど」
「へ?直接?帰って着替えたらそのまま出てくるって事?」
「いや・・・・・・帰りに、直接」

・・・・・・・・・一応、今日の目的は、先週末に消防団の旅行に行った時のお土産があるから、っつー事ではあるのですが。でも。

「・・・・・・・・・それって、会って、お土産渡して、じゃぁね、っつー話?」
「いや、そりゃさすがにあんまりだろう。・・・・・・・・会って、お土産渡して、まぁ車の中でジュースでも飲んでちょっとしゃべって、じゃぁね、っつー事で・・・・」
「一緒じゃん!!」


結局、次郎くんは帰ってからも見積りを書いたりとか仕事があるらしいので、本当に『帰る途中にちょっと会うだけ』って事になりました。10日振りに会うのにこれかい。


本屋に寄っていくつか立ち読みして、『NANA』の新刊を買って、新井素子さんの本を1冊注文して(←知らない間にエッセイが1冊出ててショックを受けた)、家に帰ってさてとりあえず『NANA』を読もうかなと袋を開けた瞬間、次郎くんからTEL。

近くまで来たと言うので、近所の駐車場で集合。私が着いて5分もしないうちに次郎くんも到着。


まずはお土産をもらう。でも、行き先は県内の某所だったんだけど、お土産を買おうとしたらことごとく製造元が熊本(笑) 県外から来てる人が『熊本土産』として買うのならいいかもしれないけど、熊本市内から来てる人間がお土産に買った物の製造地が熊本市内だったら・・・・・・それはさすがにどうか?と思ったらしく、製造地にこだわった結果、極端に選択肢が狭まったようで(苦笑)

いいですよ、私はともかく両親が喜びましたから。そーゆーセレクトでした。


それからしばらく話す。主にお金の話。

なんか早々にこういう話をするのもやらしいような気はするけど、一番もめ事の原因になりやすい事だからちゃんと話しておきたい、と。うん、確かにそうだね。

基本は、式の費用をどう負担するか。私はごく単純に、人数割りでいいんじゃないかと思ってたんだよね。式場を予約した時の内金とか、招待状作成のために材料を買った費用なんかはその都度割り勘にしていけばいいかなぁ、と。

そしたら次郎くんいわく
「後輩の話なんだけど、披露宴の費用は全部そいつ(新郎)が負担して、御祝儀はそれぞれがもらった分をお互いに総取り。そのかわり結納金はいらないから、って言われた奴がいるんだよ」
・・・・・え?マジ?それはちょっと・・・・・あまりにも新郎が可哀相じゃない?


親からは、最初から
「金銭的な援助はできないから期待しないでね」
と言われてたから、援助がないって事は口出しもしないって事だと思ってたんだけどな。一応確認した方がいいか。


じゃぁ近いうちにその辺りも親に確認しとくね、とまとめて、次は生活費の話。

次郎くんは自営業なので、毎月の収入額にかなり波があるんだよね。言ってしまえば、『頑張った分増える』。でもさすがに生活費はそういうわけにはいかないから・・・・・・

私としては、毎月一定の額を生活費として家に入れてくれれば、後は次郎くんの好きなように使ってもらっていいかなと思ってる。仕事中にちょっとお茶飲んだりとか、手伝ってもらってる人がいたら当然その人にもおごらなきゃいけないだろうし、現場で材料が急に足りなくなったらとりあえずは手元にあるお金で買っておかなきゃいけないし。

あ、お茶代ぐらい、とか甘く考えちゃいけない。自分1人ならいいよ?でも例えば現場の手伝いに5人来てくれてたとしたら、1回(自分も含めて)全員に缶ジュースを買えば720円。午前と午後に1回ずつ休憩してその度に買えば×2で1440円。それが、その現場が終るまでほぼ毎日続くんだから。塵も積もれば・・・って感じで、結構バカにならない金額になるのよ。

そういう事を考えると、とてもじゃないけど『じゃぁおこずかいが月に○万円ね』というやり方じゃ足りないのだ。だから、例えば月に15万とか決めて、それだけ家に入れてくれたらあとはお好きなように。その月に20万稼いだのなら5万が、30万稼いだのなら15万が次郎くんの取り分になる。そういうやりかたでいいんじゃないかなぁ、と。


余分なお金を持たせるって事に関して不安がないと言えば嘘になるんだけど(変なお店行かれちゃったりとかしたらイヤだし)、頑張ってくれた分はちゃんと還元してあげたいじゃん。


ざっと考えてみただけで、生活費といったら
・食費
・水道光熱費
・電話代(家の電話と携帯両方)
・家賃
こんなとこか。

とりあえず最初の2ヶ月ぐらい手さぐりでやってみて、それからその『定額』を決めようか・・・と話してたとこで次郎くんが気がついた。


「お前の給料は?今俺の給料だけで考えてなかったか!?」



・・・・・気付かれたか(笑)


私と次郎くんとじゃ稼ぐ額が全然違うのよ。次郎くんの収入に変動があるっていっても、よっぽど少ない時以外は私の2〜3倍稼ぐの。だからとりあえず次郎くんの収入だけで計算しといて、生活費の目途がたってきたらその何割かを私の給料から出して、『定額』の余った分は貯金に廻せばいいかな〜・・・なんて考えてたんですわ。


そんな話をあれこれしてて、気がついたらもう1時間半ぐらいたってる。いい加減お腹も空いてきたし、ってわけで解散。今日は残念ながらキスだけ。本当はぎゅーって抱きつきたかったんだけど、仕事帰りで汗くさくて汚いからダメと却下されました(笑)

かわりに、15日に県北である花火大会に一緒に行ける事になりました♪その日こそ浴衣を着よう!



帰って、ご飯食べて、テレビ見てから部屋でのんびりしてたらA嬢からメールが。



大学時代にお世話になった先生が入院したという連絡でした。恰幅が良くて、生徒と飲むのが大好きで、いつも言いたい放題持論をぶち上げて、生徒の就職や転職・仕事の相談に惜しみなく時間を裂いてくれたM先生。数日前に急に倒れられて、そのまま大学病院に緊急入院。




病名は、『悪性リンパ腫』


・・・・・・それって、命に関わる病気なんじゃなかったっけ?


A嬢からのメールを3回ぐらい読み返し、速攻で電話。

A嬢のとこには、大学の他の先生から連絡が回ってきたらしい。A嬢いわく
「T先生の口ぶりから察するに・・・・結構シャレにならない感じだった」
A嬢とは日程の都合がつかなかったので、K賀ちゃんとM里と一緒に金曜の夕方にお見舞いに行く事にしました。

治療が始まってしまえば、体力も消耗するし、副作用なんかもあるかもしれない。そうなったら先生自身が人と会いたくなくなるかもしれないから、少しでも早く・・・と検討した結果です。


調べてみたら、癌や血液関係の病気の中では、比較的寛解率の高い病気らしいです。発見された時の進行具合や転移の有無などによって差はあるものの、平均すると半分近くの人が完治できる病気だと・・・・。

式にも呼ぶつもりの先生です。ぜひとも治って頂かないと。絶望するにはまだ早いはず。

治らない病気じゃない。

治らない病気じゃない。

治らない病気じゃない。


大学時代の恩師は、既に2人が不帰の人となっています。O先生、N先生、まだM先生を呼ぶには早すぎますから。まだダメですよ。お願いしますよ。


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咲良 [MAIL]

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