| 2004年01月20日(火) |
「僕と彼女と彼女の生きる道」凛ちゃん役の子役さん上手いよね。 |
危うく泣いてしまうとこでしたよ・・・・『僕と彼女と彼女の生きる道』
なんか見てて嬉しくなってきました。徹郎さんがどんどん父親らしさに目覚めていきますね。レーズンパンをどっちを買おうか迷って結局両方買っちゃう所とか、泣いてる凛ちゃんを”とりあえず”抱きしめてみた所とか。
以前の・・・というか、最初の徹郎さんだったら、どっちのパンを食べようか迷ってる凛ちゃんを見ても 「食べたくないなら食べなくてもいいよ」 ぐらいにしか考えなかったと思うんですよ。父親らしくしてみよう、と努力してる今だからこそ”迷ってるんだ”と気付いてあげる事ができた。
凛ちゃんが(ハーモニカを本番で失敗しちゃったのが悔しくて)泣きだしちゃった時も、以前だったら 「何があったんだ、泣いてるだけじゃわからないだろ」 みたいな事を言いそう。でも今回は抱きしめてあげる事ができた。
間違い探しで、1つ見つかると続けて2つ3つと見つかる事あるじゃない?今の徹郎さんってそういう状態なんじゃないかな。凛ちゃんに何をしてあげられるかなって考えて、最初の一歩はゆらさんの手を借りたけど(ハーモニカを一緒に、ってとこね)、そこからは自分で動きだしてる。
融資先の社長さんに 「うちの娘も、パンを迷ったりして・・・」 って話してる徹郎さんがすごく楽しそうでびっくりした。なんか今回の徹郎さんの変化は目を見張るものがあったなぁ。
ピザを食べてて2人同時に『落ちる!』って叫んだ後の2人の表情よかった。思わずちょっと笑っちゃって、でも”あっ、笑っちゃった”みたいな微妙な空気。そのシーンがあったから、動物園で2人してペンキ塗りたてのベンチに座っちゃって大笑いしちゃうシーンがより際立ったよね。
最後の 「うちでお父さんと暮らそうか」 と言った徹郎さんに凛ちゃんが 「はい」 と答えたシーンで泣きそうになりました。その前に朝から 「どこかでかけようか」 と徹郎さんが誘った時には 「いいんですか?」 と一応遠慮してみた凛ちゃんが、そこでは迷わず 「はい」 と答えた。2人で大笑いしあった事で心の距離が少し縮まった事を、子供なりに肌で感じたんだろうな〜。その後初めて手をつないで歩いた2人の後ろ姿・・・ジーンとしました。
最初は、手放すまでの1週間少しは父親らしくしてみようっていう義務感で行動し始めた徹郎さんが、凛ちゃんへのいとおしさを感じる事で自然と”父親”になっていけるような気がする。
これから多分いろいろ大変な事も出てくると思うんですよ。だって今まで全然子育てに参加してなかったらしいから。でもそれを徹郎さんがどう乗り越えて頑張ってくれるのか、ですよね。
動物園でライオンの声に2人一緒にビクッとしちゃったりとか、徹郎さんが初めて凛ちゃんの歩くペースを気にしてみたりとか、ぶつかりそうになった自転車に怒ってみたりとか、初めて同じテーブルで食事をしたりとか、そういうちょっとしたシーンが生きてて、本当に目が離せないドラマですね。今期1番ハマりそうです。
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