金色の夢を、ずっと見てる

2004年03月09日(火) 『別離』ってのはマミちゃんの事だったのかな?よかった、凛ちゃんとじゃなくて。

『僕と彼女と彼女の生きる道』

可奈子に凛ちゃんを育てさせてやって・・・と泣きながら頭を下げた美奈子ママ。

なんだかな〜・・・って感じでしたね。1人の母親として娘(可奈子)に味方してあげたい気持ちはわからなくもないんだけど・・・・・ちょっとムシが良すぎるんじゃないかな。徹朗パパがどんなに変わってきたかを近くで見てたくせに、それを可奈子さんに話そうともしないでひたすら可奈子さんの味方になる美奈子ママ・・・母親ってそういうもの?

審判での可奈子さんにも、正直言って私はあんまり同情できなかった。徹朗さんが夫として、父親としていかに酷かったかをあげつらっておいて、弁護士さんに
「でもその徹朗さんの所に娘さんを置いて行ったんですよね」
と突っ込まれると
「言い訳はしません。でも後悔してるんです。もう二度としません。凛の母親でいさせて下さい。他には何もいりませんから・・・」
と涙をこぼす。

しょーーーーーーーじきに言っていいですか?

私はあの時、徹朗さん側の弁護士さんと同じ事を考えました。

なんかさぁ・・・そこで泣いちゃうのはずるいと思うんだよ。涙が出てくる気持ちはわかるよ。でもそこで泣いちゃったら、その涙は明らかに『女の武器』としての涙だよ。

とにかく離婚したかった、親権については自分の仕事が落ち着いてからどうにでもできると思った・・・って可奈子さんは言うけど、親権変更ってのがどれだけ大変な事かってのは調べればすぐわかる事だよ。大体
「母が引き取って育てると思いました」
って言うけどさー、だったら最初から自分が親権を取っておいて、それからお母さんに預ければよかったじゃん。確かに離婚した時の可奈子さんは無職だったから、その点だけは親権争いに不利だったかもしれないけど、離婚当時の徹朗さんなら別に揉める事もなく可奈子さんに親権を渡したと思うよ。

なんか、可奈子さんの言動のいちいちがうさんくさいんだよ。どの言葉も、涙も、本心からの物とは思えないの。徹朗さんに感情移入してるから可奈子さんに厳しくなっちゃうのかなぁ。

徹朗さんの浮気に関しても・・・・
「大山さんが気付いてなかったとでも?」
って可奈子さん側の弁護士さんが言ってたけど、いやむしろたった1回の浮気に気付いてた方が怖いと思うのは私だけ?しかし徹朗さんも、もうちょっとすっとぼけようよ(笑)あっさり認め過ぎだよ(^^;

ゆらさんが今回も頑張ってました。深入りし過ぎだ、と言う友達に対して
「距離をおいて付き合うような事したら、凛ちゃんは誰を信じていいのかわからなくなってしまう」
・・・ゆらさん、過去に何かあったんじゃないか?と思ったそばから
「・・・私のように」
なんかあったんだな、やっぱり(‐‐;

徹朗さんに失恋してしまった事で小柳親子と距離を置くようになってしまうんじゃないかと心配してたんだけど、ゆらさんは強いね。

しかしゆらさんと可奈子さん、2人の『元モデル』が対峙するシーンはなんかゴージャスだったね(笑)

義朗パパが家に来た時も、
「凛とどう接していいかわからないんだ」
と思わず不安をこぼした義朗パパに
「大丈夫だと思います。凛ちゃんのお父さんも、最初はどう接していいかわからなかったのにあんなに仲良くなれましたから」
と元気づけ、とどめが
「凛ちゃんを呼んできて頂けますか?凛ちゃんのおじいちゃん」
だもん。ゆらさん、カウンセラーになれるよ(笑)凛ちゃんの部屋の前でボタンを止め直したり咳払いしてみたり、妙に緊張してる義朗パパがかわいかった

マミちゃんがきちんと気持ちにケリをつけられてよかったなぁと思います。徹朗さんの態度がちょっと冷たいんじゃないかってぐらいアッサリしてたけど、審判の事でいっぱいいっぱいなんでしょうね。それにしても、マミちゃんは徹朗さんのどこがそんなに好きだったんだろう・・・・だって、今でこそあんなだけど、最初の頃の徹朗さんってひどかったよね?会社でも岸本くんとかに相当キツイ事言ってたしさ。マミちゃんは徹朗さんのどこに魅かれてそんなに長い間好きだったんだろう。不思議だな〜。

宮林さんと岸本くんの会話も、なかなか深いものがありました。確かに、辞めた職場の人って付き合いなくなるよね・・・でも、少数だけど続いていく人もいるんだよ。私いるもん。最初の職場で仲良かった子と、今でも時々一緒に遊んだりしてる。宮林さんにとって徹朗さんは(そして徹朗さんにとっての宮林さんも)そういう存在になっていくんだろうね。

可奈子さんちにお泊まりして帰ってきた凛ちゃんと徹朗さんの”ベッドにボーン!!”のシーンかわいかった(笑)でも動物園で、前に徹朗パパと2人でペンキついちゃって大笑いしたベンチに今度は可奈子さんと座る凛ちゃん・・・・あの時の凛ちゃんの複雑な表情。すごい子役さんだな〜・・・と改めて思いました。

しかしなんと言っても今回のツボは義朗パパの手紙!前回の
「オヤジみたいにはなりたくない」
という徹朗さんの言葉を受けて、義朗パパも少しづつ変わり始めてます。息子のために、そして孫のために何が出来るかを考え、行動に移す。徹朗さんの
「おふくろ、幸せだったんじゃない」
という言葉に、息子の前で涙を見せた・・・来週あたりスーツじゃないかっこしてるかも(^^)

徹朗さんはこのまま洋食屋さんに落ち着くのかな。ニンジン剥いて、とか言われてなんか嬉しそうだったし・・・
「できます、見てましたから」
門前の小僧、ってやつですか?そしたら凛ちゃんにもカレー以外の物も作ってあげられるようになるかもね(笑)

ゆらさんの
「眠るまでお付き合いしますよ」
にはぎょっとさせられました(汗)ど、どうやって・・・?とか思ってたらなんか寝室でぼそぼそ話し声がするよ!添い寝でもしてるの!?・・・・・・・・・んなわけないですね(^^; 電話かぁ。どうでもいい話をしながら段々返事が曖昧になっていく徹朗さん。眠りそうだな・・とわかってて、わざと本当にどうでもいい話を引き延ばしてあげるゆらさん。受話器越しの寝息に
「おやすみなさい」
と優しく呟いて電話を閉じたゆらさんはとても穏やかな顔で。

徹朗さんの恋人になりたい、とか凛ちゃんの母親になりたい、とは思ってないであろうゆらさん。ただひたすら、この親子が幸せになってくれればいいと願い続けている。それって考え様によっては究極の母性では・・・?


先週の予告であった凛ちゃんのお風呂シーンってありましたっけ?最初の2〜3分を見逃してるのでそこでだったの?とか思ったんだけど。来週の予告でも凛ちゃん、
「凛はお父さんのお嫁さんになります!」
なんて父親殺しな事言ってたしさ(笑)このドラマって予告の作り方うまいよな〜。



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咲良 [MAIL]

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