イージョー☆ライダー日記
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| 2004年06月10日(木) |
教習9時間目〜今までの復習&見極め!〜 |
いよいよ一段階の見極めです。
前回ほめられたので、良い気分でバイクにまたがったじょりぃ。 まずは慣らしで外周3周。
ふむ。 良い感じです。
「じゃ、まだ見極めはしないから、コースを自分で走ってみて。見られると緊張するだろうから、オレは見てないから、のびのびとね」
ありがとうございます教官。 またもやいつものK教官。 そして教官。 恩着せがましい言い方してますけど、そういうときにアナタがせっせと携帯でメール打ってるの、ワタシ知ってるんです。 気楽でいいんですけどワタシも。
まずは一本橋。
スタートしてすぐに落下。
まずい。 かなりマズイ感じ。 感覚を忘れてます。
他はOK。 あ、坂道でエンスト1回しました。 これも前回初めてやったときは調子よかったんだけどな。 今日は感じがつかめません。 今日のバイク、なんだかクラッチのつなぎが悪いような気もします。
でもワタシにそんな細かいことがまだわかるはずないし。 きっと実力不足をバイクのせいにしようとしてるんだわ。
一周して戻りまして。
「じゃ、見極めするね」
ドキドキ。 一本橋どうしよう。
ぶいーーーん。
落ちました。
教官の怒声。
「落ちちゃダメだよ!」
わかってますよ!
「一本橋できなきゃ、見極めやれないよ! タイムなんか気にしてる場合じゃないよ! 落ちるの、最低だよ!」
ぐすん。 わかってるもん。 しかも、タイムなんか気にしてる余裕、ワタシにはないもん。 単純に、バランス取れなくて落ちちゃうの!
本日のワタシには、問題がもうひとつ。
S字に入る前の左折〜右折がぎごちなくて転倒したのは、前回の日記でも報告どおりなのですが。 今日もここがネック。 左折〜右折〜S字の操作に気が行ってしまって、ウインカーを消し忘れます。
ここでも怒声。
3回目から、一本橋は感じを取り戻したのですが。 ウインカーの方は、5回やって、5回とも、同じ場所で消し忘れます。 そのたびに、戻ってからエライ勢いで怒られるワタシ。
「どうして何度言ってもウインカーつけっぱなしなんだよ!」
ワタシも知りたいです。 ていうか、こんなに怒られて、悔しくて、今度こそ!と思うのに、なぜできないのか。 なんか、心理学でありましたよね。 「失敗しないようにと思うと、同じ失敗を繰り返してしまう」というヤツ。 あの罠にはまったじょりぃ。
「消す気あるの?!」
ありますよ! こっちは見極めがかかってるんですから!
と、怒鳴り返したいけど、消せてない事実の前にはなんの申し開きも出来ず。
「スミマセン・・・」 「いい? 次にウインカーミス、一度でもやったら、見極めやらないからね。他がパーフェクトにできても、そんなことができないようじゃ、もう全然話にならない」 「・・・はい」 「じゃ、行ってきて」
ウインカーウインカーと念じながら、まずはワタシにとって最難関の一本橋。 これ落ちても見極めくれないって言ってたしな。
クリア。
スラローム。 クリア。
クランク。 クリア。
で、S字。 ウインカーウインカーウインカー。 めんどくせえ。 曲がりきる前に切っちまえ。
クリア。
坂道発進。 クリア。
各種交通法規、安全確認。 クリア。
指定場所に停車。 クリア。
ウインカー切って。
どうだ!!!!!
「んー。 大丈夫だね。 安定してた」
ほっ。
「ホントはさー、ウインカー切り忘れたから見極めやらない、なんてことはないんだけどさ。 ああでも言わないとできなかったでしょ?」
はい。 たぶん。
「バイクにとって大事なのは、周りへの意思表示なんだよ。 それが身を守ることにつながるんだよ。 ウインカー、ないがしろにしないでね」
はい。 ていうか、さっきは「鬼!」と思ったK教官でしたが、いつも結果的にはこのように「めでたしめでたし」になるので、たいしたものでございます。 ワタシの性格だと、優しすぎる教官では上達しないかもしれないな、なんて、このときに思いました。
「次から二段階なんだけど、今日、次の時間は予約取った?」 「いえ。取れなかったんです」 「じゃ、オレ事務所にかけあってやるからさ。それでキャンセル待ちが取れるようなら、シミュレータ受けていっちゃって」 「はい」
てなわけで。 晴れて第一段階卒業です。 自分の予想を裏切って、オーバーなしでした。 このあと、第二段階の一現目、シミュレータ教習でございます。
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